| コクスープに悶絶寸前! |
横浜ラーメン はま家

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 神奈川県横浜市港南区丸山台4-9-19 | |||
| 電話番号 | 045-842-5254 | |||
| 営業時間 | 11:00~15:00(月~木・土~日) 18:00~21:00(月~木・土~日) | |||
| 定休日 | 金曜 | |||
| 席数 | カウンター10 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚23'38.0'' E139゚33'59.7'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 下永谷駅(市営地下鉄ブルーライン) | |||
| 取材日 | 2011/07/30 | その他の情報... | ||
メニュー
- ラーメン並+味付玉子
- 750円
- ラーメン並
- 650円
- ラーメン中
- 750円
- ラーメン大
- 850円
久しぶりに川崎市での取材を終えた私は少しだけ困っていた。
昼の取材を終え、ネットカフェで時間潰しを兼ねて取材記を書くのが通例になっている昨今であるが、川崎市内でのネットカフェのアテがないのだ。そりゃそうだ。川崎市に来る事自体が珍しい事。しかも、電車で来ているなら未だ主要駅前をフラつけばネットカフェくらいはあるだろうが、車の始末が出来ない。
そうなると必然的に横浜市内のネットカフェに行くことになる。
しかもだ。いつもの事ながらこの時点で夜の取材先は決まっていない。昼の取材先の近所のネットカフェで時間を潰し、夜の取材は後から考える。そんな取材スタイルなのだ。
『仕方ない。いつものとこに行くか』
最近、ちょっとお気に入りのネットカフェは都筑区にある快活CLUBと言う店。スペースが意外とゆったりしているのがお気に入りの理由だ。しかも、料金もリーズナブル。
夕刻。
取材記も書き終わり、そろそろ夜の取材先を考えるために目の前にあるPCでラー紀の取材予定店を見てみる。
『都筑区に近い場所で…』
まぁ、これだけ横浜市内をウロウロしている割にナビ任せな私は地理が弱い。ネットカフェの場所と取材予定店の地図を見比べながら距離感を考える。しかし、その距離が実際に何km程度あるのかは想像出来ない。
港南区のある取材予定が目に入る。その店のエントリーにはメニュー名が書いてなかったのでどんなラーメンが出てくるのか?想像出来なかったが「家」の付く屋号なので家系であるのは間違いないだろう。屋号を頼りにググってみるとある屋号が記載されていた。私の頭の中にはある出来事が思い出されていた。
話は反れて10年前のこと。
ラー紀の掲載軒数も100軒を越えた頃の話だ。当時、家系ラーメンの店を読者の方に教えて頂いた事があり、その店を岳家と言った。店は交通量の多い鎌倉街道に面しており、店に駐車場の準備がない。今もそうだが基本的には路駐でラーメンを食べることはない。コインパーキングがあればそこに入庫。どうしても駐車場が見当たらない時はコンビニやスーパーの駐車場を借りて、帰りがけに買い物をして帰る事を常としている。その時も港南台駅前のコインパーキングへ入庫後。店までは徒歩で向かったのだが何を迷ったのか3km以上も歩いてやっと食べた一杯だった。しかも、当時は未だ壱六家系のスープを知らなかった頃だったので実際に食べたラーメンの中でも群を抜いて重厚なスープだったのを思い出す。
話を戻そう。
この店を取材予定にした意味が判った。どうも岳家で修行された方が始めた店のようだ。
当時の取材記を読み返す。2001年の取材だ。10年前と言えば未だ30代前半。ラー紀も始めたばかりでヤル気が漲っているのが文章から判る。今でも美味い家系だったと言う記憶は残っている。早速、取材を開始した。
車に戻り、ナビに住所をセットする。すると画面上にネットカフェを示す地点登録のアイコンが目に入った。実は行きつけのネットカフェの近所だったのだ。しかも、今回の取材先への道のりは24km…意外と遠かったりする。まぁ、行き当たりばったりの取材なので仕方ないか。早速、現地に向かった。
ネットカフェから出ると天気はすっかり崩れていた。雨だけじゃなく雷まで光っている。今日、予報が晴れなら登ろうとした金時山。止めて良かったのかもしれない。
1時間後。
見慣れたネットカフェが見えてきた。そのネットカフェを越えると店はあった。今回の取材先、はま家である。店先に駐車場はないが店の裏手に用意があるようなので入庫後。店内へ急いだ。
店内に入ると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。ラーメン並、味付玉子をオーダーした。
夕飯時の店内はほぼ満席。空いている席に陣取って食券を渡すと好みを聞かれた。全て普通とした。
L字のカウンターを囲むように厨房がある。厨房内にはガッシリと体格の良い若い男性2名が店を切り盛りする。
厨房観察。
寸胴の数はスープ用と思しき物が3器。麺茹では深ざるを使用したもの。しっかりとした湯切りで好印象だ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象。粘度はあまりなく一見、ライトとんこつに思えるが出身が岳家だけにそれはない。非常に乳化度合いが高く、非常に重厚なスープに仕上がっている。醤油ダレもデフォルトで多めで重厚なスープとのバランスを取るかのようにキリッと効かせてあり、後味は意外なキレを見せる。しかし、濃厚さを塩加減で抑え込もうとするとやはり途中で水が欲しくなる。これが10年前なら受け入れられたのであろうがそれだけ歳を重ねたと言うことか。
