| やっぱ二郎系はナメてかかってはいけない。 |
えぼし麺 菜良

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 神奈川県茅ヶ崎市中海岸1-1-66 | |||
| 電話番号 | 0467-85-7226 | |||
| 営業時間 | 11:30~15:00(火~日・祝) 18:00~22:00(火~土) | |||
| 定休日 | 月曜・第1火曜・第3火曜・第5火曜 | |||
| 席数 | カウンター4 テーブル6 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚19'28.7'' E139゚24'33.5'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 茅ヶ崎駅(JR東海道本線) 茅ヶ崎駅(JR相模線) | |||
| 取材日 | 2010/02/13 | その他の情報... | ||
メニュー
- あえそば
- 700円
- えぼし麺
- 600円
- つけ麺
- 700円
- 大盛 400g
- 100円
昼に八王子まで行って散々な目に会った私はその足で一気に南下し茅ヶ崎を目指した。朝から二郎な気分になっていた(そうそうなるもんじゃないが)私は夜こそ二郎と考えていた。とは言え、そんな直ぐ連食が出来るほど二郎は甘くない。充分にお腹を空かせた状態にするために通り道である平塚にあるネットカフェで取材記を書きながら時間を潰すことにした。
4時間後。
ドタバタしたため昼飯を食べた時間が若干ズレ込んだ関係であまりインターバルを取ることも出来ないが、移動時間や帰りの時間の事。また、雪の事なども考えるとそろそろ次の取材に行かなければならない。時計は夕方6時過ぎ。ネットカフェを後にして現地に向かった。
今回、取材する店を「菜良」と言う。どう言う当て字なのかは判らないが普通なら「なら」と読みそうなもんだ。この前の「五一六」もそうだが、最近の屋号は読み方が難しい場合が多い。その傾向は子供の名付けにも同じ事が言える。同じ読み難いなら川崎市にあるラーメン屋の屋号「紗羅紗」の方が読み難いとは言え素直である。
話が反れた。
目的の店は茅ヶ崎駅南口の近くにある。この辺りも何度か来たことがある。コインパーキングはそれなりに多いが一方通行が多くて最初は苦労する。私などはそこはもう慣れたものだ。駅まで北上してから一方通行を考慮して南下。店から一番近いと思われるコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かった。
本当にあっけなく店は見つかった。木材を全面に使用した飾り気のない店構え。これがラーメン屋だとは考えにくいであろう。私も事前情報で屋号を知らなければスルーの方向である。半間ほどの引き戸を引いて入店する。するとそこは店の中で一番の高台でちょっとびっくり。客席や厨房は半地下部分に存在し、店全体を見渡す事が出来る。テーブル席と厨房に面したカウンター席の構成。厨房は入り口から一番遠い場所にある。夕飯時少し前の店内のテーブル席は満席。カウンターが空いていたので陣取った。願ったり叶ったりである。席に着くなり「ご注文は?」と女店員に問われた。何処にメニューがあるのかも判らないが壁に目を移すとラーメン、つけ麺、和え麺が出来るのが判った。オーダーは口頭。あえめんをオーダーした。すると…
「トッピングはどうされますか?」
タレ、アブラ(背脂)、にんにく、野菜増しは無料で追加出来る。今回は全てお断りした。
店内は店主とおぼしき初老の男性と若い女性店員の2人で切り盛りする。こんな洒落た店でしかも二郎系などという若者向きなラーメンを出す店主は若者に違いない!とイメージしていたがスッカリ裏切られたようだ。
厨房観察。
コンロにはそれぞれ大きさの違う3器の寸胴が火に掛けられている。一番奥にある2番目に大きい寸胴はスープ&背脂用。中央の一番大きな寸胴が麺茹で用。そして手前の一番小さな寸胴はヤサイ(キャベツともやし)を茹でるための寸胴のようだ。ヤサイはオーダー毎に茹でているのが判る。醤油ダレの準備は女店員。スープと麺は店主がそれぞれ担当しているようだ。麺茹では平ざると菜箸を使用して取り分けている。湯切りはあまり積極的には行われない。まぁ、二郎っぽいと言えば二郎っぽいか。
