今回もネタの神様が降臨…
らあめん ぜろ
らあめん 零

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SHOP DATA
住  所神奈川県相模原市中央区中央3-6-6 トーエイビル102
電話番号042-750-0165
営業時間11:30~14:30(月~日)
18:00~22:30(火~日)
定休日不定期
席数カウンター16
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚34'06.6''
E139゚22'26.5''
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最寄駅
取材日2010/02/13その他の情報...

メニュー

こってり塩+味玉
750円
あっさり塩
600円
あっさりちゃあしゅう塩
850円
あっさり魚介塩
650円
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先日は春が来たのかと勘違いするかのようなポカポカ陽気だった。2月初頭。このまま春が来てしまうのではないかと勤務先の人たちと話をしていたのだがまぁ世の中、そんなに単純には出来ていない。
今日は土曜日。
本当なら朝からテニスの練習があったはずなのだが昨日から降り続いている雨は一向に止む気配を感じさせない。
朝8時。携帯のアラームに叩き起こされた私は窓を開け、雨空を眺めた。
『こりゃ、テニスは中止だな』
そう考えると今日は一日、取材に費やすことが出来る訳でちょっとしたヤル気満々状態である。朝から取材先を考えた。
『折角だからちょっと遠くへ行ってみるか』
取材予定店のページを見ながら思った。通常、遠くへ行くという目的なら多分、川崎あたりを考えるであろう。しかし、今回は違った。先日の相模原同様、なかなか行く機会のない場所。それは多摩地区である。東京でありながらかなり田舎の風情を残す場所。東京からだと中央高速で行く事になるがこと、静岡から行く場合は二つのルートが考えられる。
一つは東富士五湖道路経由で中央高速を上っていくルート。もう一つは東名高速から厚木、相模原を経由して行くルートだ。厚木経由という事で箱根越えで小田厚というのもあり得ない訳ではないが今日は気温が低く、峠は完璧に雪が積もっているだろう。それなら東名高速の方が幾ばくかの安全マージンをとることが出来る事を経験から知っていた。という訳で早速、取材を開始した。
沼津IC手前の電光掲示板は裾野-大井松田間で雪が降っていること知らせていた。行く前から予想はしていたことだ。
上線してしばらくすると雨が雪に変わった。御殿場付近は昨日から降っていたのであろう。既に真っ白である。車の外気温度計を見てみる。氷点下にはならないが0℃であることを告げている。いつもよりスピードを控えめにしてこの区間をやり過ごすことにする。
1時間後。厚木付近に到着すると雪は雨に変わっていた。昼前の厚木市内はやはり混雑している。厚木から渋滞が消える瞬間はあるのであろうかと一瞬考えてしまう。今回は変に裏道を考えず王道を進む。意外とスイスイと進むので実は王道が一番早いんじゃないのか?とこれまで何度となく悪足掻(わるあが)きをしてきた自分が実は無駄なことをしているのかと思えてきた。
ナビは途中、渋滞を回避しながらリルートを繰り返して相模原を目指す。見覚えのある相模原市内を抜け、いよいよ目的地のある野猿街道に入った。今回の目的地は八王子にある二郎系の店である。昔、読者の方から教えていただいた店なのだが、なかなか行く機会が無く、一年が経過した訳である。遠くに黄色い地に黒い文字で「二郎」とかかれた看板が見えてきた。時間にして2時間強。開店時間はとっくに過ぎているのでどれほど混んでいるのであろうか。そんな私の思いを他所に今回も事態は思わぬ方向へ転がっていく。
『店が開いてない!』
車から見ただけだが入り口のシャッターになにやら張り紙が見えた。裏に駐車場があるようなので裏にまわり、店先へと急いだ。
そこには驚愕の事実が書いてあった。
2/13(土)都合によりお休みします。
今回もネタの神様が降臨されたようである。たまたま行こうと思った八王子遠征。たまたま都合が悪くて休業。別に祝日でもなければ正月でもGWでもない。単なる土曜日である。この店は日曜が定休日であるため、来るなら土曜日しかない。こんなヒドい仕打ちはない。何でこ~ぅなるのッ!(欽ちゃん風味) と嘆いていても仕方ない。気持ちを切り替えて今回もまたリカバリー先を考えた。しかしだ。八王子に他に行きたい店など無い。そう考えると必然的にこれまで通ってきた相模原あたりに行くしかないのである。厚木でも良いのだがこの時間からだと時間がかかりすぎて昼の営業に間に合わない可能性もある。相模原なら20分もあれば戻ることが出来る。再び取材予定店を見てみる。この中から一番古い掲載の店を探す。記憶が確かなら「らあめん零」と言う鶏白湯を提供する店が一番古い掲載であろう。早速、現地を目指すことにした。
20分後。
現地付近に到着する。店先に駐車場は無いのでウロウロしていると相模原市役所の駐車場が無料開放しているのに気がついた。ナカナカ気が利く。入庫後。店を目指した。
店先からも「鶏白湯らぁめん」の店であることが判る。テントシートに書かれた屋号を見た時、なぜかあの店を思い出した。早速、入店する。
店内に入るとムッとくるとんこつ独特の臭い。一瞬、鶏白湯の店であることを忘れてしまいそうだ。左手に券売機がある。メニューは大別してあっさり、こってりの2種類の濃度。塩、醤油の2種類の味。そして、それぞれの魚介風味(多分、魚粉をプラスしたもの)と分かれている。オーダーは口頭。初来店なのでこってり塩、味玉をオーダーした。
店内は厨房を囲むL字のカウンターのみ。入り口に近い厨房観察のし易いポジションに陣取った。
厨房観察。
寸胴の数は位置が悪く確認できないが大きめの物は1器、確認できた。麺湯では深ざるを使用している。湯切りは未確認。木製の麺箱が置いてあるのだが製麺所は判らなかった。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープをすすった。
このスープ。前述の通り、鶏白湯なのであるが、これまでに味わったことのない濃度とコクを持っている。特に特徴的なのが酸化臭。呼び戻しのスープで感じることが多い。鶏ガラもここまで炊き出すとこれだけの粘度が出るのであろうか。豚も若干は感じるが所謂豚臭さをあまり感じない。表層部分はやや温度が低く、塩角が立っている。粘度が高くて塩ダレにムラが出来ているのであろうか。後半は気にならなくなった。
麺は極細のストレート麺。かん水は少なめ。加水率は低めの印象を持った。デフォルトの茹で加減は硬めに仕上がっている。歯応えが楽しい。
具はチャーシュー、キャベツ、もやし、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。ややシッカリ味で独特の香りを持っている。ダメな人はダメな香りかもしれない。
静岡東部のラヲタの皆さんが「鶏白湯」と言って思い出すのが函南の「心」と言う店であろう。私もこれまで何度か鶏白湯のスープを食してきたが、これほどまでに濃厚な鶏白湯は初めてである。相模原、ナカナカ面白い店が揃っている。

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