| ちゃーめん命 |
【閉店】珍龍

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 15:00~23:00(日・祝) 17:00~1:00(月~火・木~土) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | カウンター20 テーブル30 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'14.1'' E138゚23'10.1'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 静岡駅(JR東海道本線) 静岡駅(JR東海道新幹線) 新静岡駅(静岡鉄道) | |||
| 取材日 | 2009/12/27 | その他の情報... | ||
メニュー
- チャーメン
- 680円
- ラーメン
- 520円
- チャーシューメン
- 730円
- ワンタンメン
- 680円
クリスマスも終わり、今日は今年最後の日曜日の夜7時過ぎ。私は静岡市内の繁華街にいた。
明日は仕事納め。明日もまたこの地へ来る訳であるが、休日のこんな時間に静岡市内でラーメン取材をしようとしていた。
100歩譲ってこれが神奈川県内なら読者も納得するであろうが「なんで静岡市なの?」と思われるであろう。
そこには色々な経緯が重なっていた。
話は反れて先月初頭の話。
地元のワンショットバーのマスターとその店のお客さんの3人で横浜市の野毛にある「三幸苑」と言う老舗ラーメン店のタンメンを取材したことがある。この店の取材時。私達は一枚にサイン色紙を見つけた。とんねるずの石橋貴明氏のサイン色紙である。そこに記載された日付は私達がその店を訪れた僅か3日前だった。
それから1ヵ月後の12月初頭。
「とんねるずのみなさんのおがけでした」と言う番組内で前述の三幸苑が紹介された。その中で紹介されていたメニューは「タンメン」ではなく「チャーメン」と言うメニューであった。ラーメン用の麺をタンメンの上に乗る野菜と一緒に炒めたようなルックスのそのメニューを番組内では絶賛していた。
当時のサイン色紙を見直すとそのサインには「ちゃーめん命」の文字があった。その模様を見た私とマスターは「次はこれだな」と心に誓うのであった。
更に月日が流れ先日の事。
マスターから一通のメールがやってきた。内容は静岡市内でチャーメンを出している店があると言うちょっと気になる情報であった。ちなみにマスター自身はタンメンの店を探している最中にチャーメンを見つけたようで、タンメンとチャーメンは調理法こそ違えど構成される具材には意外と共通点が多いことに気付くこととなる。
更に更に話は反れて今日。
昼に地元で所用のあった私。昼の取材は勿論出来ないしこの所、立て続けに取材記をアップしているように思えた私は夜の取材はするつもりがなかった。
所用を終え、自宅に戻ってマッタリとしている所に携帯が着信した。
「これから静岡おでんを食べに行くんですけど、一緒にどうですか?」
マスターからだった。ここで言うマスターの行こうとしている店は前に何度か聞いたことがあった青葉おでん街にある店である。私も7年以上、静岡に勤務している訳であるが、青葉おでん街や青葉横丁などのおでん屋には行ったことがなかった。(もちろん、静岡おでん自体は食べたことがあるが)10人も座れば一杯になるカウンターのみの店舗でおでんをアテに酒を飲むのもなんとも乙である。快諾した私はマスターとお店のお客さんであるSさん(何と女子)の3人で静岡に向かった。
静岡までの道すがら。マスターが店のオヤジの携帯に混み具合を確認している。日曜なのに店は満席だと言うことだった。しかし、私達もこれから三島を出発するので到着までには1時間半以上か掛かるであろう。それまでに空くといいのだが。
1時間半後。
おでん屋がある青葉おでん街の近所に到着した。近所のコインパーキングに入庫した私達は早速、目的の店へ急いだ。
しかし、店は相変わらずの込み具合。時計は夜7時前。ちょうど夕飯時である。マスターは店のオヤジに挨拶だけを済ませ、私達はこの場で待つか、他の店に入るかの選択を余儀なくされた。マスター自身は他のおでん屋の何軒かは行ったことがあるらしく、ようやく満足出来る今の店に辿り着いたようであまり他の店でリカバる事は考えていないようである。
「ちょっと、街中でも歩いて決めますか。」
おでん自体を諦めて、例えば居酒屋に入るとか、中華料理をアテにヤルとか、他の手段を考えはじめている時のことだ。
「そう言えばこの前、メールした店がこの辺ですよね」
