味噌とガーナチョコの劇的な出会い
めんやむさし ぶこつ
麺屋武蔵 武骨

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SHOP DATA
住  所東京都台東区上野6-7-3
電話番号03-3834-6528
営業時間11:30~20:30(月~日)
定休日無休
席数カウンター12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚42'20.4''
E139゚46'44.9''
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最寄駅御徒町駅(JR山手線)
仲御徒町駅(東京メトロ日比谷線)
取材日2009/01/31その他の情報...

メニュー

味噌ガーナ(限定数20 2009/2/15まで)
850円
白 武骨ら~麺
750円
白 武骨味玉ら~麺
850円
白 武骨チャーシュー麺
1190円
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取材歴

2005/05/03  取材分

先日のこと。
勤務先での昼休み。システムインテグレータのT氏が私に話しかけてきた。
「味噌ラーメンとガーナチョコを合体させた味噌ガーナって知ってます?」
初耳だった。ネットで公開されているその記事に店の名も記載されていた。やはりと言うべきか、麺屋武蔵系列の武骨と言う店だった。麺屋武蔵は都内に数店舗を構える程に成長した有名店である。また限定と称してこれまで色々なラーメンを創造し私達を楽しませてくれている。
今回はバレンタインも近いと言うことで「お口の恋人」であるロッテとコラボして完成したのがこの「味噌ガーナ」と言うラーメンらしい。ラーメン界にその名を馳せる大崎氏のブログでも早速そのレポが公開されていた。
先日から何度かこの場を借りて言ってきている事だが私はネタラーメン好きである。本日一杯目の取材先として「くるり」と言う店で味噌ラーメンを食したのだが実は!この店を取材するための伏線であることは言うまでもない。普段はあまり食べることのない味噌ラーメンを態々ネタとして食べるのだ。『どうせなら一日中、味噌ラーメンだけも悪くない』と考えてしまったバカな私。そうです。読者の皆さんが喜んでもらえるなら、ダイエットもする、深夜バスにも乗る、キャバクラにも行くのである。(皆さ~ん、楽しんでもらえてますか~)
でだ。今回の味噌ガーナであるがちょっとだけハードルが高い。提供数が20食で提供時間が午後の2時からなのである。仮に夜の取材とする場合、限定20食が残っている筈もない。じゃあ2時から食すと考えた場合、朝飯を食べない私は午後2時までは何も食わずにいなければならない。折角東京に来ていることを考えれば午前中に一杯行っておきたくなるのは人の常。実食した人達のブログなどを拝見していると意外と5時過ぎ位まで提供数が残っていると言う話も聞く。
そこで私は考えた末、昼に「くるり」で一杯食べ、3時過ぎ位に「味噌ガーナ」と言う作戦に出た。しかし、この作戦が後々、計算違いを起こすことになるのである。
東京に向かう電車。いつものように鈍行を利用しているのであるが、昨夜からの雨混じりの強風でダイヤは結構乱れている。更に東海道線は踏切事故により途中で停車を余儀なくされた。午前11時半過ぎに到着する予定は20分ほど遅れたのである。加えて覚悟はしていたものの、「くるり」での大行列に一時間を費やし、食べ終わった時点の時計は午後1時過ぎを指していた。しかも、もやしタップリの味噌ラーメンは40過ぎのおっさんを直撃し、なかなか腹が空かないのである。
くるりを食べ終わった私は差し当たり御徒町駅に移動した。全然腹が空いていないので取り合えずドトールに入り、携帯端末で先ほどの取材記を書いて時間を潰すことにした。
 
