| 私が食べたいラーメンがそこにはある |
【閉店】ザ・ラーメン どさん子大将

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~13:40(月~水・金~日) 18:00~23:00(月~水・金~日) | |||
| 定休日 | 木曜 | |||
| 席数 | カウンター8 座敷12 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚15'04.6'' E138゚37'09.0'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2009/10/31 | その他の情報... | ||
メニュー
- こってりコーンクリームラーメン
- 800円
- みそラーメン
- 700円
- 塩バターラーメン
- 700円
- 塩ラーメン
- 650円
文頭から話は反れるが、ラーメン紀行の更新を毎週、楽しみにしている読者の皆さんは掲載されているラーメンとは何だとお考えですか?
最新ラーメンの情報?家系ラーメンの情報?とんこつ系ラーメンの情報?ネタラーメンの情報?実はどれも違います。
昔から欠かさずラーメン紀行をご覧の方はご存じかと思いますが、ラーメン紀行に掲載しているラーメンは私、管理人の昼飯・夕飯の記録とそれにまつわるエピソードでしかありません。
ラーメン紀行を始めて来年で10年になります。始めた頃はまだブログと言う物が存在しない時代。HP作成と言うのは多少難易な事で現在のブログほど敷居の低いものではありませんでした。
掲載軒数が200軒を越えた頃の私は、このサイトが静岡東部のラーメンの情報発信の場なのだと言う事実をアクセス数や掲示板の活発な書き込みから嫌でも認識させられた時期で、地元の新店があればいち早く、読者の皆さんに情報を提供しようと言う使命感みたいな物もありました。
時は流れ、時代はいよいよブログ全盛に入り、情報発信すること自体が安易に、それこそ携帯から出来る時代になり、私のサイトからも多くの読者がブログを立ち上げ、巣立っていった。中には本を出した者も現れた訳である。
私が静岡勤務に移った頃から、地元の新店を仕事の帰りがけに取材する事が不可能になり、また、前述のように私などとは比べものにならない位、精力的にレポをアップする人達も現れた時、私は一時の使命感のようなものから解放された気がした。私の役目はある時期から転換期を迎えた訳だが、その意志は確実に誰かに受け継がれている気がした。
その使命感は一時的な物ではあったが、ラーメン紀行開設当初から守っているポリシーがある。それが「食事としての一杯のラーメンを掲載する」と言う事である。一日に何杯ものラーメンを食す人も世の中には存在するが、基本的には昼に一杯。夜に一杯。しかもサイトの更新目的で土日に2杯程度しかラーメンを食べない。そんな事を9年以上、続けている。逆を言うとこのペースだから身体に支障を来すことなく、また、手間の掛かる掲載作業に嫌気がさすことなく続けられたのだと思う。
話を戻そう。
ある読者の方からメールを頂いた。その内容は前回の取材記に対するやや批判的な内容。それはバーミヤンと言うチェーン店の取材記はないだろう!と言う内容であった。
これまで、「チェーン店だから」と言う理由で掲載をしなかった事はない。あくまで、そのチェーン店に出てくるメニューに私が興味を持ち、食べてみたいメニューがあったか、一回の食事として楽しめる内容のメニューがあるのか?と言う事が掲載されるか否の分かれ道である。
また、こだわりの店を望んでいる読者もいれば、チェーン店しか行けない小さい子供を抱えた人達と言うのも読者にいる可能性もある訳で、そう言う人達にとってチェーン店の情報は有益な場合もある。必要か、不必要かは読み手である読者が選択すれば良い訳であり、私のサイトだけがラーメンサイトではない。世の中には数多のラーメンサイトやブログが存在しているのである。
「こんなんだったら…どさんこ、さつまっこ、幸楽園 何でも有るじゃん」
