オッサンには過酷な一杯
むかししょくどう なおじ めぐろてん
【閉店】昔食堂 なおじ 目黒店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~23:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター9
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚37'52.5''
E139゚42'54.1''
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最寄駅目黒駅(JR山手線)
目黒駅(東京メトロ南北線)
目黒駅(都営三田線)
不動前駅(東急目黒線)
取材日2010/01/01その他の情報...

メニュー

超濃厚中華そば玉子
850円
超濃厚つけ麺並
750円
超濃厚特製つけ麺並
950円
超濃厚つけ麺玉子
850円
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新年あけましておめでとうございます。前厄から3年。やっと厄開けしました管理人です。
本年もラーメン紀行をよろしくお願いいたします。
 
と決まりきった挨拶はほどほどにして今年も実兄と行く東京ラーメンツアー。毎年、2日の日に行っていた新春恒例行事ですが、今年はカレンダーと諸事情が重なり、元旦早々の取材となりました。まぁ、元旦だろうが2日だろうが、ラーメン屋の開き具合にさほど違いはないのですが。
毎年のことながら正月早々から営業している店と言うのを探すのが一苦労だったりする。今回は何処になるのだろうか。予定を組んでも予定通りに行かないのが正月のラーメンツアーである。
朝8時に集合した私達。今回は私の車で東京を目指すことにした。都内は電車でまわるのが定石になるつつある私達にとって車は東京までの移動手段でしかない。いつもの通り、品川駅近くにあるコインパーキングを先ずは目指すことにした。
元旦の東名高速は順調そのもの、と言うかちょっと車が少なくないか?と思うほど空いている。年末のボーナスがカットされたり少なかったり、家計に与える影響が大きかった今回は帰省自体を諦める人達も多いのかもしれない。また、カレンダーの配置が悪く、年末3日、年始3日の計6日しか休みがない人が多いのも関係しているのかもしれない。
2時間後。
品川駅近くのコインパーキングに到着。飛ばしてきた訳でもないのに2時間で品川に到着出来るとは思わなかった。ここまで来てまだ目的の場所が決まっていない。最新の石神ラーメン本を持ってきていたので先ずはペラペラと(めく)ってみた。
今回の石神ラーメン本の特集には「超濃度ドロ系ラーメン」と言う特集がある。この中に掲載されていたのが今回取材した「なおじ」である。
実はこの店。静岡市清水区内にあるドリームプラザで一時、出店していた時に取材した事がある。また、昔取材した「ぢゅる麺 池田」の何軒か先にある店であり当時、取材ついでに店を見たことがあった。実兄が権之助坂に行ってみたいと言う希望もあったので早速、店に電話してみる事にした。おっ、繋がったぞ!何となく予想していたのだが、なおじ自体は若干、チェーン展開している店なので祝日も休まず営業!と考えていたがビンゴだったようだ。早速、取材を開始した。
品川駅から山手線で目黒駅に到着した。当時の記憶を頼りに権之助坂を目指す。見覚えのある坂のある風景が見えてきた。到着が早すぎて開店まで未だ時間がある。近所を散策して時間を潰すことにした。
20分後。
開店時間を過ぎたので店に急ぐ。既に暖簾が出て開店しているようである。店の外観を撮影して早速、入店。
店内に入ると直ぐ券売機がある。この店は超濃厚中華そば、超濃厚つけ麺、焼あじ中華の3本柱。実兄はつけ麺が食べたいと事前に聞いていた。オーダーは食券制。私は超濃厚中華そば玉子。実兄は超濃厚つけ麺並をオーダーした。
店内はカウンター席のみ。厨房は奥にある。厨房にやや近い席に陣取った。
厨房観察。
前述したように厨房は奥にあり、寸胴の数は確認出来ない。麺茹では深ざるを使用したものだ。
大した厨房観察も出来ないので店内を見ていると実兄が話しかけてきた。
「ガッツリにした方がいいんじゃない?」
壁に張り紙がしてあり、無料でガッツリに出来ると書いてある。ちなみにガッツリとは「こした背脂と煮干しを中心にブレンドした魚粉を加えたバージョン」だそうで、食券を渡すときに「ガッツリで!」とお願いすれば良いらしい。どちらも「ガッツリ」でお願いした。
そしてラーメンがやってきた。早速、スープをすすってみた。
ベースのスープはげん骨を軸にした印象のとんこつスープ。半端ない粘度は石神本によればブリックス濃度は19%らしい。昔食した天下一品よりはサラっとしているが、ナカナカの濃度である。この濃度を出すために米粉を使用しているらしい。スープ表層には油の層が出来ており、若者向けの仕上がりだ。
麺は太麺に軽いウェーブ。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を持った。グルテン値の高い麺であり、ネチっとしたコシと食べ応えが印象的。この超濃厚なスープをガッチリ受け止めている。この麺は美味いかもしれない。
具はチャーシュー、味玉、メンマ、なると、魚粉、背脂、タマネギのみじん切り、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚。脂身が多くてスープをすすった後に食すとちょっとクドい。メンマは幅の広いタイプ。わき役的なイメージのメンマであるが、主役を食ってしまいそうな圧倒的な存在感。味玉は黄身がトロトロに溶け出すタイプで好印象。味付けも穏やかで良い。
実兄はつけ麺なのでスープ割りが出来るのだが実はこの店では中華そばもスープ割りが出来ると壁に書いてあった。さすがに濃厚すぎて全てを飲み干すにはそのままでは行けないのがその理由らしい。
しかし、厄開け直後のオッサンはこの濃厚なスープが後半、ボディーブローのようにジワジワ効いてきていてスープ割りをしても飲み切れないと判断してスープ割りを拒否。しかも、スープを3割り程度残すと言う失態をしてしまった。ちなみに実兄はスープ割りをしてつけ汁は完飲したがブロック状のチャーシューはまるまる残していた。
厄開けしたばかりのオッサンが元旦早々食べるにはあまりにも過酷な一杯であった。

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