早起きは三文の得
まついちや やいづてん
松壱家 焼津店

photo

SHOP DATA
住  所静岡県焼津市八楠4-13-7
電話番号
営業時間7:00~14:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター7 テーブル2
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚52'39.6''
E138゚18'27.2''
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最寄駅
取材日2008/12/13その他の情報...

メニュー

朝 とんこつ 並+ウズラ増し(5コ)
700円
とんこつ醤油 並
680円
醤油らーめん 並
650円
朝 とんこつ 並
600円
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取材歴

2009/02/03  取材分

今日の私は非常に忙しい。
昼の12時から会社のテニスサークルの練習を3時間。その後、また保険の話をするために夕方4時からアポイントを取っている。そして夜は相互リンク先の次郎長さんの忘年会を兼ねたオフ会へ向かうため、夕方5時過ぎには最寄駅から電車に乗らなければならない。
こうなってくるとラーメン取材など出来る訳がない!と人は考えるであろう。私もそう思う。近場で仮に行けるとしらた先日オープンした田ぶし@沼津あたりなら食べて、そのままテニスへ向かうことも可能である。開店時間は11時。シャッターで待って食べれればラッキーだがそこは新店。既に行列とか出来ていてちょっとでも入店が遅れればテニスに間に合わない…そう考えると田ぶしも今回の取材対象からは外れる訳である。
しかし、これまたラッキーと言うか取材先のアテがもうひとつあったのだった。
 
話は反れて先週のこと。
相互リンク先のコンビニ店長から携帯にメールが入ってきた。焼津に家系の店が出来たと言う内容であった。その店は驚くなかれ松壱家なのである。
早速T氏と帰りがけに食べに行く算段をする。しかし駅からは離れていて車がないと行けそうにない。しかし、焼津駅から車で自宅まで通っているI氏が一緒に行ってくれるという話になり、話はトントン拍子で決まっていった。しかし…
「営業時間は大丈夫?」
I氏からとあるブログのURLがメールで送られてきた。早速そのブログを見に行くと営業時間が写った画像が表示された。そこには「7:00~14:00」の文字が…ダメだ、こりゃ…
 
話を戻そう。
そう、今回の取材はこの松壱家の焼津店である。朝7時からと言うハードルの高い営業が今回は逆に上手い具合なのである。行って、食べて、帰って3時間だと考えた時、9時過ぎに自宅を出発すれば良いわけだ。しかし松壱家も新店である。少しだけ余裕を持って8時半に自宅を出発した。
1時間後。
朝方の東名高速は渋滞もなく、焼津ICに到着。インターを降りて右折した大きな通りを右手を見ながら走ると直ぐ判る。昔取材した豚真天具と眼の鼻の先程の立地である。店先に駐車場はないが、焼津魚センターの駐車場があるので入庫後。店までは徒歩で向かった。
店内に入ると券売機がある。オーダーは食券制。メニューの上段にあるメニューは「売切」が点灯している。良く見ると朝10時までに入店するとラーメンの値段が若干安くなるモーニングサービスがあるらしい。朝とんこつ並、ウズラ増しをオーダーした。
店内はカウンターと1組のテーブルのみ。話しだけは聞いて知っていた「どんたく亭」の跡地らしい。意外と広くない小ぢんまりした店内ではあるが必要充分な広さである。先客は1名。私と丁度入れ替わりで店を後にした。店内は私と店主のみである。店主は40前に見え意外と若い。
厨房観察。
カウンターは高く、若干観察し辛いが、壁一面に張られた新品のステンレス製の板が映し出す風景で調理の内容は何となく判る。先ずは丼に湯を張るところから調理は始まる。店の奥には大きな寸胴と営業用の小さな寸胴が見える。仕込用と思しき大きな寸胴は通常のとんこつを扱う店が置いてあるものよりは小ぶりである。店や街のキャパに合わせた選択と言う感じであろうか。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りもシッカリとされていて好印象だ。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープからすすってみた。
ベースのスープは所謂壱六家系のそれに酷似したもので豚の旨みが前面に出ている。げん骨、豚背ガラあたりを軸にした印象のそれは乳化度合いも高め。油の甘みも効いていてミルキーなコクを持つ。一般の方が朝から食べるには若干ヘビーな仕上がりだが、とんこつマニアの皆さんなら朝の7時からこのクオリティのスープが飲めるのはうれしい限りではないだろうか。
麺は中太のストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。茹で加減はデフォで硬めの仕上がりでエッジの立った印象だ。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ。そして別注のウズラの煮卵。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。メンマは家系では珍しい。ウズラの煮卵はハードボイルドタイプではあるが、一口サイズなのでポソポソ感もなく食べ易い。
ラーメンの画像を撮っていると店主殿に声を掛けられた。
「ネットとかやってらっしゃるんですか?」
ドキッとしたが平然を装い、「まぁ少しだけ…」と受け答え。
更に食中に「お味はどうですか?」と聞かれたので松壱家の藤沢本店や平塚、戸塚などの支店にも赴いたこと。それらの味と変わらない事を告げた。
普段、仕事中の店主に私から話しかけることはないのだが、土曜日の朝で店に客は私しかいない状況なので少しだけこれまでの疑問ぶつけてみることにした。壱六家と松壱家の関係である。
店主の話によると壱六家の社長を店主も店主の弟さんも昔から知っているらしく、店主の弟さんが壱六家へ修行に行き、独立後に松壱家を開業したと言う。この店の店主はその松壱家本店の店主のお兄さんにあたる方らしい。
更にもうひとつ質問をした。何故ほうれん草が入っていないかと言うことだ。
ほうれん草と言えば昔、川崎家を取材した際に中国からの輸入野菜に残留農薬が残っていて問題になったことを書いた記憶があるのだが、ここの店主もやはり中国産のものに対する不信感や冷凍になってくるそれを使いたくないと言うことからあえて入れないのだそうだ。
「食の安全」が事件として取りざたされて久しい。利益のために消費者への安全を犠牲にする奴が多すぎる昨今だ。
今回、トッピングの話を聞き、見た目は家系のそれとは確かに違う。しかし、店主自らが「安全・安心」を最重要と考え、またコストも考慮して「これがベスト」と考えている姿勢を窺えただけでも、色々と質問して良かったと感じた。
こう言う姿勢で毎日ラーメンに向き合って居る店には本当に末永く、繁盛してもらいたいと老婆心ながら願うばかりである。

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