正直、さつまっこも幸楽苑も既に取材済み。どさんこだけはこれまでグッとくる店が無かったのだが、最近になって実はアテがあった。
話は更に反れて先日のこと。
はなまるラーメンと言う静岡のラーメン店を紹介しているラーメン本を何気に読んでいる時であった。私の心をグッと掴んだメニューに気が付いた。場所は富士宮。いつかは取材しようと考えていたのだった。
話を戻そう。
そんなメールの内容もあってか私は急遽、その店への取材を決めたのだった。と言うかこんなタイムリーなネタ。書かない訳にはいかないじゃないですか(笑)早速、取材を開始した。
店の名を「ザ・ラーメン どさん子大将」と言う。前述のチェーン店、どさんこと関係があるかないかは正直、判らない。しかし、私が食べたいラーメンがそこにはあるのだ。
店は富士宮BPの途中にある。この通りも最近はチェーン店のラーメン屋が多くなってきた。古い所ではラーメンショップや一番亭。ばんかららーめんや二代目丸源など、挙げればキリがない。
店先に駐車場があるので入庫後。早速、店内へ。
蛍光灯の灯りで一際明るい店内は厨房をL字に囲むカウンター席と座敷の構成。座敷とカウンターに先客。座敷席は小さな子供3人を引き連れた若い夫婦であった。調理台に近いカウンター席に陣取った。
カウンターに備え付けのメニューを見てみる。あった!オーダーは口頭。こってりコーンクリームラーメンをオーダーした。
前述した通り、店内には座敷席が2席あり、家族連れがラーメンを食べていた。ラーメン紀行は席数に関してもカウンター、テーブル、座敷とそれぞれの席数を掲載している訳であるが、こんなちょっとした情報も家族連れの人達にとって必要な情報ではないだろうか。店はご夫婦で切り盛りされているようで、寡黙な店主とは対照的に明るい接客の女将。ご夫婦で営むラーメン店のモデルケースのような店である。
厨房観察。
寸胴は全部で2器、確認出来たが営業用に稼働しているのは1器のみ。タレの代わりになるコーンクリームがディッシャーによって丼の中に入れられている。中華なべを使用して豚肉、キャベツ、もやし、人参などの具材が炒められ、スープを加えている。注がれるスープは透明感のある清湯スープであり、中華なべの中で一緒に煮込まれる。しかし、その具材は別オーダーの塩ラーメンの具のようで、スープのみが私の丼にも注がれた。ちょっとしたエキスの分配を受けているようである。しかし、塩ラーメンのオーダーがなかった場合、スープは寸胴からダイレクトインされるのであろうか?疑問が残った。麺茹では平ざるを使用したもので湯切りもシッカリして好印象。平ざると菜箸を使用した麺捌きには確かな技術力を感じた。
そしてラーメンがやってきた。
「期待と不安の瞬間だね」
ラーメンを目の前にした私に女将が話しかけてきた。愛想笑いで受け答える私であるが、この手のラーメンは勿論、初めてではない。コーンクリーム系であれば沼津の老舗店である「チャウチャウ」の「ホワイトラーメン」や清水区蒲原にある「丸大飯店」の「パイホアラーメン」。ミルク系では藤沢市にある「こぐま」の「牛乳ラーメン」、沼津市「駿河ラーメン」の「牛乳ラーメン」。新しい所では同市内にある「ままん」の「マリリンメンロー」等々。挙げればキリがない。早速、スープからすすった。
ベースのスープは前述した通り、鶏ガラと野菜を軸にした印象の清湯系スープである。粘度はそれほどなく、サラっとした印象。添加された背脂とバターのコク。トウモロコシ由来の香りと甘みでアタック感の弱い、マッタリと緩い味付けである。個人的にはもう少し塩気があっても良いような気がしたが最後まで飽きることはなかった。
麺は中太麺。かん水の量、加水率は標準的な印象を持った。茹で加減は若干柔らかく、コシはそれほどある訳ではない。スープとの絡みは悪くない。
具はチャーシュー、半身の味玉、なると、メンマ、コーン、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。シッカリと味付けされていて美味。メンマも味付けが施され、自家製を思わせる出来。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やかである。