麺は太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。ややエッジの立った角断面のそれはデフォルトの硬茹でも手伝ってか、コシとは違う立体感のようなものを感じさせる。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が液体状態で超好みながら、味付けはシッカリとしたもので若干、塩角が立っている。
食後。2時間弱で地元に戻ってきたのだが、激しい腹痛に見舞われた。最近、思うのだが重厚なスープを食べた後はこの腹痛に見舞われる。昔は全然、平気だった事が段々と変わっていく。髪も薄くなり、老眼も進んだ。そして、遂に重厚なスープを受け付けない身体になりつつある。
10年と言う時の流れをシミジミと感じる今日この頃である。
昼の取材を終え、ネットカフェで時間潰しを兼ねて取材記を書くのが通例になっている昨今であるが、川崎市内でのネットカフェのアテがないのだ。そりゃそうだ。川崎市に来る事自体が珍しい事。しかも、電車で来ているなら未だ主要駅前をフラつけばネットカフェくらいはあるだろうが、車の始末が出来ない。
そうなると必然的に横浜市内のネットカフェに行くことになる。
しかもだ。いつもの事ながらこの時点で夜の取材先は決まっていない。昼の取材先の近所のネットカフェで時間を潰し、夜の取材は後から考える。そんな取材スタイルなのだ。
『仕方ない。いつものとこに行くか』
最近、ちょっとお気に入りのネットカフェは都筑区にある快活CLUBと言う店。スペースが意外とゆったりしているのがお気に入りの理由だ。しかも、料金もリーズナブル。
夕刻。
取材記も書き終わり、そろそろ夜の取材先を考えるために目の前にあるPCでラー紀の取材予定店を見てみる。
『都筑区に近い場所で…』
まぁ、これだけ横浜市内をウロウロしている割にナビ任せな私は地理が弱い。ネットカフェの場所と取材予定店の地図を見比べながら距離感を考える。しかし、その距離が実際に何km程度あるのかは想像出来ない。
港南区のある取材予定が目に入る。その店のエントリーにはメニュー名が書いてなかったのでどんなラーメンが出てくるのか?想像出来なかったが「家」の付く屋号なので家系であるのは間違いないだろう。屋号を頼りにググってみるとある屋号が記載されていた。私の頭の中にはある出来事が思い出されていた。
話は反れて10年前のこと。
ラー紀の掲載軒数も100軒を越えた頃の話だ。当時、家系ラーメンの店を読者の方に教えて頂いた事があり、その店を岳家と言った。店は交通量の多い鎌倉街道に面しており、店に駐車場の準備がない。今もそうだが基本的には路駐でラーメンを食べることはない。コインパーキングがあればそこに入庫。どうしても駐車場が見当たらない時はコンビニやスーパーの駐車場を借りて、帰りがけに買い物をして帰る事を常としている。その時も港南台駅前のコインパーキングへ入庫後。店までは徒歩で向かったのだが何を迷ったのか3km以上も歩いてやっと食べた一杯だった。しかも、当時は未だ壱六家系のスープを知らなかった頃だったので実際に食べたラーメンの中でも群を抜いて重厚なスープだったのを思い出す。
話を戻そう。
この店を取材予定にした意味が判った。どうも岳家で修行された方が始めた店のようだ。
当時の取材記を読み返す。2001年の取材だ。10年前と言えば未だ30代前半。ラー紀も始めたばかりでヤル気が漲っているのが文章から判る。今でも美味い家系だったと言う記憶は残っている。早速、取材を開始した。
車に戻り、ナビに住所をセットする。すると画面上にネットカフェを示す地点登録のアイコンが目に入った。実は行きつけのネットカフェの近所だったのだ。しかも、今回の取材先への道のりは24km…意外と遠かったりする。まぁ、行き当たりばったりの取材なので仕方ないか。早速、現地に向かった。
ネットカフェから出ると天気はすっかり崩れていた。雨だけじゃなく雷まで光っている。今日、予報が晴れなら登ろうとした金時山。止めて良かったのかもしれない。
1時間後。
見慣れたネットカフェが見えてきた。そのネットカフェを越えると店はあった。今回の取材先、はま家である。店先に駐車場はないが店の裏手に用意があるようなので入庫後。店内へ急いだ。
店内に入ると直ぐ券売機がある。オーダーは食券制。ラーメン並、味付玉子をオーダーした。
夕飯時の店内はほぼ満席。空いている席に陣取って食券を渡すと好みを聞かれた。全て普通とした。
L字のカウンターを囲むように厨房がある。厨房内にはガッシリと体格の良い若い男性2名が店を切り盛りする。
厨房観察。
寸胴の数はスープ用と思しき物が3器。麺茹では深ざるを使用したもの。しっかりとした湯切りで好印象だ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象。粘度はあまりなく一見、ライトとんこつに思えるが出身が岳家だけにそれはない。非常に乳化度合いが高く、非常に重厚なスープに仕上がっている。醤油ダレもデフォルトで多めで重厚なスープとのバランスを取るかのようにキリッと効かせてあり、後味は意外なキレを見せる。しかし、濃厚さを塩加減で抑え込もうとするとやはり途中で水が欲しくなる。これが10年前なら受け入れられたのであろうがそれだけ歳を重ねたと言うことか。
麺は太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。ややエッジの立った角断面のそれはデフォルトの硬茹でも手伝ってか、コシとは違う立体感のようなものを感じさせる。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が液体状態で超好みながら、味付けはシッカリとしたもので若干、塩角が立っている。
食後。2時間弱で地元に戻ってきたのだが、激しい腹痛に見舞われた。最近、思うのだが重厚なスープを食べた後はこの腹痛に見舞われる。昔は全然、平気だった事が段々と変わっていく。髪も薄くなり、老眼も進んだ。そして、遂に重厚なスープを受け付けない身体になりつつある。
10年と言う時の流れをシミジミと感じる今日この頃である。
