| キタ━━(゚∀゚)━━!! すげ~ドロドロじゃん! |
【移転】つけ麺専門店 きじ亭

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~14:00(月・木~日) | |||
| 定休日 | 火曜・水曜 | |||
| 席数 | カウンター7 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'12.0'' E138゚22'59.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 新静岡駅(静岡鉄道) 静岡駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2010/08/28 | その他の情報... | ||
メニュー
- つけ麺濃厚鶏白湯+味玉
- 800円
- つけ麺和風出汁 金・日曜
- 600円
- 煮干つけ麺和風出汁 金・日曜
- 600円
- 唐辛子つけ麺和風出汁 金・日曜
- 600円
取材歴
- 2009/05/26 取材分
- 2008/08/05 取材分
- 2008/07/07 取材分
- 2008/06/04 取材分
- 2008/04/11 取材分
- 2008/02/22 取材分
- 2008/01/27 取材分
- 2007/12/02 取材分
- 2007/10/07 取材分
- 2007/10/03 取材分
- 2007/09/25 取材分
先月のこと。
携帯端末のRSSリーダーに購読登録されている「きじ亭」店主のブログが久しぶりに更新された。きじ亭はブログで裏メニューなどを公開する場合があるのでチェックしている訳だが結構長い間、更新されないでいた。そんな訳で店にも久しく訪れていない。
早速、内容をチェックしてみると少し興味深い事が書いてあった。8月に入ってメニューを新しくすると言う内容だった。
更に先日のこと。
またもブログがアップされ、詳しい内容がアナウンスされた。そこには驚愕の事実が書かれていた。何と、つけ汁のスープに新たに鶏白湯が追加されると言う興味深いものであった。
これまでのきじ亭のつけ汁と言えば、動物系の出汁を一切使用しないと言う、これはこれで開店当時は驚愕の事実だった訳であるが、例えば「鶏ガラスープも用意しました」と言うのならまだしも、そんな物は飛び越えてこれまでとは全く真逆の鶏白湯なのである。
考えてみれば、きじ亭がオープンした2007年当時から比べると、静岡市内界隈のラーメン事情も大きな変化を遂げている。
当時、「つけ麺専門店」と言う新たな新たなジャンルを引っさげてオープンした訳だが、ここ3年の間に「日の出らーめん」や伊駄天の新ブランドである「権坐」など、つけ麺で勝負する店が増えてきたのも事実。しかも、きじ亭は厨房のキャパなどの関係からつけ麺や和え麺など、スープをあまり使わないメニューに限定されると言うビハインドを常に抱えている。しかも、どの店もコッテリとしたつけ汁を武器にした店でそこそこ繁盛している訳で店主としてもこのまま手を拱いている訳には行かないのが嫌でも想像できた。
話を戻して今日は土曜日。
久しぶりに休日出勤のために静岡に来ている。今回、きじ亭のスープは曜日によって鶏白湯だったり、これまでのアッサリした魚介系スープだったりする。ちなみに鶏白湯が食せるのは月曜、木曜、土曜の3日間のみ。金曜と日曜はアッサリスープになるので注意が必要である。
午前中の仕事を終え早速現地に向かった。
取材以外でも何度か訪れているが最近は本当にご無沙汰。相変わらずの狭い店だ。しかも、空調が扇風機しかないので少しだけ暑い店内。
新スープの登場に混んでいるかと思ったが先客3名と意外と落ち着いていた。オーダーは口頭。つけ麺、味玉をオーダーした。
久しぶりに店主の顔を見たが元気そうで何より。この時期の厨房内は客席よりも地獄なんだろうと言うのが嫌でも判る。
調理工程を見ているとつけ汁の器に魚粉を入れているのが判る。実は今回、つけ汁は4つの味があって、通常のつけ麺、煮干つけ麺、唐辛子つけ麺、カレーつけ麺となっている。
「通常のつけ麺と煮干つけ麺は何が違うの?」