そしてあえめんがやってきた。目の前の置かれた瞬間、鼻孔内は揚げニンニクの香ばしい香りに満たされる。生じゃないのが救いかもしれない。でも、ニンニクには変わりない。明日が心配だ。今回は和え麺なので先ずはかき混ぜることから始める。かき混ぜている時に後悔するのだがそこはやはり二郎系。暴力的な麺量と豚やヤサイの多さに混ぜ難い事この上ない。底の方からバーチカルロールするのだがあまりの重量に箸が折れるんじゃないかと心配しきりである。そもそも、端から丼の縁を飛び出して盛られているのだから全てが丼の中に収まる訳でもなく、こぼしそうである。何とかもやし一本の脱走に抑える事が出来た。いい加減、手首が疲れてきたが満足行く混ぜ具合にご満悦。早速、食らうことにする。
麺は極太の縮れ麺。
店内の掲示によれば内モンゴル産かん水を使用した自家製麺とのこと。加水率は低めの印象を持った。不揃いな太さ。強烈な縮れ。そして低加水な印象の荒れた麺肌。そして強靱なコシ。何処を切り取ってみても女性向きな麺ではない。「食らう」と言う言葉が相応しい男の食事である。前屈みになることで垂れてくる髪を左手で押さえながら、上品にすする…なんてことは考えない方が良い。そもそも、こんなゴワゴワした麺をすする事が不可能だ。箸で麺をガシッと持ち上げ、行ける所まで頬張り、後は口の中でワシワシとそのコシを楽しむ。これこそがこの麺最大の楽しみ方だろう。
その麺に合わせられるタレは醤油ダレをベースに大量の背脂。粗挽きのコショウ、一味唐辛子、揚げニンニクがジャンク度を更に上げている。粗挽きのコショウが非常に効果的に効いており香りの輪郭を形成する。そこに一味唐辛子の辛味、背脂の甘味やコク、醤油ダレの塩味が複合的に絡んでいる。揚げニンニクは混ぜ込むと成りを潜めるが食後。かなり後になって違った形で現れる。(その何たるかは皆まで言うまい)ブレスケアが欲しくなった。
具は豚、ヤサイ、生卵、揚げニンニク。豚は豚バラ肉使用の煮豚を角材状に切ったもの。ヤサイはキャベツともやし。茹でて熱を加えてある。生卵は全ての調味料、具材をまとめるための接着剤のような役割をしているようで、まとまり感のある混ぜ易さとコショウや一味唐辛子などの香辛料系の舌への当たりを和らげているようだ。
特に店の屋号から連想されるイメージから二郎系とは言ったもののその量は穏やかなのではないか?と高をくくっていた感もあったが、蓋を開けてみればやっぱり二郎は二郎だった。今回も量の多さにかなり泣きそうになったが何とか完食に至った。
今日の教訓。
「やっぱ二郎系はナメてかかってはいけない。」
4時間後。
ドタバタしたため昼飯を食べた時間が若干ズレ込んだ関係であまりインターバルを取ることも出来ないが、移動時間や帰りの時間の事。また、雪の事なども考えるとそろそろ次の取材に行かなければならない。時計は夕方6時過ぎ。ネットカフェを後にして現地に向かった。
今回、取材する店を「菜良」と言う。どう言う当て字なのかは判らないが普通なら「なら」と読みそうなもんだ。この前の「五一六」もそうだが、最近の屋号は読み方が難しい場合が多い。その傾向は子供の名付けにも同じ事が言える。同じ読み難いなら川崎市にあるラーメン屋の屋号「紗羅紗」の方が読み難いとは言え素直である。
話が反れた。
目的の店は茅ヶ崎駅南口の近くにある。この辺りも何度か来たことがある。コインパーキングはそれなりに多いが一方通行が多くて最初は苦労する。私などはそこはもう慣れたものだ。駅まで北上してから一方通行を考慮して南下。店から一番近いと思われるコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かった。