前述の読者の方には文頭に書いたような内容を返信し、ラーメンデータベースや超らーめんナビを読むように勧めた。その方も「もう読まない」と言っていたのでこの記事を読むこともないのであろう。
読むも自由。読まないのも自由。多くの情報が反乱する現代のネット社会で、読み手には情報の取捨選択と書かれている情報の信頼性、信憑性を見抜く力が問われているのだと思う。
最新ラーメンの情報?家系ラーメンの情報?とんこつ系ラーメンの情報?ネタラーメンの情報?実はどれも違います。
昔から欠かさずラーメン紀行をご覧の方はご存じかと思いますが、ラーメン紀行に掲載しているラーメンは私、管理人の昼飯・夕飯の記録とそれにまつわるエピソードでしかありません。
ラーメン紀行を始めて来年で10年になります。始めた頃はまだブログと言う物が存在しない時代。HP作成と言うのは多少難易な事で現在のブログほど敷居の低いものではありませんでした。
掲載軒数が200軒を越えた頃の私は、このサイトが静岡東部のラーメンの情報発信の場なのだと言う事実をアクセス数や掲示板の活発な書き込みから嫌でも認識させられた時期で、地元の新店があればいち早く、読者の皆さんに情報を提供しようと言う使命感みたいな物もありました。
時は流れ、時代はいよいよブログ全盛に入り、情報発信すること自体が安易に、それこそ携帯から出来る時代になり、私のサイトからも多くの読者がブログを立ち上げ、巣立っていった。中には本を出した者も現れた訳である。
私が静岡勤務に移った頃から、地元の新店を仕事の帰りがけに取材する事が不可能になり、また、前述のように私などとは比べものにならない位、精力的にレポをアップする人達も現れた時、私は一時の使命感のようなものから解放された気がした。私の役目はある時期から転換期を迎えた訳だが、その意志は確実に誰かに受け継がれている気がした。
その使命感は一時的な物ではあったが、ラーメン紀行開設当初から守っているポリシーがある。それが「食事としての一杯のラーメンを掲載する」と言う事である。一日に何杯ものラーメンを食す人も世の中には存在するが、基本的には昼に一杯。夜に一杯。しかもサイトの更新目的で土日に2杯程度しかラーメンを食べない。そんな事を9年以上、続けている。逆を言うとこのペースだから身体に支障を来すことなく、また、手間の掛かる掲載作業に嫌気がさすことなく続けられたのだと思う。
話を戻そう。
ある読者の方からメールを頂いた。その内容は前回の取材記に対するやや批判的な内容。それはバーミヤンと言うチェーン店の取材記はないだろう!と言う内容であった。
これまで、「チェーン店だから」と言う理由で掲載をしなかった事はない。あくまで、そのチェーン店に出てくるメニューに私が興味を持ち、食べてみたいメニューがあったか、一回の食事として楽しめる内容のメニューがあるのか?と言う事が掲載されるか否の分かれ道である。
また、こだわりの店を望んでいる読者もいれば、チェーン店しか行けない小さい子供を抱えた人達と言うのも読者にいる可能性もある訳で、そう言う人達にとってチェーン店の情報は有益な場合もある。必要か、不必要かは読み手である読者が選択すれば良い訳であり、私のサイトだけがラーメンサイトではない。世の中には数多のラーメンサイトやブログが存在しているのである。
「こんなんだったら…どさんこ、さつまっこ、幸楽園 何でも有るじゃん」
正直、さつまっこも幸楽苑も既に取材済み。どさんこだけはこれまでグッとくる店が無かったのだが、最近になって実はアテがあった。
話は更に反れて先日のこと。
はなまるラーメンと言う静岡のラーメン店を紹介しているラーメン本を何気に読んでいる時であった。私の心をグッと掴んだメニューに気が付いた。場所は富士宮。いつかは取材しようと考えていたのだった。
話を戻そう。
そんなメールの内容もあってか私は急遽、その店への取材を決めたのだった。と言うかこんなタイムリーなネタ。書かない訳にはいかないじゃないですか(笑)早速、取材を開始した。