店主に問うと通常のつけ麺はこれまでのきじ亭のつけ麺を踏襲しているのでかつを節が味の軸にになるのに対し、煮干つけ麺は煮干しの粉末が多めに入ることで差別化しているようである。個人的には鶏白湯をダイレクトに味わうのかと思っていたが、これまでのきじ亭のスープを鶏白湯にチェンジしたと考えれば何となく納得である。
そして、麺が供された。事前情報として知らない人のブログを見てきたのだが、これまでの具のラインナップとは若干、変えてきている。これに付いては後述しよう。
そして今回の目玉である鶏白湯スープが注がれるのだが、その光景を見て私は心の中で唸ってしまった。
『キタ━━(゚∀゚)━━!! すげ~ドロドロじゃん!』
天下一品にも負けないほどの高粘度が見た目から想像できる出来なのである。もう、平然を装うのに必死になる程である。
「つけ汁は良くかき混ぜてからお召し上がりください」
先に入れた節粉が若干、見えているが基本的には真っ白な表面。混ぜる前にベースのつけ汁をひと舐めしてみる。
『グハッ!こりゃ美味いぞ!』
鶏皮やモミジから抽出したであろうそれはコラーゲンの塊のような濃厚な味。もちろん、そのままでは無味なので箸でよ~くかき混ぜると濃い黄土色に変化する。そして麺を漬けて食してみた。
高濃度のつけ汁がこれでもか!と言うくらい絡みつき、やや塩角が立っている印象も感じるのだが、そこはつけ麺なので漬ける量を調整すれば問題ない。しかも、今回から割りスープがステンレスポットに入ってカウンターに常駐しているのでどうしても塩っぱいと感じたなら薄めれば良い。しかし、私は薄めることによって折角のコッテリ感がスポイルされるのを嫌い、そのまま行くことにした。
具は鶏チャーシュー、もやし、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは鶏胸肉あたりを茹でたもの。ハッキリした味付けはされていない。もやしは茹でてあるが若干、味が付いている。味玉は黄身がトロトロのタイプで味付けも含めて上出来。
麺を粗方食べ終わり、割りスープで割ろうとしたが勿体なくて少しだけ割ってライスを追加オーダー。あまり汁は残っていないがそこへライスを投入。いつもなら雑炊風になるのだが、更に水分量の少ないおじや風になってしまった。
「雑炊じゃなきゃ嫌だ!」と言う方は割りスープを加えれば良いのだが是非、割らないで食べて欲しい。このスープの味をライスを通してダイレクトに味わう事が出来ます。
前述の通り、きじ亭がオープンしてそろそろ3年。研究熱心な店主はこれまで色々なメニューに挑戦してきた。そして、3年目にして出した答はこれまでの店の看板とは真逆のベクトルを向くものであった。
食べる前から想像していたが、ここの店主が作るものは異様に完成度が高く、今回もその期待を裏切らない出来だった。研究の成果が詰まった一杯である。
携帯端末のRSSリーダーに購読登録されている「きじ亭」店主のブログが久しぶりに更新された。きじ亭はブログで裏メニューなどを公開する場合があるのでチェックしている訳だが結構長い間、更新されないでいた。そんな訳で店にも久しく訪れていない。
早速、内容をチェックしてみると少し興味深い事が書いてあった。8月に入ってメニューを新しくすると言う内容だった。
更に先日のこと。
またもブログがアップされ、詳しい内容がアナウンスされた。そこには驚愕の事実が書かれていた。何と、つけ汁のスープに新たに鶏白湯が追加されると言う興味深いものであった。
これまでのきじ亭のつけ汁と言えば、動物系の出汁を一切使用しないと言う、これはこれで開店当時は驚愕の事実だった訳であるが、例えば「鶏ガラスープも用意しました」と言うのならまだしも、そんな物は飛び越えてこれまでとは全く真逆の鶏白湯なのである。
考えてみれば、きじ亭がオープンした2007年当時から比べると、静岡市内界隈のラーメン事情も大きな変化を遂げている。