本当にあっけなく店は見つかった。木材を全面に使用した飾り気のない店構え。これがラーメン屋だとは考えにくいであろう。私も事前情報で屋号を知らなければスルーの方向である。半間ほどの引き戸を引いて入店する。するとそこは店の中で一番の高台でちょっとびっくり。客席や厨房は半地下部分に存在し、店全体を見渡す事が出来る。テーブル席と厨房に面したカウンター席の構成。厨房は入り口から一番遠い場所にある。夕飯時少し前の店内のテーブル席は満席。カウンターが空いていたので陣取った。願ったり叶ったりである。席に着くなり「ご注文は?」と女店員に問われた。何処にメニューがあるのかも判らないが壁に目を移すとラーメン、つけ麺、和え麺が出来るのが判った。オーダーは口頭。あえめんをオーダーした。すると…
「トッピングはどうされますか?」
タレ、アブラ(背脂)、にんにく、野菜増しは無料で追加出来る。今回は全てお断りした。
店内は店主とおぼしき初老の男性と若い女性店員の2人で切り盛りする。こんな洒落た店でしかも二郎系などという若者向きなラーメンを出す店主は若者に違いない!とイメージしていたがスッカリ裏切られたようだ。
厨房観察。
コンロにはそれぞれ大きさの違う3器の寸胴が火に掛けられている。一番奥にある2番目に大きい寸胴はスープ&背脂用。中央の一番大きな寸胴が麺茹で用。そして手前の一番小さな寸胴はヤサイ(キャベツともやし)を茹でるための寸胴のようだ。ヤサイはオーダー毎に茹でているのが判る。醤油ダレの準備は女店員。スープと麺は店主がそれぞれ担当しているようだ。麺茹では平ざると菜箸を使用して取り分けている。湯切りはあまり積極的には行われない。まぁ、二郎っぽいと言えば二郎っぽいか。
そしてあえめんがやってきた。目の前の置かれた瞬間、鼻孔内は揚げニンニクの香ばしい香りに満たされる。生じゃないのが救いかもしれない。でも、ニンニクには変わりない。明日が心配だ。今回は和え麺なので先ずはかき混ぜることから始める。かき混ぜている時に後悔するのだがそこはやはり二郎系。暴力的な麺量と豚やヤサイの多さに混ぜ難い事この上ない。底の方からバーチカルロールするのだがあまりの重量に箸が折れるんじゃないかと心配しきりである。そもそも、端から丼の縁を飛び出して盛られているのだから全てが丼の中に収まる訳でもなく、こぼしそうである。何とかもやし一本の脱走に抑える事が出来た。いい加減、手首が疲れてきたが満足行く混ぜ具合にご満悦。早速、食らうことにする。
麺は極太の縮れ麺。
店内の掲示によれば内モンゴル産かん水を使用した自家製麺とのこと。加水率は低めの印象を持った。不揃いな太さ。強烈な縮れ。そして低加水な印象の荒れた麺肌。そして強靱なコシ。何処を切り取ってみても女性向きな麺ではない。「食らう」と言う言葉が相応しい男の食事である。前屈みになることで垂れてくる髪を左手で押さえながら、上品にすする…なんてことは考えない方が良い。そもそも、こんなゴワゴワした麺をすする事が不可能だ。箸で麺をガシッと持ち上げ、行ける所まで頬張り、後は口の中でワシワシとそのコシを楽しむ。これこそがこの麺最大の楽しみ方だろう。その麺に合わせられるタレは醤油ダレをベースに大量の背脂。粗挽きのコショウ、一味唐辛子、揚げニンニクがジャンク度を更に上げている。粗挽きのコショウが非常に効果的に効いており香りの輪郭を形成する。そこに一味唐辛子の辛味、背脂の甘味やコク、醤油ダレの塩味が複合的に絡んでいる。揚げニンニクは混ぜ込むと成りを潜めるが食後。かなり後になって違った形で現れる。(その何たるかは皆まで言うまい)ブレスケアが欲しくなった。
具は豚、ヤサイ、生卵、揚げニンニク。豚は豚バラ肉使用の煮豚を角材状に切ったもの。ヤサイはキャベツともやし。茹でて熱を加えてある。生卵は全ての調味料、具材をまとめるための接着剤のような役割をしているようで、まとまり感のある混ぜ易さとコショウや一味唐辛子などの香辛料系の舌への当たりを和らげているようだ。
特に店の屋号から連想されるイメージから二郎系とは言ったもののその量は穏やかなのではないか?と高をくくっていた感もあったが、蓋を開けてみればやっぱり二郎は二郎だった。今回も量の多さにかなり泣きそうになったが何とか完食に至った。
今日の教訓。
「やっぱ二郎系はナメてかかってはいけない。」
