| 大分出張時の思い出の味 |
宝来軒 本店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 大分県中津市日ノ出町2 | |||
| 電話番号 | 0979-22-3383 | |||
| 営業時間 | 11:00~18:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜 | |||
| 席数 | カウンター6 テーブル24 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 33゚35'49.1'' E131゚11'26.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 中津駅(JR日豊本線) | |||
| 取材日 | 2008/09/21 | その他の情報... | ||
メニュー
- 特製ラーメン
- 900円
- ラーメン
- 700円
- 満腹ラーメン
- 800円
- 焼豚ラーメン
- 900円
今回の店を紹介するにあたり、先ずは10年ほど前の昔話からはじめることとしよう。
当時、前々職の会社に勤めていた頃のこと。仕事で福岡県のとある工場の品質管理に関するシステムを構築しているときのことだった。
福岡県と言ってもすぐ隣は大分県と言う立地だったので宿も大分県中津駅前のビジネスホテルに取っていた。総勢6名で2週間ほどの予定で作業をする訳である。
ある日のこと。リーダーである上司が夕飯時になってフロントにこんな質問をしていた。
「この近くで美味いラーメン屋はないですか?」
中津に来てからこっち。関サバ、関アジにはじまり、鱧の湯引き、居酒屋で焼き鳥と長期出張でハシャギまくっていた我々はいい加減、普通の食事をしようとしていた。
「それなら宝来軒がおすすめですよ」
中津駅からもほど遠くないそこはあまり綺麗ではないラーメン屋だった。各自、食べたいラーメンをオーダーした。当時オーダーしたメニューは忘れてしまったが多分、普通のラーメンを食したであろう。
運ばれてきたラーメンはとんこつラーメンだった。そのスープは非常に美味く、地方発送が出来ると言うことで実兄と実弟にそれぞれ送ったほどである。
当時はまだラーメン紀行は存在しない頃。吉田家には既に出会っていたが本格的な食べ歩きはこの2年後である。
宝来軒の名は「管理人の使うラーメン用語」にも掲載されているほど、当時はその味に感銘を受けたのだった。
話を戻そう。
今回、遅い夏休みを利用した一人旅の最大の目的はこの宝来軒の再食である。一風堂、馬うま、赤のれんなど名立たる有名店が都内で食べれるようになった昨今ではあるが、この宝来軒だけは都内ではお目にかかれない。今のところ県外不出なのである。先に食した魁龍の最寄り駅である南小倉から鈍行で更に一時間。大分県中津に向かった。
一時間後。
中津駅に到着した。この地には2週間ほど滞在していたので駅周辺はそれなりに明るく土地勘もある。店の場所もなんとなくわかるので10年前の記憶を頼りに歩を進めた。
沼津の仲見世商店街のようなアーケードを通り、粗方進んだ所で右の路地に入る。あった。記憶通りである。早速店内へ。
店内はカウンター、テーブル席の構成。カウンター席に陣取った。オーダーは口頭。折角なので特製ラーメンをオーダーした。
厨房観察。
スープは大きな釜のような寸胴でその出番を待っている。強火でグラグラと言うよりは中火あたりでコトコトと言った感じの火加減である。先に言っておくがこの店のスープは先に食した魁龍のようなストロングタイプではない。
麺茹では意外にも深ざるを使用したものだ。茹で時間は極めて短い。湯切りも申し分ない。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
ベースのスープはとんこつ、豚ガラ、鶏ガラあたりを軸に添えた印象。柔らかな動物系の出汁である。醤油ダレの塩梅も適度で良い感じに仕上がっている。コッテリ感はないのだが、安定感のあるスープだ。最近流行の魚介系などをプラスした今時の流行には決して走らない、老舗の味である。
麺は極細ストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は低めの印象を持った。プツっと切れる歯応えが心地よいそれは茹で加減もやや硬めに仕上がっている。しかし、その寿命は短い。
