| 6年の歳月を超えて… |
【閉店】麺國屋

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~21:30(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜 | |||
| 席数 | カウンター8 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚27'44.6'' E139゚27'30.1'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 大和駅(小田急江ノ島線) 大和駅(相模鉄道本線) | |||
| 取材日 | 2010/09/25 | その他の情報... | ||
メニュー
- らーめん+味付玉子
- 700円
- つけ麺冷盛り・あつ盛り
- 700円
- 魚介つけ麺冷盛り・あつ盛り
- 800円
- らーめん
- 600円
昔から「署さ寒さも彼岸まで」とよく言うが、ここ最近の冷え込みには正直、身体がおかしくなりそうだ。何だか短かい秋になりそうである。季節の変り目。風邪などひかないようお気を付けを>おまえモナー。管理人です。
今日は土曜日。
久しぶりに会社のテニスがある。朝方一雨降ったようで最初は寒かったが、テニスが始まると時折り睛れ間も見え、火照った身体に秋風が心地よい。2時間でテニスは終わり、そのまま取材に向かうことにした。
当初、先日店の前まで行って玉砕された小田原の新店を取材しようと考えたが、続けて小田原を取材するのは個人的には憚られたので取材予定店を見てみることに。話は反れるが先日、mixiでマイミクになった方と家系について話をしたことを思い出す。
『そう言えば最近、家系食ってねぇなぁ』などと考えていると無性に家系が食べたくなってきた。そんな気持ちのまま予定店を眺めているとある店の屋号が目に止まった。
「麺國屋」と言う屋号に見覚えはなかった。取材予定店ではたまにメニューも掲載するのだが、メニューも載っていない。どんなラーメンが出てくるのか?正直判らなかったが亜流の「壱國家」の系列であろうと屋号から推測出来た。まぁ、私が取材予定店に掲載しているのだ。オチなそんな所であろう。らーナビでも検索してみたが掲載されていなかった。人気がないのであろうか。早速、取材を開始した。
大和市に来るのは約1ヶ月半ぶり。実は最後に食した家系も同じ大和市にある澤田家という家系である。久しぶりの家系を久しぶりの大和市で再食する訳である。
東名高速の横浜・町田ICを下線すると大和市は意外と近いことに気が付いた。個人的には厚木から北上するルートが一般的なイメージとしてあるのだが、厚木市内の渋滞を考えると非常にスマートだ。
高速を下線して数分。現地に近くなってきた。実はナビにセットする時から気付いていたが私がよく利用するネットカフェや前述の澤田家からも非常に近い立地だ。しかし、ナビは大通りから外れた脇道へ誘う。何だか住宅街っぽい場所になってきた。程無くして店を発見したのだが駐車場がない。近くは住宅街なのでコインパーキングも見当たらない。仕方なく最寄り駅の大和駅にナビをセットして駅に向かう。駅前ならパーキングがあるのでは?と考えたからだ。案の定、と言うか駅までの道すがら、徳洲会病院と言う病院の前にコインパーキングがあったので入庫後。店までは徒歩で向かうことにした。距離にして600mほどであろう。
店までの道は真っすぐ行って左に曲がるだけ。迷うこともない…と思っていたがしっかりと迷った。どうも、一本前の道を曲がってしまったようだ。道沿いに地図があったので見ていると…
「グォオオオオオオオオオン」
何所からともなく爆音が鳴り響いた。色んな建物に音が乱反射しているようで音の出所が判らない。ある方向を見ているとジェット機が低い高度を通り過ぎ、真っ直ぐに離陸して行く。そう言えばこの辺りは自衛隊の厚木飛行場や米軍の厚木基地がある。私自身、「基地のある生活」は馴染みがないが、厚木の人達はこの騒音と共に生活しているんだなぁとシミジミ。昨今、話題になっている沖縄の基地移設問題なども住民にとっては騒音はもとより、外国人兵士の素行の問題など、色んな意味で負担をかけているのだと改めて思った。私の住む静岡県東部も御殿場に自衛隊の演習場があるが、総合火力演習の時に大砲の音が聞こえる位で普段はあまり気にならない。ラーメンサイトで外交問題について言及するつもりは毛頭ないが、住民感情を鑑みると何ともやるせない気持ちになった。
話が反れた。
私が行きたいのは大和市草柳と言う場所。地図によればここは大和市中央5丁目付近。もっと基地に近い方へ行けば良いはずである。ジェット機が見えた方向に脇道があるので下ってみることにした。
すると、店に一番近い交差点に出くわした。ラッキー!そして、店の外観を写すために店の前に立つ。そこには妙な事が書いてあった。
「豚骨と魚介の合わせスープ」
ここに来て初めて気が付いたのだが、この店は家系の店じゃないらしい…。しかし、店の前まで来てしまっているので自分の「家系な気分」はどうあれ早速店内へ。
店内に入ると直ぐ券売機がある。店の看板はつけ麺、魚介つけ麺、らーめん、豚骨らーめんの4種類のようだ。オーダーは食券制。客の多くはつけ麺を食しているようだが初来店なのでシンプルにらーめん、味付玉子をオーダーした。
店内は客でほぼ満席。入口から一番遠い奥の方に空席があったので陣取った。
店内は厨房をL字に囲むカウンター席のみ。店主と思しき男性と女将と思しき女性の2名で切り盛りする。接客が非常によく、声が良く出ている。最初に冷たいおしぼりがやってくる。ラーメンをすすると冬でも汗をかく場合があるのでこのおしぼりが意外と重宝するが出てくる店はあまりない。あなたも備付けのティッシュで汗拭いたことがありませんか?
