キュウリが決め手
ひゃくばん
【閉店】百番

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~19:30(火~日)
定休日月曜
席数カウンター5 テーブル8 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚11'51.6''
E138゚33'13.0''
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最寄駅
取材日2008/12/14その他の情報...

メニュー

特製ラーメン 辛口
680円
ラーメン
480円
ワンタンメン
580円
チャーシューメン
680円
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昨日のこと。
相互リンク先の次郎長さんの音頭でオフ会が行われた。老若男女20名程度が集まった今回のオフ会。皆、歳も立場も会社も全然違う人達が集まると言うのは意外と貴重な経験である。許可を取ってないので多くは語れないが某ラーメンチャンピオンの方とお話をさせてもらったり、某会社の部長さんとお話出来たり、某ラーメン店店主(肩書きはプロデューサーらしい)の方とお話出来たりと、実に実のある内容で個人的には大変ためになる集まりであった。
帰りの方向が一緒だったこともあり、前述の某ラーメン店店主殿の車で三島まで送って頂き、三島駅前の行きつけのワンショットバーで1時過ぎまで飲んだ。取材あり、テニスあり、飲み会ありと楽しい土曜日だった…
 
翌朝。
むっくりと起き上がり時計を眺める。
「11時半かぁ。よく寝たもんだ」
テニスの疲れか、酒が残っているのか。とにかくダルい。風呂も入っていないので取り合えず風呂に入ってサッパリするか。今日も実は予定がある。
来年に控えたバンドのライブに向けて、スネア(説明は割愛しますので判らない人はググって下さい)を購入する計画が進行中で、静岡のパルコ内にある某有名楽器シップに品物を取りに行く約束をしてたのだ。
風呂からあがり、身支度を整えて家を出る。小雨混じりのハッキリしない天気。外出が億劫だが仕方がない。昼飯も食べていないので何処かで取材を兼ねて食事でもするか?と考え、沼津ICから高速に乗る前に田ぶし@沼津でも行くかと考えた。
田ぶしに到着したが駐車場は満車状態。しかも道は混雑していて右折で入るのも面倒くさくなってきた私はスルーした。既に時間は午後1時になろうとしている。先に約束を済ますことにした。
 
午後2時半。
静岡市内に到着した私は駅前のエキパと言う大きな地下駐車場に入庫し、そのまま地下道を通ってパルコへ向かう。取り置きしてもらっていたスネアを受け取ると(きびす)を返して駐車場に向かう。この重いスネアを持ってウロウロ歩き回る気力がない。昼食のタイミングもすっかり外してしまっている。帰り道で取材出来ないであろうか。
帰りは一般道を使うことにした。何か見つかるかもしれない。一度も行ったことのない大谷街道沿いには学生相手の安い定食屋やラーメン屋が多いと言う。確かにその手の店が多かったが午後3時過ぎでは昼の営業は終わっている店が多い。そのまま海沿いを抜けると清水方面に向かった。
ドリプラの前を通る。相互リンク先のコンビニ店長のブログに書かれていた寿がきやの限定メニューの記事。寿がきやに期間限定メニューがある事自体が初耳だった。知らない内に大きな観覧車とか出来ていて非常に混んでいる。フラッと寄るには入庫したり、歩いたりと何かと面倒だ。今はサクッと飯を食いたい気分だ。
このまま沼津まで戻って田ぶしも考えたが私の昼飯は何時になるんだ?とそれ自体も躊躇し始めている時、ある記憶が蘇えってきた。
 
昨日のオフ会でのこと。
タバコを吸う人たちがテーブルに集まった。その中で白銀さんと言う方と一緒の席になった。次郎長さんのブログにコメントをされている人だとは知っていたが先日、mixiの中でも若干お話をした人かな?と記憶していたが、若干ハンネが違うのでその話題は避けておいた。(その後、一緒の方だと判明したが…)
その方が携帯の画面を見せながら私にあるラーメン店の話をしてくれた。キュウリが乗ったラーメンなのだがルックスはサッパリラーメンのようだ。次郎長さんのブログでは既に紹介済のようだ。
 
