店舗リニューアルした三島の人気店
あじのしゅうちゃくえき じろちょう
味の終着駅 次郎長

photo

SHOP DATA
住  所静岡県三島市谷田61-1
電話番号055-973-2108
営業時間11:00~20:30(火~日)
定休日月曜
席数カウンター6 テーブル14 座敷18
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'53.5''
E138゚55'56.7''
地図を見る
最寄駅三島二日町駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
取材日2023/07/08その他の情報...

メニュー

正油バターラーメン
850円
ラーメン
750円
塩ラーメン
750円
みそラーメン
800円
more...

取材歴

2003/08/31  取材分

文頭から私事で恐縮だが、昨日の7月7日は七夕。
そして、10年前の七夕の日に私の自宅で火災は発生しました。
事の顛末は「多事笑論」に当時書いたので興味のある方は読んでいただきたいのだが、あれから10年も経ったんですねぇ。
時の流れを感じます。管理人です。

話を戻して今日は土曜日。
昨夜は沼津市の市政100周年のイベントがキラメッセ沼津で開催されていたので帰りがけに立ち寄り、夕飯を近くの飲食店で取り、行きつけのバーを2軒回って終電で帰宅。
正直、超給料日前なのでタクシー代が出ない…
0時過ぎに帰宅して、YouTubeを見ながら寝落ち…

今朝の起床は最悪でエアコンかけっぱなしで扇風機が直撃しており凍死寸前…
アラームに起こされることなく朝7時過ぎに寒くて起きた。
先ずは朝風呂に浸かりながら身体を温め、取材先を考えた。

前述したように超給料日前なので遠出もしたくないし、何だか身体もダルい。
どこかないかと探しているとある店の事が思い出された。
それは三島市内では超繁盛店として名高い「次郎長」という老舗ラーメン店だ。
もう、ラヲタには説明不要であろうが昨年から休業して店舗をリニューアルしており、再開しているという情報は聞いていた。
再開から少し時間が経っているのでそろそろか?という訳で現地に向かうことにした。

15分後。
11時から開店なので15分くらい前に現地に到着するように自宅を出発。予定通りの開店15分前には既に店前に行列が出来ている。
店先に駐車スペースがあるのだが、店の横の道を奥に進むと第2駐車場も完備しているので安心だが、ここで安心できないのが繁盛店。
第2駐車場も結構満車に近いが2台分だけ空いていたので入庫する。結構ギリギリだったけどそこは地の利を生かして30分前行動くらいで何とかなるもんだ。
店先の行列に接続するがここでアクシデント。実はウェイティングリストがあるらしく、名前を記入していなかったことに後から気付くがこの時点では知る由もない。
開店15分前で先客は14名。後客は6名で20名くらいの待ち行列。

11時になって定時開店。ウェイティングリストを見ながら名前を呼ばれる。私から後の行列は名前の記入をしていないのでその場で記入を行い、順次呼ばれることに。
まぁ、1クール目に入店出来たので問題はないのだが。

店内に入ると先客でほぼ満席の店内。厨房に一番近い2名用のカウンター席に案内された。
厨房観察は背を向かないと出来ないが観察には充分な位置でラッキーかもしれない。
事前に過去の取材記を読んできたがオーダーは伝票に自分で記入するスタイル。メニューも事前に見て来たがある程度お目当ては決まっていた。オーダーは伝票記入。正油バターラーメン、半チャーハンをオーダーした。すると…
「半チャーハンはスープを付けますか?」と問う。丁重にお断りした。また、「チャーハンはお時間がかかりますがよろしいですか?」と問われる。問題ないと回答した。
今回、オーダーした半チャーハンは備え付けのメニューには書かれていない裏メニューなのだが、ほぼ全員がオーダーしているので裏メニューでも何でもないという代物。
多分、オーダーが多過ぎてラーメンと一緒に出すとかなりのタイムラグが発生するために断りを入れているのであろう。

前回の取材は2003年8月ということで約20年ぶりの来店になる。当時の私は30代半ばで自ら次郎長に来店したのは初めてだと書かれている。そして、血気盛んで豚骨好きな当時の私はあまり好みではなかったようだ。
当時の私は多分、保険の意味でチャーシューラーメンをオーダーしていたが、50代半ばの今の私はチャーシューはあまり要らないのでバターだけトッピングしてみた次第だ。
また、チャーハンが有名なのも後から知った事だったので半チャーハンもあわせてミタ。
ただ、ここのチャーハンは大盛りで有名なのも知っていたので半チャーハンなのだが、事前情報では半チャーハンもかなりの量だという。
20年前と言えば、食べログもGoogleマップもブログもない時代。インターネットは存在するも今のように情報に溢れた現代社会からは想像が出来ないくらい情報が乏しい時代だ。
なので裏メニューにチャーハンがあるという事実は所謂、常連さんだけが知っていた訳だが、ネットの発達によって誰もが知ることとなった今。その情報自体が独り歩きしている。
これだけ有名になっても敢えてメニューに書かないのは単純に手間がかかるメニューだからであろう。

店内にいる店員は5名。チャーハンを作り続ける店主と思しき男性とラーメンだけを作り続ける女将と思しき女性。そしてホール係が男女3名。店主は3、40代といった感じで意外と若く、この老舗店の歴史を鑑みれば2代目である事が容易に判る。
オープンして直ぐに満席になる繁盛店である。体力がないと乗り切れないし老体には厳しい繁盛店の現実であろう。

厨房観察。
寸胴は中型の物が1器。注がれるスープは透き通っているが弱い褐色を帯びている。麺上げは平ざるを使用したもの。茹で加減の確認方法は未確認。
店主も女将もホール係に対する指示が的確でハッキリとしていて好印象。


着席から25分ほどが経過してラーメンが。そして遅れること数分で半チャーハンがやってきた。
半チャーハンは後回しにして先ずはバターに汚染されていないスープからすすってみた。

ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。醤油ダレの塩味と生姜のアタック感が印象的なパンチのある味わいだ。表層はラードに覆われており、オイルシール効果でアツアツがキープされる。スープの量が通常のラーメン店の2倍程度あるので完飲は難しい。

麺は中細の縮れ麺。かん水の量は多め、加水率は標準的な印象を受けた。多かん水なのか卵麺なのか、麺肌がテカテカしてコシが強い。麺箱が見えたが製麺所は未確認。茹で時間は未確認だが以前の取材記を読む限りだと茹で時間はあまり長くないようだ。

具はもやし、コーン、バター、カニカマ、ネギ。チャーシューの類は乗らない。またいつもの味玉はメニューにない。後半になってバターを溶かし込むも表層のラードがあるのであまり良い感じにはならない。また、生姜の風味にスポイルされているのか、バター特有の香りもあまり感じられない。具材に関しては特筆する部分は少ない。

半チャーハンは噂通り、普通の店の並チャーハンの量である。チャーシュー、ナルト、炒り卵、ネギのシンプルチャーハン。ラードの香りと炒り卵の風味が好印象。ただ、量は多いので注意が必要だ。ここまで、ラーメンスープはあまり飲まずに臨んで大正解。腹パンだ。

20年前のメニューの値段と物価が高騰している現在の値段の比較も面白い。
ラーメンは450円が750円。当時食べたチャーシューラーメンは750円から950円。今回食べた正油バターラーメンは600円から850円にそれぞれ上がっている。

自分の人生のあれこれやラーメン屋のメニューまで記録をシッカリと残しているのがラー紀の良いところで、たまに読み返してみると面白い。
あと何年、ラー紀を続ける事が出来るのであろうか。それは私にも判らない。

ページトップに戻る