厨房観察。
寸胴の数は大型の物が1器。営業用の物もあると思われるが視界から確認することは出来ない。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマーによって管理されている。スープはオーダー毎に雪平鍋で加温するスタイル。コンロは3セットも用意されており、常にフル稼働している。麺は2種類あるようで、つけ麺とラーメンでは太さが違うようだ。
そしてラーメンがやって来た。私のオーダーしたラーメンはとんこつ魚介系のラーメンのようだ。とんこつ魚介系と言えばつけ麺が多いのでちょっと珍しいかもしれない。早速、スープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨を軸にした印象で乳化度合は高め。表層には甘みのある豚の油が確認出来、これがまた良い風味を醸し出している。大量の節粉で魚介風味が付けられているが、事前に魚介系のペーストを仕込んであるようで、とんこつスープに溶かしながら調味する。多分、この魚介ペーストの代わりに醤油ダレや塩ダレなどを加えるとメニューにもある豚骨ラーメンのスープになるのであろう。
麺は中細のストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。デフォルトで硬茹でで供され、ゴワゴワとした食感でしかコシを表現出来ないグルテン値の低いそれは、九州系とんこつラーメンに使用されるような麺の番手を下げた感じの印象。前述の豚骨らーめんもこの麺になるのであろう。
具はチャーシュー、半身の味玉、メンマ、のり。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚。脂身の多い部分だが引き換えに食感は柔らかい。積極的な味付けはされていない。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで良い。オーダー時。半身が入っていると聞かされたが敢えて投入してみたが正解だったようだ。
取材記を書いているこの段階でこの店についてネットを検索してみると、多くの実食レポが見つかり、最初かららーナビじゃなくて携帯でググれば良かったのか?と思ったりした。そして、そのブログのある文章の中に驚愕の事実が書いてあった。
「月家も非常に短命でした…。」
この屋号には聞き覚えがあった。そう、私は昔、この店に一度は来たことがあったという事実だ。更にラー紀で月家の取材記を見てみると驚くことにその時と全く同じ一番奥の席に座っていたと言う事実が判明した。
6年の歳月を超え、また同じ席に帰ってきたと言うことか…
今日は土曜日。
久しぶりに会社のテニスがある。朝方一雨降ったようで最初は寒かったが、テニスが始まると時折り睛れ間も見え、火照った身体に秋風が心地よい。2時間でテニスは終わり、そのまま取材に向かうことにした。
当初、先日店の前まで行って玉砕された小田原の新店を取材しようと考えたが、続けて小田原を取材するのは個人的には憚られたので取材予定店を見てみることに。話は反れるが先日、mixiでマイミクになった方と家系について話をしたことを思い出す。
『そう言えば最近、家系食ってねぇなぁ』などと考えていると無性に家系が食べたくなってきた。そんな気持ちのまま予定店を眺めているとある店の屋号が目に止まった。
「麺國屋」と言う屋号に見覚えはなかった。取材予定店ではたまにメニューも掲載するのだが、メニューも載っていない。どんなラーメンが出てくるのか?正直判らなかったが亜流の「壱國家」の系列であろうと屋号から推測出来た。まぁ、私が取材予定店に掲載しているのだ。オチなそんな所であろう。らーナビでも検索してみたが掲載されていなかった。人気がないのであろうか。早速、取材を開始した。
大和市に来るのは約1ヶ月半ぶり。実は最後に食した家系も同じ大和市にある澤田家という家系である。久しぶりの家系を久しぶりの大和市で再食する訳である。
東名高速の横浜・町田ICを下線すると大和市は意外と近いことに気が付いた。個人的には厚木から北上するルートが一般的なイメージとしてあるのだが、厚木市内の渋滞を考えると非常にスマートだ。
高速を下線して数分。現地に近くなってきた。実はナビにセットする時から気付いていたが私がよく利用するネットカフェや前述の澤田家からも非常に近い立地だ。しかし、ナビは大通りから外れた脇道へ誘う。何だか住宅街っぽい場所になってきた。程無くして店を発見したのだが駐車場がない。近くは住宅街なのでコインパーキングも見当たらない。仕方なく最寄り駅の大和駅にナビをセットして駅に向かう。駅前ならパーキングがあるのでは?と考えたからだ。案の定、と言うか駅までの道すがら、徳洲会病院と言う病院の前にコインパーキングがあったので入庫後。店までは徒歩で向かうことにした。距離にして600mほどであろう。
