未体験の味
やさいつけめん どらごん
【閉店】野菜つけ麺 DORAGON

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間12:00~15:00(月~火・木~日)
17:00~21:00(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター12 テーブル8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚33'56.7''
E139゚24'05.1''
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最寄駅淵野辺駅(JR横浜線)
取材日2011/09/17その他の情報...

メニュー

野菜つけ(味玉)
800円
野菜つけ
700円
野菜つけ(ベジ増)
850円
野菜つけ(チャーシュ)
950円
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敬老の日を含む3連休。皆さん、如何お過ごしですか?私ですか?相も変わらずですよ。管理人です。
今日は土曜日。
来週月曜日もお休みと言うこともあってか気分的には少し遠出をしてみようかと前々から考えてた矢先のこと。
毎日、チェックしている携帯端末のRSSリーダーにある店の事が掲載された。その店は元々、どらごんと言うラーメン屋だったのがつけ麺の専門店にリニューアルしたという内容。そのどらごんと言う屋号に聞き覚えがあったのだ。
『確か、取材予定店に掲載されていたような…』
ラー紀の取材予定店を見てみると案の定である。よく、取材予定店に掲載している内に店が閉店してしまうと言うケースはこれまであったのだが、店がリニューアルすると言うのは初めてかもしれない。何故、この店がここまで後回しになっているかと言えば単純に遠いからである。
先日、「相模原は意外と近い」と取材記の中で書いた覚えがあるが相模原市は政令指定都市であり区割りが出来る程広い。横浜・町田IC辺りの南区の方は場所によっては近いのだが中央区や緑区などは結構、時間がかかって億劫になのである。
しかし、前述した通り、来週月曜がお休みと言うのも後押しして今回は久しぶりの淵野辺駅周辺まで赴くこととし、自宅を出発した。
 
2時間後。
店の近所に到着した。ここまで来てやっと気付いたのだが昔、取材した二郎系を提供する「学」と言う店に非常に近い立地。店先に駐車場があるのだが満車状態だったので手前のパチンコ屋に入庫するも、何だか厄介な出庫システムのため小心者の私は少しばかりパチスロに興じた。
1000円で当たりを引き当てるもレギュラーボーナス。結局、3000円も使ってしまった…高い駐車場代だ。気を取り直して店へと向かう。
店内に入ると右手に券売機がある。オーダーは食券制。野菜つけ(味玉)をオーダーした。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席とテーブル席の構成。空いているカウンター席に陣取った。
店主と思しき男性と女店員の2名で切り盛りする店内。カウンター内に幼児の姿も見えたので多分、ご夫婦であろう。お昼過ぎの店内は7割程度の客入り。それなりに繁盛している。
厨房観察。
寸胴の数は中型の物が3器。その内の2器が仕込み用で1器が営業用のようだ。麺茹で深ざるを使用してものだが所謂、一人前づつのそれではなく大型のざるで一気に茹で上げるようだ。茹で上がった麺は水切りようの大ざるにスイッチされ冷水で〆るのは女将の担当。その間、店主がつけ汁などの準備を行う連係プレー。ちなみにこの店のウリは炙った野菜なのだそうで、その作り方が結構ダイナミック。ステンレス製のバットの中にもやし、キャベツ、パプリカなどの野菜と少しばかりのオイルっぽい液体を投入して大型のバーナーで炙っている。この手のバーナーはキャンプ場のBBQ場で良く見るタイプで最初に炭を安定的に着火させる場合に用いるもの。「ボーッ」と言う音を立てるそれは宛ら火炎放射器の様相。そう言えば余談だが「龍が如くOF THE END」にも今回は火炎放射器が出てくる。(まぁ、焼くのは野菜じゃないが…って本当に余談だな…)
そして、つけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量は標準的。加水率は若干、高めの印象を持った。あまり強いコシはないが冷水で〆てあるので適度な弾性を帯びている。麺自体はあまり個性的な印象はないがここからがかなり個性的なのである。
つけ汁のベースはげん骨を軸にした印象。乳化度合はかなり高めではあるが粘度はなくサラサラしたスープだ。そして、味付けなのだが当初、作製工程の中で魚粉を入れているシーンがあったのでまたおま系か?」などと考えていたが話はそう簡単ではなかった。この味付けをどう表現すれば良いのか、その言葉を持ち得ないのだが敢えて書くなら塩味(えんみ)、辛味、程良い酸味で構成されており、そこに動物系の油脂の香りが加わっている。奥底の方でにんにくの風味も感じ取る事が出来た。やや韓国っぽい味付けながら私自身、過去に食べた記憶がないその味をこれ以上、表現する術がない。しかし、決してマズい訳ではなく例えば「またおま系」を食べた時のような「安心感(飽き飽きしてるって?)」ではなく、「心地よい緊張感」と言うか「ワクワク感」の中、食べている感じだ。
具はつけ汁の中にチャーシュー、味玉。麺の上には炙り野菜が乗っている。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚を炙ったもの。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで好印象。炙り野菜は炙ったことによる香ばしさと野菜が持つ甘みが強調されており、しかも茹で野菜ではないので水っぽさもなくシャキシャキ感もシッカリと強調されている。炙り過ぎると逆に苦味が出てしまう「諸刃の剣」であり、ギリギリを狙った感がある。
これまで色んなつけ麺を食べてきたが今回のように良い意味で訳が判らないつけ麺と言うのも個人的には面白く、食べ手の楽しみの範囲が広がっている印象を受けた。店主の味の想像力に感謝するばかりである。

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