鶏の旨味を最大限に味わうなら
てんぴぢどり はままつてん
【移転】天日地鶏 浜松店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~14:30(火~日)
17:30~22:30(火~土)
17:30~21:00(日)
定休日月曜
席数カウンター6 テーブル12
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚45'14.9''
E137゚44'43.3''
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最寄駅
取材日2010/06/19その他の情報...

メニュー

とりそば+地鶏の煮玉子
850円
つけめん
750円
塩らーめん
680円
塩バターらーめん
780円
more...

6月に入ったばかりの頃は何だか肌寒く、夏に向かう気があまりしなかったが、ここ数日は気温も上がりやっと夏らしくなってきた。そして、梅雨の時期もようやく始まったようで、雨の日が多くなってきた。
今日は金曜日。明日はテニスの予定が入っている。しかし、天気予報は明日の天気を雨と予想している。まぁこれだけ激しく雨風が強く降っているのだ。明日晴れたとしてもコートが使い物になるか。そう考えた私は早々にテニスは中止になると勝手に判断。折角の休日だ。取材の事を考えていた。
実は先日から浜松へ行く話が出てきた。しかし、突発的に出てきた話ではない。この話をするには時間を去年に遡る必要がある。
 
去年の9月上旬の事。
相互リンク先のコンビニ店長(以下、店長とする)と浜松に行く約束をした。何故、浜松に行く約束をしたかと言えば、単純に自分が浜松に行きたかったからである。しかし、距離にして100km以上ある長い道中。一人ではつまらない。そこで途中で店長をピックアップして行こうと考えたのだった。
しかし、時を同じくして先日逝った父親の看病疲れや精神的に参っていたのだろう。母親がメニエール病と言う三半規管の病気で倒れた。激しい目眩(めまい)が起こる病気で立っていられない程、目が回るらしい。急遽入院を余儀なくされた母親。自宅では看病が必要な父親。もう、どうなっちゃうんだ>俺
そんな状況ではのん気に浜松に行ってる場合じゃない。店長には申し訳ないがドタキャンをしたのであった。
 
話を戻そう。
急な話がが店長に浜松行きを誘うと快く快諾してくれた。しかし、私にはもうひとつ、引っかかっている部分があった。店長は熱狂的なエスパルス好きでありサッカー好きだ。時はワールドカップ開催真っ只中。しかも明日は強豪オランダとの一騎打ちである。試合開始時間は夜の8時半。せめて7時半にはご自宅へ帰らせてあげたいと考えていた。
取材先については私が決めて構わないと言う。私には少しアテがあった。実は今年の3月頃。西部地方に住んでいる読者の方からメールを頂いたことがあった。その方が西部へ取材の折は是非、行ってみて欲しいというお店を紹介してくれていたのだった。今回はこのメールで紹介された店とメニューをそのままトレースしてしまおうと考えていた。
去年からの約束と読者からの要望を同時に叶える、「一粒で二度美味しい」アーモンドグリコな企画なのである。
 
そして翌日。
9時半の集合時間を目指して静岡市清水区へ。先日、島田市への朝ラー取材をした時と同じコンビニに集合。店長のご自宅から一番近いコンビニである。
店長をピックアップして出発。清水ICが一番近いのだが、今話題沸騰中のあの場所へ寄ってから向かうことにした。
言わずもがな私はガンダムヲタでもある。去年、東京のお台場で公開された「等身大ガンダム」の静岡バージョンが来月から正式に公開される。毎朝、電車から見ることの出来るこのガンダムがいよいよ完成したのである。
場所は東静岡駅前。既に披露前のガンダムを見ようと多くの見物客が来ている。今回の静岡バージョンがお台場バージョンと大きく異なるのが右手にビームサーベルを持っていることだ。遠くからしか見物出来ないが正式公開されれば混みあうのは必須。この時期にゆっくりと見物しておくのも良い。ちなみに今回はやや南西の方角を向いているのだが、富士山をバックにしているらしく天候に恵まれた時は富士山とガンダムのツーショット写真が撮影出来るらしい。
 
ガンダム見物を終えた二人は静岡ICから乗線。約1時間半後。目的の店に到着した。今回、一軒目に取材する店の名を「天日地鶏」と言う。西部の店には殆ど行っていない私ではあるが、ラーメン本を読んでいる関係で名前くらいは勿論知っている。「地鶏」と名が付く通り、鶏ガラベースのラーメンが出てくるのは想像に難くなく、本来の私ならスルーする店であろう。しかし、前述のメールで鶏白湯のメニューがあると聞いていたのだった。
店先には2名の待ち客がいる。仕方なく店先で順番を待つことにした。店舗内を覗いてみるとそれほど大きな店ではなく小ぢんまりとした如何にもラーメン屋という風貌だ。
20分程待たされたであろうか。やっと店内に入ることが出来た。ちなみに今回は二人連れなのでテーブル席に通された。この時点で厨房観察はほぼ絶望的だ。オーダーは口頭。私はお目当てのとりそば、地鶏の煮玉子。店長はつけめんをオーダーした。
テーブル席から厨房は見えない。カウンター席もややカウンターが高くて観察自体は難しいかもしれない。しかし、どうしても諦めきれない私はお店の名刺を取りに行くフリをして厨房観察。中型のスープ用寸胴1器と麺茹では深ざるを使用しているのが判った。店の規模からして厨房もあまり大きくない。店主と思しき男性が調理全般を切り盛り。他に2名の女店員の3名態勢であるが、この客席のキャパでは2名態勢でも充分、お店が回ると考えたのだが余計なお世話か。
そうこうしている内に店長のつけ麺が。そして遅れること数分で私のラーメンがやってきた。早速、スープからすすってみた。
ウォ!これは美味いぞ!心の中でガッツポーズ!ベースは前述の通り、鶏ガラを煮詰めたものなのだが、濃度と粘度がとにかくスゴい。ネットリと濃厚なスープにはややキツめの塩味を併せてあり、雰囲気的にはシチューを飲んでいるような印象。おかずになりそうなスープである。この塩味が後味を引き締めているが、適度に残るコッテリ感も後味の印象を良くしている。しかし、残念なのはスープ自体の絶対量は非常に少ないことだ。
麺は細縮れ麺。かん水の量は少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。茹で加減はあまり硬茹でではないが、緩やかなコシがある。ちなみに自家製麺のようだ。スープに対してやや独立感を感じるが総じて悪くない。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が双子になっており、溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やかである。
店長のつけめんのスープも少し頂いたのだが、鶏出汁が強く出ていてこちらもナカナカ飲み応えのあるスープ。つけ汁なので塩味が強く、表層のオイル(多分、鶏油だろう)も多めでコッテリ感も適度にある。
浜松の一軒目で好スタートを切ることが出来た。普段の私なら後は夕食の時間まで暇つぶしに入るのだが今回は店長が同行している。一杯で済む訳もなく、しかも店長はこの店は既食店であるから新鮮味も薄いだろう。
そんな訳で私は次なる店へ拉致されるのであった。

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