店までの道は真っすぐ行って左に曲がるだけ。迷うこともない…と思っていたがしっかりと迷った。どうも、一本前の道を曲がってしまったようだ。道沿いに地図があったので見ていると…
「グォオオオオオオオオオン」
何所からともなく爆音が鳴り響いた。色んな建物に音が乱反射しているようで音の出所が判らない。ある方向を見ているとジェット機が低い高度を通り過ぎ、真っ直ぐに離陸して行く。そう言えばこの辺りは自衛隊の厚木飛行場や米軍の厚木基地がある。私自身、「基地のある生活」は馴染みがないが、厚木の人達はこの騒音と共に生活しているんだなぁとシミジミ。昨今、話題になっている沖縄の基地移設問題なども住民にとっては騒音はもとより、外国人兵士の素行の問題など、色んな意味で負担をかけているのだと改めて思った。私の住む静岡県東部も御殿場に自衛隊の演習場があるが、総合火力演習の時に大砲の音が聞こえる位で普段はあまり気にならない。ラーメンサイトで外交問題について言及するつもりは毛頭ないが、住民感情を鑑みると何ともやるせない気持ちになった。
話が反れた。
私が行きたいのは大和市草柳と言う場所。地図によればここは大和市中央5丁目付近。もっと基地に近い方へ行けば良いはずである。ジェット機が見えた方向に脇道があるので下ってみることにした。
すると、店に一番近い交差点に出くわした。ラッキー!そして、店の外観を写すために店の前に立つ。そこには妙な事が書いてあった。
「豚骨と魚介の合わせスープ」
ここに来て初めて気が付いたのだが、この店は家系の店じゃないらしい…。しかし、店の前まで来てしまっているので自分の「家系な気分」はどうあれ早速店内へ。
店内に入ると直ぐ券売機がある。店の看板はつけ麺、魚介つけ麺、らーめん、豚骨らーめんの4種類のようだ。オーダーは食券制。客の多くはつけ麺を食しているようだが初来店なのでシンプルにらーめん、味付玉子をオーダーした。
店内は客でほぼ満席。入口から一番遠い奥の方に空席があったので陣取った。
店内は厨房をL字に囲むカウンター席のみ。店主と思しき男性と女将と思しき女性の2名で切り盛りする。接客が非常によく、声が良く出ている。最初に冷たいおしぼりがやってくる。ラーメンをすすると冬でも汗をかく場合があるのでこのおしぼりが意外と重宝するが出てくる店はあまりない。あなたも備付けのティッシュで汗拭いたことがありませんか?
厨房観察。
寸胴の数は大型の物が1器。営業用の物もあると思われるが視界から確認することは出来ない。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマーによって管理されている。スープはオーダー毎に雪平鍋で加温するスタイル。コンロは3セットも用意されており、常にフル稼働している。麺は2種類あるようで、つけ麺とラーメンでは太さが違うようだ。
そしてラーメンがやって来た。私のオーダーしたラーメンはとんこつ魚介系のラーメンのようだ。とんこつ魚介系と言えばつけ麺が多いのでちょっと珍しいかもしれない。早速、スープからすすってみた。
ベースのスープはげん骨を軸にした印象で乳化度合は高め。表層には甘みのある豚の油が確認出来、これがまた良い風味を醸し出している。大量の節粉で魚介風味が付けられているが、事前に魚介系のペーストを仕込んであるようで、とんこつスープに溶かしながら調味する。多分、この魚介ペーストの代わりに醤油ダレや塩ダレなどを加えるとメニューにもある豚骨ラーメンのスープになるのであろう。
麺は中細のストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。デフォルトで硬茹でで供され、ゴワゴワとした食感でしかコシを表現出来ないグルテン値の低いそれは、九州系とんこつラーメンに使用されるような麺の番手を下げた感じの印象。前述の豚骨らーめんもこの麺になるのであろう。
具はチャーシュー、半身の味玉、メンマ、のり。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚。脂身の多い部分だが引き換えに食感は柔らかい。積極的な味付けはされていない。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで良い。オーダー時。半身が入っていると聞かされたが敢えて投入してみたが正解だったようだ。
取材記を書いているこの段階でこの店についてネットを検索してみると、多くの実食レポが見つかり、最初かららーナビじゃなくて携帯でググれば良かったのか?と思ったりした。そして、そのブログのある文章の中に驚愕の事実が書いてあった。
「月家も非常に短命でした…。」
この屋号には聞き覚えがあった。そう、私は昔、この店に一度は来たことがあったという事実だ。更にラー紀で月家の取材記を見てみると驚くことにその時と全く同じ一番奥の席に座っていたと言う事実が判明した。
6年の歳月を超え、また同じ席に帰ってきたと言うことか…