1時間後。時計は午後3時過ぎ。腹は相変わらず空く気配を見せない。少しだけアメ横を散策した。時間ばかりが過ぎていく。残り数が気になった私は店に電話してみることにした。
「味噌ガーナって今日の分、まだありますか?」
「まだ10食ほど残っています。後1時間くらいは大丈夫かと思いますよ」
この言葉をそのまま受け止めると午後4時半位までは何とかなりそうだ。しかしだ。あくまで予想であり、限定は早い者勝ち。残っている内に行くに越したことはない。しかし、腹は空いていないし…。ダメだ。どこかで諦めなくては。ラーメン一杯食べるのにこんなに決意が必要なのも初めてである。折角の限定品を腹が一杯で美味しく食べられないと言うのは作り手に対しても失礼なことである。スープは残しても麺と具だけはせめて完食出来る腹の空き具合と自信が必要である。
『ええい、ままよ!』
意を決して店に向かうことにした。この時点での時間は既に午後3時45分だ。
店内に入るとお客でほぼ満席。午後4時になろうとしているのにこの盛況ぶりは流石としか言いようがない。券売機には味噌ガーナの文字が。売り切れを示すランプも消灯していて一先ずは安心した。味噌ガーナをオーダーした。空席の関係で一度外に出てから別の入り口から再入店。この席は4年前に来店した時と同じである。調理台が望める絶好のポジションだ。
厨房観察。
通常のラーメンが白い丼に対し、味噌ガーナのそれは真っ赤な色をした特別なものだ。味噌ダレ、山椒らしき粉末が投入され、ご自慢のとんこつスープが注がれる。4年前と同じく、大声をあげてのパフォーマンス的な湯切りも今も健在である。
そしてトッピングが盛られてラーメンが完成した。提供時に店員の方から…
「最初から混ぜずに先ずはスープだけをお楽しみください。その後。トッピングのチョコが溶け出して甘めの味噌スープに変わりますので」と説明付きである。郷に入らずんば郷に従え。先ずはスープ単体をすすってみた。
ベースのスープは前述の通り、とんこつを軸にした乳化度合い高めのとんこつスープ。そこに赤味噌と白味噌をブレンドした味噌ダレを合わせてある。くるりのそれと比較すると味噌風味が立っていて若干濃い目の味付けになっている。投入された粉末によるスパイシーさも手伝っていてキレのある味付けである。もちろん、この後の変化に対する伏線であるのは言わずもがなである。
麺は平打ちの太麺。かん水の量、加水率共には標準的な印象を受けた。昼のくるりの取材記にも書いたが所謂サッポロ味噌ラーメンに使用されるようなテカテカした麺肌ではない。他のラーメンの麺は明らかに平打ちではないことから味噌ガーナ専用の麺のようだ。それが証拠に通常のラーメンのオーダーと同タイミングで麺が投入された場合、味噌ガーナだけは提供が後になる。それだけ茹で時間が掛かるのであろう。
具は豚挽き肉、しめじ、エリンギ、しいたけ、ガーナチョコ。チャーシューの類は乗らない。豚挽き肉はチョコ味になっている。(もちろん、ガーナチョコで味付けだろう)単体で食べると笑っちゃうくらい甘い。3種のきのこはソテーしてあるようだ。ガーナチョコはちゃんと「Lotte」の文字が確認できる。正真正銘のガーナチョコである。
淡々とラーメンの内容を観察しているように思えるがやはり腹はキツく、しかも後半は味噌スープが段々と甘くなっていく。水を飲まずに食すのは難しい一杯である。味は悪くないが腹が空いていない状態でラーメンを食べたのが久しぶりで「私は連食は無理」と言うのを改めて感じた。
ダイエット記でも書いた記憶があるのだが私は仕事中もたまに甘いものを食べる。たまたまであるが私の机の中には現在、ガーナエクセレントが入っている。ロッテのチョコの中でも非常にミルキーで甘い部類に入るガーナチョコ。
実は行きの電車で郷土静岡が生んだタレント、長澤まさみさんを起用して「ガーナで手作りチョコ!」的な中釣り広告を見ていた。味噌ガーナを食べておいて何だがもう少しビターなガーナブラックと出会えなかったのだろうか?無理か…

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