期待してない具
らーめん きたくりや
らーめん きたくり家

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SHOP DATA
住  所神奈川県横須賀市根岸町2-205
電話番号0468-37-7999
営業時間11:30~1:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター15
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚14'48.9''
E139゚41'20.6''
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最寄駅北久里浜駅(京浜急行久里浜線)
取材日2009/02/21その他の情報...

メニュー

醤油とんこつ煮玉子ラーメン
800円
和風とんこつラーメン
700円
和風とんこつチャーシューメン
900円
和風とんこつネギラーメン
900円
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今日の私は忙しい。
昨日の番長らーめんの取材記でも少しだけ触れたが、午前中は会社の月に一度のレクレーション。午後は会社のやはり月に一度の会議が入っている。昼のラーメン取材は絶望的…取材は夕飯を利用したものになりそうである。
 
夕刻。
会社の会議が終了した。時間は夕方4時過ぎ。これから直行で横浜辺りに行くと到着は6時過ぎくらいであろうか。しかし昨日、既に一軒取材が終わっているので多少、気持ちが楽だ。これで今日が一軒目なら、明日の2軒目の為にあまり遠出はやめようと考えるはずだ。
『到着が7時過ぎくらいでも良いなぁ』
時間的に余裕があるので少しだけ遠出をしてみる気になっていた。
『久しぶりに横須賀でも行くか…』
横浜市内に比べ30分ほど余計に時間がかかる横須賀への取材は本当に気持ちに余裕がないと行く気になれないものだ。
『この一軒が終われば今週の取材も終わりだし』
そんな風に考え出したら段々、今回の取材先は横須賀方面で気持ちが固まりつつある。
取材予定店を見てみると一軒だけ横須賀市内のエントリーがあった。「麺屋 利休」と言うこの店を登録したのも結構前のことになる。片づけちゃいたい気分と共に東名高速に乗線した。
 
高速を走り出して数十分後。ナビに映し出されるルートを見ていると秦野中井ICで下線するルートを取っている。
『?』
今更、疑っても仕方ないのでそのまま高速を降り、一気に海沿いまで出てきた。どうも、海沿いを通り、江ノ島・逗子方面を経由して横須賀に入るルートを考えているようだ。通常は横浜・町田ICまで行き、保土ヶ谷BPを経由して横横道路から横須賀に入るのが定説なのだが、こちらの方が距離的には近いようだ。
しかしだ。冬とは言え江ノ島界隈の渋滞は予想以上である。ノロノロ運転が続く。何だかイライラして仕方がない。しかし、江ノ島まで来てしまっていると逃げ道と言うのは存在しない。諦めて行くしかないのである。
 
会社を出発して3時間後。やっとの思いで店の近所に到着した。ナビによれば店は大通りから少し外れた場所にある。大通りを曲がり路地に入る。そろそろ店が見えても良い頃であるがそれらしき店がない…
『目的地設定を見直してみるか…』
ナビの目的地設定は取材予定店の住所から設定している。合ってる… もしかして転記ミスか?今度は緯度経度からナビに目的地設定をしてみる。するとナビは大通り沿いのとある場所を指し示した。
『何だ、住所の記載を間違ったんだな』
場所自体はそう遠くないので目的地を設定後。車を走らす。あれ?無いぞ…(汗)
もう一度車を停め、らーナビを検索してみると店自体の登録がない…仕方ないので携帯端末でPCサイトをググってみる。食べログと言うサイトに引っかかり、そこに記載された住所は取材予定店に書かれたものと一緒だった。
『万事休すだ…』
ここまで調べて情報が合っていると、答えはかなり絞られる。店が潰れたか、住所の記載元の情報がおかしいかのどちらかであろう。特にらーナビに掲載されていないと言うのが引っかかるのである。まぁ、らーナビが完璧な訳ではないが。
仕方なく帰路ルートを設定し、帰り道でフラっとリカバリーと言う作戦に切り替えた。そもそも、横須賀市内の取材予定店が一軒しかないので仕方ないのだ。
昔取材した平松屋や長谷川家などを有する通りが見えたてきた。この通りはちょっとしたラーメン激戦区である。そんな通り沿いに見慣れない店を発見した。屋号に「家」が付いているが家系なのだろうか。
『まぁ、ここで良いか…』
時間は既に7時半を回っている。こんな遠くまで来ていると帰りの時間も気になる。店先には駐車場がないのだが、店の丁度真裏に位置する場所にコインパーキングをたまたま見つけたので入庫後。店まで徒歩で向かった。
その店を「きたくり家」と言った。何できたくり家なのかは良く判らない。実は初耳の店である。店の外観を撮影後。店内へ。
店内に入ると直ぐ券売機がある。大別すると醤油とんこつ、和風とんこつ、つけ麺があるようだ。オーダーは食券制。初訪なので醤油とんこつ煮玉子ラーメンをオーダーした。券売機を見ながら通常の醤油とんこつラーメンと煮玉子を別でオーダーすると50円安いことに気が付いた。何故50円高いんだ?その理由は判らず仕舞いである。
店内は厨房をL字に囲む大きなカウンターのみ。なかなか混んでいる。空いている席に陣取った。たまたまであるが厨房観察も出来そうなポジションで一安心である。食券を渡すと好みを聞かれた。全て普通とした。
厨房観察。
寸胴は大きなものが2器。小さなものが1器、確認出来た。丼に湯を張り加温することから始まる調理。注がれるスープは遠くて判りづらいが乳化度合いは程々だろうか。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で上がった麺を丼に移す時、深ざるを使用しているにも関わらず麺を整えることはしない。多分、麺は丼の中で固まっていると思われる。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラ、げん骨を軸にした印象。先日の六角家系の竜家や壱六家系列に比べるとかなりライトな炊き出し加減である。動物系のコクが薄い。とんこつが苦手な人には良いかも知れないがマニア向けではない。醤油ダレの効かせ方はこの乳化度合いには適度に合っている。鶏油の量が少ない。これがまたコク不足な印象を与えるのであろう。
麺は中太麺に軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。茹で加減はデフォルトで柔らかく、コシはあまりない。
具はチャーシュー、煮玉子、半身の煮玉子、ほうれん草、ワカメ、のり、斜め切りされたネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。大判な物が乗っている。煮玉子は何故か1.5玉乗っている。何故?これが50円高い理由なのであろうか。茹で加減は黄身がトロトロのタイプ。味付けは穏やかである。ワカメは個人的にはNG。多めのネギは予想外である。
通常のラーメンの具がどんな顔ぶれなのか判らないのだが、多少はお得になっているのであろう。しかし、ネギ、ワカメが嫌いな私には余計な物が乗っているラーメンであることに変わりはない。「醤油とんこつ煮玉子ラーメン」と言う名前でこの内容は流石に想像出来なかった。
素直に「ラーメン」「煮玉子」をオーダーすれば50円安くて、更に自分の予想通りのメニューに出会えたのであろう。
 
ちなみに「麺屋 利休」はやはり潰れたようだ…取材予定店をいつまでも熟成させてもロクなことはないと学習した。

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