店の名を「ザ・ラーメン どさん子大将」と言う。前述のチェーン店、どさんこと関係があるかないかは正直、判らない。しかし、私が食べたいラーメンがそこにはあるのだ。
店は富士宮BPの途中にある。この通りも最近はチェーン店のラーメン屋が多くなってきた。古い所ではラーメンショップや一番亭。ばんかららーめんや二代目丸源など、挙げればキリがない。
店先に駐車場があるので入庫後。早速、店内へ。
蛍光灯の灯りで一際明るい店内は厨房をL字に囲むカウンター席と座敷の構成。座敷とカウンターに先客。座敷席は小さな子供3人を引き連れた若い夫婦であった。調理台に近いカウンター席に陣取った。
カウンターに備え付けのメニューを見てみる。あった!オーダーは口頭。こってりコーンクリームラーメンをオーダーした。
前述した通り、店内には座敷席が2席あり、家族連れがラーメンを食べていた。ラーメン紀行は席数に関してもカウンター、テーブル、座敷とそれぞれの席数を掲載している訳であるが、こんなちょっとした情報も家族連れの人達にとって必要な情報ではないだろうか。店はご夫婦で切り盛りされているようで、寡黙な店主とは対照的に明るい接客の女将。ご夫婦で営むラーメン店のモデルケースのような店である。
厨房観察。
寸胴は全部で2器、確認出来たが営業用に稼働しているのは1器のみ。タレの代わりになるコーンクリームがディッシャーによって丼の中に入れられている。中華なべを使用して豚肉、キャベツ、もやし、人参などの具材が炒められ、スープを加えている。注がれるスープは透明感のある清湯スープであり、中華なべの中で一緒に煮込まれる。しかし、その具材は別オーダーの塩ラーメンの具のようで、スープのみが私の丼にも注がれた。ちょっとしたエキスの分配を受けているようである。しかし、塩ラーメンのオーダーがなかった場合、スープは寸胴からダイレクトインされるのであろうか?疑問が残った。麺茹では平ざるを使用したもので湯切りもシッカリして好印象。平ざると菜箸を使用した麺捌きには確かな技術力を感じた。
そしてラーメンがやってきた。
「期待と不安の瞬間だね」
ラーメンを目の前にした私に女将が話しかけてきた。愛想笑いで受け答える私であるが、この手のラーメンは勿論、初めてではない。コーンクリーム系であれば沼津の老舗店である「チャウチャウ」の「ホワイトラーメン」や清水区蒲原にある「丸大飯店」の「パイホアラーメン」。ミルク系では藤沢市にある「こぐま」の「牛乳ラーメン」、沼津市「駿河ラーメン」の「牛乳ラーメン」。新しい所では同市内にある「ままん」の「マリリンメンロー」等々。挙げればキリがない。早速、スープからすすった。
ベースのスープは前述した通り、鶏ガラと野菜を軸にした印象の清湯系スープである。粘度はそれほどなく、サラっとした印象。添加された背脂とバターのコク。トウモロコシ由来の香りと甘みでアタック感の弱い、マッタリと緩い味付けである。個人的にはもう少し塩気があっても良いような気がしたが最後まで飽きることはなかった。
麺は中太麺。かん水の量、加水率は標準的な印象を持った。茹で加減は若干柔らかく、コシはそれほどある訳ではない。スープとの絡みは悪くない。
具はチャーシュー、半身の味玉、なると、メンマ、コーン、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。シッカリと味付けされていて美味。メンマも味付けが施され、自家製を思わせる出来。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やかである。
前述の読者の方には文頭に書いたような内容を返信し、ラーメンデータベースや超らーめんナビを読むように勧めた。その方も「もう読まない」と言っていたのでこの記事を読むこともないのであろう。
読むも自由。読まないのも自由。多くの情報が反乱する現代のネット社会で、読み手には情報の取捨選択と書かれている情報の信頼性、信憑性を見抜く力が問われているのだと思う。