具はチャーシュー、半身の茹で玉子、メンマ、もやし、きくらげ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。メンマは豆板醤風の辛味噌で和えてあるようだ。
約10年ぶりに食べた宝来軒のラーメンは懐かしく当時を思い起こさせる味である。創業50年を超える老舗ラーメン店。店内には若い従業員も多く、彼らによってその歴史はこれからもこの地で受け継がれていくのであろう。
当時、前々職の会社に勤めていた頃のこと。仕事で福岡県のとある工場の品質管理に関するシステムを構築しているときのことだった。
福岡県と言ってもすぐ隣は大分県と言う立地だったので宿も大分県中津駅前のビジネスホテルに取っていた。総勢6名で2週間ほどの予定で作業をする訳である。
ある日のこと。リーダーである上司が夕飯時になってフロントにこんな質問をしていた。
「この近くで美味いラーメン屋はないですか?」
中津に来てからこっち。関サバ、関アジにはじまり、鱧の湯引き、居酒屋で焼き鳥と長期出張でハシャギまくっていた我々はいい加減、普通の食事をしようとしていた。
「それなら宝来軒がおすすめですよ」
中津駅からもほど遠くないそこはあまり綺麗ではないラーメン屋だった。各自、食べたいラーメンをオーダーした。当時オーダーしたメニューは忘れてしまったが多分、普通のラーメンを食したであろう。
運ばれてきたラーメンはとんこつラーメンだった。そのスープは非常に美味く、地方発送が出来ると言うことで実兄と実弟にそれぞれ送ったほどである。
当時はまだラーメン紀行は存在しない頃。吉田家には既に出会っていたが本格的な食べ歩きはこの2年後である。
宝来軒の名は「管理人の使うラーメン用語」にも掲載されているほど、当時はその味に感銘を受けたのだった。
話を戻そう。
今回、遅い夏休みを利用した一人旅の最大の目的はこの宝来軒の再食である。一風堂、馬うま、赤のれんなど名立たる有名店が都内で食べれるようになった昨今ではあるが、この宝来軒だけは都内ではお目にかかれない。今のところ県外不出なのである。先に食した魁龍の最寄り駅である南小倉から鈍行で更に一時間。大分県中津に向かった。
一時間後。
中津駅に到着した。この地には2週間ほど滞在していたので駅周辺はそれなりに明るく土地勘もある。店の場所もなんとなくわかるので10年前の記憶を頼りに歩を進めた。
沼津の仲見世商店街のようなアーケードを通り、粗方進んだ所で右の路地に入る。あった。記憶通りである。早速店内へ。
店内はカウンター、テーブル席の構成。カウンター席に陣取った。オーダーは口頭。折角なので特製ラーメンをオーダーした。
厨房観察。
スープは大きな釜のような寸胴でその出番を待っている。強火でグラグラと言うよりは中火あたりでコトコトと言った感じの火加減である。先に言っておくがこの店のスープは先に食した魁龍のようなストロングタイプではない。
麺茹では意外にも深ざるを使用したものだ。茹で時間は極めて短い。湯切りも申し分ない。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
ベースのスープはとんこつ、豚ガラ、鶏ガラあたりを軸に添えた印象。柔らかな動物系の出汁である。醤油ダレの塩梅も適度で良い感じに仕上がっている。コッテリ感はないのだが、安定感のあるスープだ。最近流行の魚介系などをプラスした今時の流行には決して走らない、老舗の味である。
麺は極細ストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は低めの印象を持った。プツっと切れる歯応えが心地よいそれは茹で加減もやや硬めに仕上がっている。しかし、その寿命は短い。
具はチャーシュー、半身の茹で玉子、メンマ、もやし、きくらげ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。メンマは豆板醤風の辛味噌で和えてあるようだ。
約10年ぶりに食べた宝来軒のラーメンは懐かしく当時を思い起こさせる味である。創業50年を超える老舗ラーメン店。店内には若い従業員も多く、彼らによってその歴史はこれからもこの地で受け継がれていくのであろう。
