出汁加減は良いんだけどなぁ・・・。 |
ミスター太郎
SHOP DATA | ||||
住 所 | 静岡県静岡市駿河区小鹿3-8-10 | |||
電話番号 | 054-285-1340 | |||
営業時間 | 11:00〜15:00(月・水〜日) 17:30〜1:00(月・水〜日) | |||
定休日 | 火曜 | |||
席数 | カウンター9 座敷36 | |||
駐車場 | あり | |||
緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'13.9'' E138゚25'05.7'' | 地図を見る | ||
最寄駅 | ||||
取材日 | 2002/02/24 | その他の情報... |
メニュー
- とんこつラーメン
- 600円
- とんこつチャーシューメン
- 750円
- 正油とんこつラーメン
- 600円
- 正油とんこつチャーシューメン
- 750円
先日の話である。リカバリーとして元祖九州じゃんがらラーメン静岡店と言うラーメン店を取材した時の真の目的の店が今回取材したミスター太郎である。この店は「静岡激うまラーメン」からのセレクトであるのは、じゃんがらラーメンの取材記でも記した覚えがある。「静岡激うまラーメン」からの店ももう何軒まわったであろうか。静岡県東部を制覇した今、中部も制覇してやろうとせっせと三島から静岡、掛川辺りまで毎週のように遠征している今日この頃である。(もちろん、この場合の「制覇」とは、とんこつ、とんこつ醤油を扱っている店のみに限定されるが…。)
今回のミスター太郎。実はリカバリーである。今日の真の目的は「豚豚」と言う店で取材予定店にも記載されている店である。しかーし!やってなかった。(泣)
仕方がないのでミスター太郎へ向った次第であった。
店はお世辞にも広い通りに面した立地ではない。駐車場が店の裏にあるので入庫しようとしたが、店の横の道が激狭い。そこへ店から店主らしき人がやって来た。
「うちに来るの?」
「えぇ、そうですが?」
「じゃあ、こちらへどうぞ」
店主は走って数十メートル離れた駐車場を案内してくれた。そこは普通の駐車場でとても入り易い場所であった。
入庫を済ませた私は早速店へ入店。カウンターと座敷の構成だが、ちょっとおもしろい構造のお店だ。カウンターと座敷の間に厨房の通路があるのだ。言葉では判りにくいので是非、自分の目でお確かめ下さい。オーダーは口頭。とんこつラーメン目当てに来たのだが、とんこつ醤油ラーメンもある。しかし、今回は普通のとんこつラーメンにしてみることとし、チャーシューメンをオーダーした。すると…
「にんにくと油はどうしますか?」
とんこつ系のラーメンはにんにくと油を入れるか入れないかをセレクト出来るらしく、メニューにもその旨が記載されていた。今回は両方とも入れてもらうこととした。
店の主人はとても人懐っこい感じの方で好感の持てる人物。座敷で食べているお客さんも常連さんのようだ。後から入ってきた男性客(タクシードライバー)も常連らしく、親しく話をしていた。町のラーメン屋さんと言う雰囲気だ。先ほども話したが、店も路地に入った立地で、ご近所さんの評判も良いのであろう。
「とんこつチャーシューメン、お待ちどうさまでした。」
運ばれてきたラーメンは、「なんちゃって」では決して出ることのない出汁具合が表面を覆う。早速スープをすすってみた。
塩加減が多少キツ目のスープはコクは非常にあるが、脂の甘味を感じることは出来なかった。紅しょうが様は最初からは乗っていることはなく、カウンターに用意されていた。入れ放題であるが今回は入れる必要はないだろう。
麺は中細ストレート麺。多少硬めの茹で加減はさすがである。シコシコとした食感が気持ちいい。何より量が多く、自分的にはちょっと苦しい。
具はチャーシュー、メンマ、わかめ、ネギ、すりゴマ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。適当な歯応えのあるもの。しかも厚切りである。すりゴマは完全にすり潰されていて、スープに多少のコクを与えている。
スープ表面を見ていて、風風ラーメンのスープを思い出した。あの出汁加減。最近はご無沙汰である。もう少し、塩だれの量を薄めに出来たらクリーミー感のあるスープになるのであろうと思うと残念でならない。スープはかなり良い感じのものがあるので、その出汁加減を殺さない塩だれの加減がキーポイントになるのではないかと感じた。
接客や店の雰囲気、味などの総合的な部分では非常に満足できる一杯であった。
今回のミスター太郎。実はリカバリーである。今日の真の目的は「豚豚」と言う店で取材予定店にも記載されている店である。しかーし!やってなかった。(泣)
仕方がないのでミスター太郎へ向った次第であった。
店はお世辞にも広い通りに面した立地ではない。駐車場が店の裏にあるので入庫しようとしたが、店の横の道が激狭い。そこへ店から店主らしき人がやって来た。
「うちに来るの?」
「えぇ、そうですが?」
「じゃあ、こちらへどうぞ」
店主は走って数十メートル離れた駐車場を案内してくれた。そこは普通の駐車場でとても入り易い場所であった。
入庫を済ませた私は早速店へ入店。カウンターと座敷の構成だが、ちょっとおもしろい構造のお店だ。カウンターと座敷の間に厨房の通路があるのだ。言葉では判りにくいので是非、自分の目でお確かめ下さい。オーダーは口頭。とんこつラーメン目当てに来たのだが、とんこつ醤油ラーメンもある。しかし、今回は普通のとんこつラーメンにしてみることとし、チャーシューメンをオーダーした。すると…
「にんにくと油はどうしますか?」
とんこつ系のラーメンはにんにくと油を入れるか入れないかをセレクト出来るらしく、メニューにもその旨が記載されていた。今回は両方とも入れてもらうこととした。
店の主人はとても人懐っこい感じの方で好感の持てる人物。座敷で食べているお客さんも常連さんのようだ。後から入ってきた男性客(タクシードライバー)も常連らしく、親しく話をしていた。町のラーメン屋さんと言う雰囲気だ。先ほども話したが、店も路地に入った立地で、ご近所さんの評判も良いのであろう。
「とんこつチャーシューメン、お待ちどうさまでした。」
運ばれてきたラーメンは、「なんちゃって」では決して出ることのない出汁具合が表面を覆う。早速スープをすすってみた。
塩加減が多少キツ目のスープはコクは非常にあるが、脂の甘味を感じることは出来なかった。紅しょうが様は最初からは乗っていることはなく、カウンターに用意されていた。入れ放題であるが今回は入れる必要はないだろう。
麺は中細ストレート麺。多少硬めの茹で加減はさすがである。シコシコとした食感が気持ちいい。何より量が多く、自分的にはちょっと苦しい。
具はチャーシュー、メンマ、わかめ、ネギ、すりゴマ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。適当な歯応えのあるもの。しかも厚切りである。すりゴマは完全にすり潰されていて、スープに多少のコクを与えている。
スープ表面を見ていて、風風ラーメンのスープを思い出した。あの出汁加減。最近はご無沙汰である。もう少し、塩だれの量を薄めに出来たらクリーミー感のあるスープになるのであろうと思うと残念でならない。スープはかなり良い感じのものがあるので、その出汁加減を殺さない塩だれの加減がキーポイントになるのではないかと感じた。
接客や店の雰囲気、味などの総合的な部分では非常に満足できる一杯であった。