当時、「つけ麺専門店」と言う新たな新たなジャンルを引っさげてオープンした訳だが、ここ3年の間に「日の出らーめん」や伊駄天の新ブランドである「権坐」など、つけ麺で勝負する店が増えてきたのも事実。しかも、きじ亭は厨房のキャパなどの関係からつけ麺や和え麺など、スープをあまり使わないメニューに限定されると言うビハインドを常に抱えている。しかも、どの店もコッテリとしたつけ汁を武器にした店でそこそこ繁盛している訳で店主としてもこのまま手を拱いている訳には行かないのが嫌でも想像できた。
話を戻して今日は土曜日。
久しぶりに休日出勤のために静岡に来ている。今回、きじ亭のスープは曜日によって鶏白湯だったり、これまでのアッサリした魚介系スープだったりする。ちなみに鶏白湯が食せるのは月曜、木曜、土曜の3日間のみ。金曜と日曜はアッサリスープになるので注意が必要である。
午前中の仕事を終え早速現地に向かった。
取材以外でも何度か訪れているが最近は本当にご無沙汰。相変わらずの狭い店だ。しかも、空調が扇風機しかないので少しだけ暑い店内。
新スープの登場に混んでいるかと思ったが先客3名と意外と落ち着いていた。オーダーは口頭。つけ麺、味玉をオーダーした。
久しぶりに店主の顔を見たが元気そうで何より。この時期の厨房内は客席よりも地獄なんだろうと言うのが嫌でも判る。
調理工程を見ているとつけ汁の器に魚粉を入れているのが判る。実は今回、つけ汁は4つの味があって、通常のつけ麺、煮干つけ麺、唐辛子つけ麺、カレーつけ麺となっている。
「通常のつけ麺と煮干つけ麺は何が違うの?」
店主に問うと通常のつけ麺はこれまでのきじ亭のつけ麺を踏襲しているのでかつを節が味の軸にになるのに対し、煮干つけ麺は煮干しの粉末が多めに入ることで差別化しているようである。個人的には鶏白湯をダイレクトに味わうのかと思っていたが、これまでのきじ亭のスープを鶏白湯にチェンジしたと考えれば何となく納得である。
そして、麺が供された。事前情報として知らない人のブログを見てきたのだが、これまでの具のラインナップとは若干、変えてきている。これに付いては後述しよう。
そして今回の目玉である鶏白湯スープが注がれるのだが、その光景を見て私は心の中で唸ってしまった。
『キタ━━(゚∀゚)━━!! すげ~ドロドロじゃん!』
天下一品にも負けないほどの高粘度が見た目から想像できる出来なのである。もう、平然を装うのに必死になる程である。
「つけ汁は良くかき混ぜてからお召し上がりください」
先に入れた節粉が若干、見えているが基本的には真っ白な表面。混ぜる前にベースのつけ汁をひと舐めしてみる。
『グハッ!こりゃ美味いぞ!』
鶏皮やモミジから抽出したであろうそれはコラーゲンの塊のような濃厚な味。もちろん、そのままでは無味なので箸でよ~くかき混ぜると濃い黄土色に変化する。そして麺を漬けて食してみた。
高濃度のつけ汁がこれでもか!と言うくらい絡みつき、やや塩角が立っている印象も感じるのだが、そこはつけ麺なので漬ける量を調整すれば問題ない。しかも、今回から割りスープがステンレスポットに入ってカウンターに常駐しているのでどうしても塩っぱいと感じたなら薄めれば良い。しかし、私は薄めることによって折角のコッテリ感がスポイルされるのを嫌い、そのまま行くことにした。
具は鶏チャーシュー、もやし、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは鶏胸肉あたりを茹でたもの。ハッキリした味付けはされていない。もやしは茹でてあるが若干、味が付いている。味玉は黄身がトロトロのタイプで味付けも含めて上出来。
麺を粗方食べ終わり、割りスープで割ろうとしたが勿体なくて少しだけ割ってライスを追加オーダー。あまり汁は残っていないがそこへライスを投入。いつもなら雑炊風になるのだが、更に水分量の少ないおじや風になってしまった。
「雑炊じゃなきゃ嫌だ!」と言う方は割りスープを加えれば良いのだが是非、割らないで食べて欲しい。このスープの味をライスを通してダイレクトに味わう事が出来ます。
前述の通り、きじ亭がオープンしてそろそろ3年。研究熱心な店主はこれまで色々なメニューに挑戦してきた。そして、3年目にして出した答はこれまでの店の看板とは真逆のベクトルを向くものであった。
食べる前から想像していたが、ここの店主が作るものは異様に完成度が高く、今回もその期待を裏切らない出来だった。研究の成果が詰まった一杯である。