前述したチャーメンを置いてある店の事を言っているようだ。その店を珍龍と言った。携帯の小さな画面を私に見せる。両替町と呉服町の間にあるようだ。この辺りは千の蔵や満堂紅という中華料理屋なら知っているが、珍龍はあまり記憶になかった。
「あれが両替町通り、あれが呉服町通り。って事は多分、この辺なんだけどなぁ」
千の蔵から近い交差点に立ちウロウロと探していると店はあった。地図が指し示す場所にもちょっと問題があるように思えた。店先には写真付きのメニューが飾ってある。あった!チャーメンだ。マスターのお目当てのタンメンもある。
話を戻そう。
「中華料理で一杯ってことでどうですか?」
それは構わないのだが取材を考えてなかった私はいつものデジカメを持っていない。仕方なく今回は携帯のカメラで代用することにし、早速店内へ。
事前情報で判っていたのだがこの店は前金制になっている。店内に入ると直ぐレジがある。オーダーは口頭。私はチャーメン、マスターはタンメン、Sさんは広東麺。そして餃子、ビール、ウーロン茶をオーダーした。今回は3人様なのでカウンターではなくテーブル席に陣取った。この時点で厨房観察は絶望的。まぁ、半分は飲みながらラーメンだし、この店なら勤務先から近いので再取材も可能である。
先ずはビールで乾杯!Sさんはドライバーなのでウーロン茶で付き合ってもらった。このウーロン茶の瓶が今までに見た事のないもので、製造はあのホッピーを作っている会社のようである。
そうこうする内にタンメンが、そして広東麺がやって来た。何故か二人とも携帯でパシャパシャやっている。もう一見するとラヲタである…(って私に言われたくないか(汗))
そして私のチャーメンもやって来た。スープレスなので先ずは麺から食してみた。
麺は極太のストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率は多めの印象を持った。麺自体のグルテン値が低いのか、コシと言うものは存在せず、言い換えると学校給食の「ソフト麺(懐かしい響き)」のような食感である。調理法自体は見ていないが多分、一度茹でた物を炒めてあるのであろう。他のメニューより時間が掛かっているのはその辺に由来するので無いかと勝手な想像。
具は豚バラ肉、キャベツ、もやし、きくらげ、人参、ネギ。これらの具材を炒めた後、多少はスープを加えているようで若干の汁気が皿には残っている。スープの量は違うがタンメンのそれと調理法自体は似ているように思えた。味は塩味を軸にコショウ、化学の力などで付けられている印象を持った。
焼きそばとは明らかに違うし焼きうどんとも違う。そんな変り種がチャーメンである。横浜まで行かないと食べられないと思っていたチャーメンがこんな近場で食べれる事実を知った時、名古屋のあんかけスパが沼津で食べれた時と同じような感覚に捕らわれていた。
「じゃあ、そろそろおでん、行きますか」
この男。未だおでんを諦めていなかったようだ。チャーメン、餃子、ビールで腹が一杯になった私とSさんを拉致するかのように、私達は青葉おでん街へ連行されるのであった。
明日は仕事納め。明日もまたこの地へ来る訳であるが、休日のこんな時間に静岡市内でラーメン取材をしようとしていた。
100歩譲ってこれが神奈川県内なら読者も納得するであろうが「なんで静岡市なの?」と思われるであろう。
そこには色々な経緯が重なっていた。
話は反れて先月初頭の話。
地元のワンショットバーのマスターとその店のお客さんの3人で横浜市の野毛にある「三幸苑」と言う老舗ラーメン店のタンメンを取材したことがある。この店の取材時。私達は一枚にサイン色紙を見つけた。とんねるずの石橋貴明氏のサイン色紙である。そこに記載された日付は私達がその店を訪れた僅か3日前だった。
それから1ヵ月後の12月初頭。
「とんねるずのみなさんのおがけでした」と言う番組内で前述の三幸苑が紹介された。その中で紹介されていたメニューは「タンメン」ではなく「チャーメン」と言うメニューであった。ラーメン用の麺をタンメンの上に乗る野菜と一緒に炒めたようなルックスのそのメニューを番組内では絶賛していた。
当時のサイン色紙を見直すとそのサインには「ちゃーめん命」の文字があった。その模様を見た私とマスターは「次はこれだな」と心に誓うのであった。更に月日が流れ先日の事。
マスターから一通のメールがやってきた。内容は静岡市内でチャーメンを出している店があると言うちょっと気になる情報であった。ちなみにマスター自身はタンメンの店を探している最中にチャーメンを見つけたようで、タンメンとチャーメンは調理法こそ違えど構成される具材には意外と共通点が多いことに気付くこととなる。
更に更に話は反れて今日。
昼に地元で所用のあった私。昼の取材は勿論出来ないしこの所、立て続けに取材記をアップしているように思えた私は夜の取材はするつもりがなかった。