話を戻そう。
その店の場所が確か芝川町であったと記憶していた私は次郎長さんのブログを確認。営業時間も通し営業なのでやっているだろう。現在地は清水駅を過ぎた袖師付近。時間は3時半。そろそろ昼飯を諦めるかを決断する必要があった。取り合えず目的地を設定してみる。意外と遠いぞ。車を国道52号に向けた。
 
40分後。店の近くに到着した。
ここまでの道のりは所謂ワインディングロードで私の心を掻き立てる。車通りの少ないグネグネした道が私の大好物だ。実は神奈川へ行く際の箱根も毎回私の心を掻き立てる。昔は箱根でよくやんちゃな事をしていた時期もあった。昔話である。
店はあった。失礼は承知だがこの辺鄙(へんぴ)な場所で商売は成り立つのか?と少し心配になってくるくらいの立地である。店先に駐車場があるので入庫後。早速、店内へ。
店内はカウンター、テーブル、座敷と一通りが揃う。午後4時過ぎなのに先客が4名も居てテーブル席を占拠している。お一人様なのでカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。お勧めの特製ラーメンをオーダーした。
お店はご夫婦で切り盛りしているのであろう。先客は既に食べ始めているので私のオーダーを作り始めているのが判った。当然のように店主が作るのかと思えば中華なべを振るっているのは女将の方だった。店主は麺茹でとスープを担当しているようだ。これがこのご夫婦のコンビネーションなんだろう。若干の違和感を感じている。
厨房観察。
事前情報で多少は判っていたことだが特製ラーメンはキュウリを炒めたものが乗っている。調理自体はこちらに背を向けた状態で行われているので多少判り辛いが、キュウリをはじめとする具材を炒め、少量のスープを加えて若干煮込む工程があるようだ。麺茹では深ざるを使用したものだ。注がれるスープは濁りの弱い清湯系だ。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラ、野菜等の食材を弱火で炊きだしたもの。香油ラードなどのオイルは添加された気配がなく基本的にはサッパリした仕上がりである。合わせる醤油ダレも穏やかで多少甘めな口当たりではあるが、今回は炒めた具材から出てくる味に結構支配されている印象があり、ベースのスープだけの印象をお伝えするのがかなり難しい。
麺は中太縮れ麺。かん水の量は多め。加水率は高めの印象を受けた。茹で加減自体は若干柔らかめではあるが、モチモチとした食感があり、麺肌が滑らかで喉越しが良い。麺帯の厚さが一定ではない佐野ラーメンにありがちなビロビロ麺はスープの持ち上げが良い。コシで食べさせる麺ではない。ドーナツで言えばポンデリングな麺である。(判り辛れぇ)
具はチャーシュー、キュウリ、白ネギを炒めたもの。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚だと思われる。それぞれの具材が太めの千切り(きんぴらごぼう程度)になっており、豆板醤とスープでまとめてある感じだ。炒めてはあるがキュウリのシャキシャキ感、清涼感はシッカリ残っており、最後まで持続する。正に火の入れ方の妙である。逆にキュウリが嫌いな人にはお勧めできない逸品だ。
生姜の香りも確認しているのだが、具材に使用しているのか、スープに使用しているのかは判断出来なかった。
麺の量に対して、この炒めた具材の多いこと。6:4くらいの割合で入っているので大体の人が最後に具材が大量に残るのではないだろうか。私もご他聞に漏れずといった感じだった。
これまでラー紀の取材の中で具材としてのキュウリと言えば、昔取材した「盛岡じゃじゃ麺」の上に乗っていたものが思い出される。盛岡じゃじゃ麺もそうだがキュウリを具材に使用するこの発想はどこからヒントを得たのだろうか。
創作意欲のある料理人の発想にはたまに驚かされることがある。

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