洋食屋からラーメン屋への華麗なる転身
めんや めんくに
【閉店】めん家 麺国

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~14:00(火~日)
17:30~21:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター4 座敷16
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚07'53.8''
E138゚54'57.8''
地図を見る
最寄駅三島駅(JR東海道本線)
三島駅(JR東海道新幹線)
三島駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
取材日2009/01/10その他の情報...

メニュー

極上つけ麺 玄武 大盛
800円
極上つけ麺 玄武
700円
極上つけ麺 玄武 特盛
900円
極上つけ麺 朱雀
700円
more...

新成人になられた皆さん、おめでとうございます。これからは大人の仲間入り。酒も博打も女も…(以下、自主規制) 管理人です。
今回、取材した麺国と言う店。初めてその存在を知ったのは今思えば去年の11月の下旬だ。
三島のアプレシオから街中に向かって日大通りを南進している時のことだ。新しい感じのラーメン店がオープンしている事に気がついた。飯前だったのだがこの時は昼食を摂るためにある店に向かっている途中だったために寄ることはなかった。
それから数日後。相互リンク先の次郎長さんがブログ上でこの店のレポを公開していた。サッパリラーメンのように見えた私は行くことを躊躇っていた。
 
話は反れて去年の年末のこと。
天皇誕生日を含む連休。家に実弟が甥っ子と共にやってきた。実弟に誘われて夕飯にラーメンを食べに行くことになったのだが、母親も一緒に行きたいと言い出したことがある。
実弟と甥っ子だけなら神奈川方面にでも行こうかと考えていたが、母親も一緒と言うことになるとそうも行かない。近場で取材出来そうな店はないかと考えていた時に思い出したのが麺国であった。
そして実際に玄武と言うつけ麺を食べたのだが、店の配慮で通常、辛さを加えて提供するところ、甥っ子の事を考慮して「辛味抜き」で提供してくれたのだった。
と言うか、「辛さ抜きにしますか?」と言う提案に「はい」と答え、更に「全て、辛さ抜きにしますか?」と言う質問にも「はい」と答えてしまった私が悪いのだが・・・
出てきたつけ麺はどことなくパンチの無い味だったのを今でも覚えている。そして帰宅後に「辛味抜き」だったことを思いだし、取材記を書くのを躊躇ったのである。
 
話を戻そう。
と言うわけで店が提供する味と言うのをちゃんと味わう必要があると考えた私は再食するために店に赴いたと言うわけである。
店は日大三島の近くにある。この辺りは大学、高校、中学校、果ては小学校まである学生街である。客に困ることは少ない立地である。
店先にはラーメン屋の店先では絶対お目にかかれないであろうコック姿のオジサンのオブジェが立つ。まるで洋食屋の店先のようだ。相互リンク先の次郎長さんのブログに書いてあったのだが、この店の店主は洋食出身であるという。
店内に入ると奥に長い通路を抜け、左に座敷。右には厨房に面したカウンター席が並ぶ。閉店30分前の店内は先客が1名と同時入店した先客が1名。オーダーは食券制。前回と同じ玄武の大盛をオーダーした。
前回は座敷に座った関係で厨房観察が出来なかった。今回はキチンと厨房観察。
スープは大きな真鍮製の大鍋で加温されている。丼は湯煎にかけられているであろう鍋で加温された状態でその出番を待っている。麺茹では深ざるを使用したもの。中村屋の天空落としよろしく、深ざるを高く掲げた状態から一気に落とす湯切りはしっかりとしたもので好印象。茹で時間はキッチンタイマーで管理され、その茹で加減は4分30秒。私のつけ麺は大盛のせいか、更に2分間が費やされた。
麺が茹であがると冷水で〆た後。大きなボウルにて何か和えているような調理が行われているのが判った。
前述の真鍮製大鍋から注がれるスープは黄金色をした清湯スープ。洋食出身と言うことでブイヨンに似た製法なのだろうか。
そしてつけ麺がやってきた。早速、麺から食してみた。
麺は中太縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。茹で加減は特に硬茹でという印象はない。前述した通り、事前に和えてあるのだが、オイル、鷹の爪、ニンニクなどを使用した印象でペペロンチーノを思い出す。オイルでコーティングされたそれは通常のつけ麺を食べ慣れている人には若干、違和感を感じるであろう。麺の上には青のりが振りかけられている。
つけ汁のベースは鶏ガラや野菜を軸にした印象だが、醤油ダレ、背脂などがかなり個性的でベースの味を感じ憎い仕上がりになっている。醤油の風味が濃く、味付きの背脂も美味である。味付きの背脂と言って思い出されるのが、私がラーメン食べ歩きを始めるきっかけとなった環七沿いの土佐っ子と言う今は亡きラーメン店。風味は若干違うのだが、背脂は味付きの方が絶対に美味いと私も常々思っている。背脂がいい感じのコクと風味を与えている。
具はつけ汁内にチャーシュー、メンマ、なると、ネギ。麺の器にゆで卵がセットされている。ちなみに味玉はメニューにはない。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。ハッキリとした味付け。ゆで卵は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味はない。ちなみにゆで卵はサービスだと言っていた。
食後。スープ割りをお願いする。ハッキリとした味付けのつけ汁が若干マイルドになり飲みやすくなった。
食中。店員の一人が私に話しかけてきた。
「ブログとかやられてるんですか?」
最近、画像の撮影を携帯からデジカメに変えている関係から隠密取材が出来ない場合が多い。
時間が閉店間際と言うこともあったので少しだけ、店の方と話をした。
食したのは今回で2回目なのだが、前回も感じていた独特な醤油の香り。何となく風味が特徴的なのだが、やはり拘りの醤油を使用しているようである。その銘柄を言い当てた方が居ると言う話だったので、かなり個性的な醤油なのであろう。
今回、麺を味わう段階で残念なのはオイルを使用しながらも麺が冷えていると言うことだ。
仮にあつもりが出来るなら、熱い麺であの和え麺を食べてみたい。
もっと言うなら、醤油ダレ、背脂、熱い麺。そう、油そばで食せたなら最高に美味いんじゃないかと考えるのであった。

ページトップに戻る