山梨県、初の取材!
こくぼや
【閉店】こくぼ家

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~2:00(月~土)
11:30~1:00(日)
定休日無休
席数カウンター22
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚37'52.6''
E138゚33'13.0''
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最寄駅国母駅(JR身延線)
取材日2001/09/09その他の情報...

メニュー

ラーメン
600円
チャーシューメン
800円
油そば
600円
 
中盛
100円
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私のラーメン取材、最近は静岡県三島市を中心に半径5、60Kmを目安に取材をしている。東は神奈川県厚木市近辺、西は静岡市、南は伊豆半島の最南端の下田市、そして北は山梨県甲府市近辺になる。
前回、小田原の家系であるもり家を取材したが、今回も家系巡礼の旅として半径5、60Kmくらいの距離で家系を探してみた。すると山梨県甲府市にこくぼ家と言う家系を発見した。早速取材を開始した。
店に着くと先ず目を引くのが看板。「本場横浜の味 山梨1号店」と書いてある。静岡もここへ来て家系ラーメン店が増えたが、山梨には似たような味も含めて「家系」と呼ばれるラーメン屋がいくつ位存在するのであろう。私自身も山梨の家系事情はあまり詳しくない。
店に入るとカウンターのみで構成されるお店はほぼ満席。オーダーは食券制。好みも向こうから聞いてくれます。チャーシューメンを全てデフォルトでオーダーした。
今までの家系とは違い、店内は音楽の流れる気楽な雰囲気。店員も若い兄ちゃんが二人で切り盛りする。ピリ×2感も罵声もそこにはない。
厨房を観察する。スープや脂の取り方は六角家系列と同様(要するに吉田家と同じ)と思われ、脂は大きな寸胴から取っていた。少し気になったのはスープを張る時に余計なものが入らないようにザルで()しているのだが、そのザルには結構な量で濾された物が残るのである。吉田家でもスープを張る時はザルで濾すが、あまり濾された物がザルに残る様を見たことがない。そんな事を考えているとラーメンが来た。
見た目は正に家系である。通常の家系より若干、赤みのあるスープ。早速すすってみる。うん、イケるぞ。味は若干薄め。とんこつ感がスゴい。野性味溢れるとんこつ感なのでサッパリラーメン好きの人はダメかも。
麺は太ストレート麺。吉田家に比べると若干細め。食感も茹で加減も普通かな。
具は家系の王道。チャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。チャーシューは肩ロース使用の茹で豚。非常に薄い。こんなにペラペラなチャーシューも久しぶりだ。
しばらく食べ続けるとスープの表面に細かい泡が立っているのに気が付いた。先ほどのスープの張り具合からすると多分、灰汁(あく)だと思われる。豚骨や背ガラなどを高温で長時間煮込むとんこつスープに灰汁が出ない訳がない。吉田家はスープを張るとき、寸胴の中をかき分けてスープをすくう。つまり灰汁などをかき分けているのであろう。それに対してこくぼ家は灰汁もザルで濾そうとしているようだ。ただ灰汁の浮いたスープはそれはそれなりにワイルドな感じで美味しかったのであった。

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