所用を終え、自宅に戻ってマッタリとしている所に携帯が着信した。
「これから静岡おでんを食べに行くんですけど、一緒にどうですか?」
マスターからだった。ここで言うマスターの行こうとしている店は前に何度か聞いたことがあった青葉おでん街にある店である。私も7年以上、静岡に勤務している訳であるが、青葉おでん街や青葉横丁などのおでん屋には行ったことがなかった。(もちろん、静岡おでん自体は食べたことがあるが)10人も座れば一杯になるカウンターのみの店舗でおでんをアテに酒を飲むのもなんとも乙である。快諾した私はマスターとお店のお客さんであるSさん(何と女子)の3人で静岡に向かった。
静岡までの道すがら。マスターが店のオヤジの携帯に混み具合を確認している。日曜なのに店は満席だと言うことだった。しかし、私達もこれから三島を出発するので到着までには1時間半以上か掛かるであろう。それまでに空くといいのだが。
1時間半後。
おでん屋がある青葉おでん街の近所に到着した。近所のコインパーキングに入庫した私達は早速、目的の店へ急いだ。
しかし、店は相変わらずの込み具合。時計は夜7時前。ちょうど夕飯時である。マスターは店のオヤジに挨拶だけを済ませ、私達はこの場で待つか、他の店に入るかの選択を余儀なくされた。マスター自身は他のおでん屋の何軒かは行ったことがあるらしく、ようやく満足出来る今の店に辿り着いたようであまり他の店でリカバる事は考えていないようである。
「ちょっと、街中でも歩いて決めますか。」
おでん自体を諦めて、例えば居酒屋に入るとか、中華料理をアテにヤルとか、他の手段を考えはじめている時のことだ。
「そう言えばこの前、メールした店がこの辺ですよね」
前述したチャーメンを置いてある店の事を言っているようだ。その店を珍龍と言った。携帯の小さな画面を私に見せる。両替町と呉服町の間にあるようだ。この辺りは千の蔵や満堂紅という中華料理屋なら知っているが、珍龍はあまり記憶になかった。
「あれが両替町通り、あれが呉服町通り。って事は多分、この辺なんだけどなぁ」
千の蔵から近い交差点に立ちウロウロと探していると店はあった。地図が指し示す場所にもちょっと問題があるように思えた。店先には写真付きのメニューが飾ってある。あった!チャーメンだ。マスターのお目当てのタンメンもある。
話を戻そう。
「中華料理で一杯ってことでどうですか?」
それは構わないのだが取材を考えてなかった私はいつものデジカメを持っていない。仕方なく今回は携帯のカメラで代用することにし、早速店内へ。
事前情報で判っていたのだがこの店は前金制になっている。店内に入ると直ぐレジがある。オーダーは口頭。私はチャーメン、マスターはタンメン、Sさんは広東麺。そして餃子、ビール、ウーロン茶をオーダーした。今回は3人様なのでカウンターではなくテーブル席に陣取った。この時点で厨房観察は絶望的。まぁ、半分は飲みながらラーメンだし、この店なら勤務先から近いので再取材も可能である。
先ずはビールで乾杯!Sさんはドライバーなのでウーロン茶で付き合ってもらった。このウーロン茶の瓶が今までに見た事のないもので、製造はあのホッピーを作っている会社のようである。
そうこうする内にタンメンが、そして広東麺がやって来た。何故か二人とも携帯でパシャパシャやっている。もう一見するとラヲタである…(って私に言われたくないか(汗))
そして私のチャーメンもやって来た。スープレスなので先ずは麺から食してみた。
麺は極太のストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率は多めの印象を持った。麺自体のグルテン値が低いのか、コシと言うものは存在せず、言い換えると学校給食の「ソフト麺(懐かしい響き)」のような食感である。調理法自体は見ていないが多分、一度茹でた物を炒めてあるのであろう。他のメニューより時間が掛かっているのはその辺に由来するので無いかと勝手な想像。
具は豚バラ肉、キャベツ、もやし、きくらげ、人参、ネギ。これらの具材を炒めた後、多少はスープを加えているようで若干の汁気が皿には残っている。スープの量は違うがタンメンのそれと調理法自体は似ているように思えた。味は塩味を軸にコショウ、化学の力などで付けられている印象を持った。
焼きそばとは明らかに違うし焼きうどんとも違う。そんな変り種がチャーメンである。横浜まで行かないと食べられないと思っていたチャーメンがこんな近場で食べれる事実を知った時、名古屋のあんかけスパが沼津で食べれた時と同じような感覚に捕らわれていた。
「じゃあ、そろそろおでん、行きますか」
この男。未だおでんを諦めていなかったようだ。チャーメン、餃子、ビールで腹が一杯になった私とSさんを拉致するかのように、私達は青葉おでん街へ連行されるのであった。
