これはこれでイケるかも…
めんや なかがわ ほんてん
【移転】麺屋 中川 本店

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~14:30(月・水~日)
17:30~21:00(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター13
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'10.1''
E138゚53'39.6''
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最寄駅
取材日2004/06/30その他の情報...

メニュー

油そば
650円
正油らーめん
600円
チャーシューめん
800円
味玉らーめん
700円
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取材歴

2004/01/07  取材分

それはいつもと変わらぬ一日の始まりだった。私の起床は6時半。目覚しテレビを見ながら身支度を整える。いつもと変わらない朝の風景だ。
しかしだ。唯一、違う点は空模様である。朝から雷が鳴っていて、結構近くに落ちているような感じだ。
「こんな中、出勤かぁ…」
朝からブルーだ。
家を出発した私は伊豆箱根鉄道に乗り三島へ。そこからJRに乗り換え静岡へ向かうのだが、やはり今日は穏やかな一日ではなかった。
「キキーッ!」
「キャー!」
三島へ向かう電車がいきなりの急ブレーキ。車内はちょっとしたパニック状態だった。もう2年以上、乗っているこの電車がここまで強くブレーキを掛けたのは正直、初めてだった。
「お客様にお知らせします。ただ今、線路上の信号機が停電のため、急停車いたしました…」
何と言うことだ、三島駅まで後200mほどだと言うのに…。ちなみに伊豆箱根のホームからJRのホームに渡ると既に静岡行きの電車がホームに来ていると言う微妙なタイミングの中、毎日乗り換えをしている私にとって、この停車は致命的。いつもの電車は諦めざるを得ないだろう。
JRのホームに降り立った私。次の電車は7時40分の浜松行き。しかし、この電車では10分ほど間に合わない。
「仕方がないか…」
遅刻を覚悟した私はホームで次の電車を待った。そしてホームではこんな放送が…
「お客様にお知らせします。ただ今、由比・蒲原間の水位計が警戒域を越えたため、列車の運行を見合わせています。」
電車は遅れてやって来た。いつ、再開するのか判らない運行を待つ事にした。
 
2時間後。時間は既に9時半になった。依然、放送は「運行の予定は未定です。」と繰り返すばかり。既に新幹線も止まっていて八方塞りだ。
仕方なく静岡に電話をし、今日の出社は諦めてもらった。仮に行けたとしても、この雨がいつまで続くのか?判らない状況では帰って来れるかも疑問である。そう考えた私は上司に事情を説明し、有給休暇を取る事としたのだった…
 
そうなると昼飯は家で食べるか?外へ出るか?と言う選択を迫られる事になる。そんな矢先、掲示板の常連さんである風さんが情報を募集するカキコをしているのを思い出した。
「麺屋中川の油そばというメニューが気になって…(以下、省略)」
それなら、私が返信してやろうじゃないか!早速、取材を開始した。
麺屋中川は自宅からそう遠くない。車を使えば10分以内の距離だ。雨はまだまだ時折激しく降っている。若干濡れながらも現着である。
私は中川では必ず入り口から一番近い席へ座る。見渡しの良いベストポジションだ。オーダーは口頭。油そばをオーダーした。
雨の関係か?お客の入りは良くない。私ともう一人、初老の女性が麺をすすっていた。久しぶりの中川に少しだけ期待する。私の中ではヒットの店だ。先日の喜八郎同様、ここの店主夫妻も若い。頑張って欲しいものである。
カウンターには「油そばの食べ方」的なものが置いてあった。よくかき混ぜ、取り合えずそのまま食べて、後は好みで酢、ラー油を入れなさいと書いてある。それに習ってみることとした。
そして油そばがやって来た。早速スープを… おっと、スープはなかったんだ。仕方がないのでよ~くかき混ぜて、麺をすすった。
醤油ダレ、ラー油あたりを混ぜ込んだベースのタレは、塩気、酸味、辛味、そして油のコクが複雑に絡み合う。スープに浮いていないので「ツルツルーっ」とは行かないが、それであるが故に麺と絡んだタレを「モグモグ」とする行為が嫌でも要求される。しかし、その行為が逆にそれらを口の中に留める役目を果たし、結果として味わう時間を与えてくれる。私はほとんど油そばと言うものを食べないが『これはこれでイケるかも』と改めて実感させられた。
具はチャーシュー、半身の味玉、メンマ、白髪ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。餃子の鉄板で焼いてから供される。白髪ネギには少量の七味唐辛子が添えられるが、それほど強烈な辛さではない。辛いものが苦手な私が完食したのだからその程度が想像できるだろう。(出来ないか?)
私が食べ終える少し前。一人の客が入ってきた。油そばを大盛りでオーダーしていた。
意外なほど、スルッとおなかの中に入ってしまった。何だか完食感が薄い。何となく、その客のオーダーが判ったような気がした。油そばは大盛りの方が良さそうです。皆さんも是非、大盛りで挑戦してみてください。

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