マー油が美味すぎる!
めんや にじゅうまる
【閉店】麺屋 弐重まる

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~15:00(月~火・木~日)
17:00~21:45(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター14
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚33'24.6''
E139゚23'04.1''
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最寄駅
取材日2008/11/02その他の情報...

メニュー

マー油とんこつ+半熟味付玉子
750円
マー油とんこつ
650円
マー油とんこつ 3枚チャーシュー入り
800円
マー油とんこつ 5枚チャーシュー入り
950円
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今週のこと。
ある読者の方からメールを頂いた。この方、昔取材した「ときわ家」「しょうゆのおがわや」と言う店を紹介して頂いたことがある方なのだが、今回は取材予定店に掲載されている内容がきっかけでメールされたようである。
取材予定店の中に掲載された「弐重まる」と言う店。この店の店主が前述の「しょうゆのおがわや」で店長をされていた人でこの度、独立されたと言う内容の話であった。
またメールの中ではマー油を使用したスープと麺の関係について語られていた。その辺りもどんな感じなのか?チェックしてみたいと考え今回、取材することをお約束したのだった。
 
話は変わって今日は日曜日。文化の日を含む3連休の中日である。
昼に町田市にある新店を取材した私はそのまま町田駅前にあるネットカフェに留まった。今回は電車で来ているのだが弐重まるの最寄り駅である淵野辺駅周辺にネットカフェなんかあったであろうか?そんな疑問が頭を(もた)げたからだ。電車で2駅ほどではあるが淵野辺に行ってネットカフェがなかったらまた戻る羽目になる。町田駅なら確実にネットカフェがあるだろう。案の定、ネットカフェは数店確認出来た。過去に会員証を作った系列店があったので取材記を書きながら夜を待つことにした。
 
5時間後。
時計は18時を指している。取材先に向かうためにネットカフェを後にし、JR町田駅に向かう。取材予定店の情報によれば前述の通り、最寄り駅は淵野辺駅。Yahoo!地図を利用した地図表示は本当に多機能で良い。店の地点から最寄り駅までの道順をナビゲートする機能を持っている。そこには総移動距離なども表示される。今回、徒歩で移動する訳であるがその距離は1700m以上…あれ?
 
話は反れるがラー紀内の情報に「最寄り駅」という表記があるが、ここに駅名が掲載される場合ある条件が存在する。
実は店から駅までの直線距離が1kmを超えない範囲を「最寄り駅」と表記しているのだ。読者が携帯を駆使して土地勘のない場所を歩くのを考えた場合、1km以上歩かせるのはどうだ?と常々考えている。なので1km以上離れていた場合は通常は「最寄り駅」とは考えていないのだった。
 
話を戻そう。
何故、1700mも離れているのに「最寄り駅」となっているかは定かではないが現地まで来てしまっているので仕方ない。11月の寒空の中、店に向かって歩き出した。
 
30分後。
何とか店に到着した。約2kmの道のりは正直しんどかった。店自体は看板も大きく、遠くからでも判りやすい。駐車場もあるようなので車で来ても大丈夫だったかもしれない。早速、店内へ。
店内に入ると直ぐ、券売機がある。オーダーは食券制。お目当てのマー油とんこつ、半熟味付玉子をオーダーした。
時間は19時少し前。店内には女性客が一人、ラーメンを食べている。店内は厨房を囲む形のL字のカウンター席のみ。奥にはテレビが置かれBGMになっている。
厨房観察。
丼を麺茹で器の上で加温することから調理が始まった。寸胴を大きなものが2器、強火にかけられているが営業用の寸胴は小ぶりなものが別に存在するようだ。この寸胴の構成は昼の店も同じだった。営業中も仕込みが同時進行している証であり、長時間煮込む必要のあるとんこつスープには常識のような構成である。注がれるスープは乳化度合いが非常に高そうなもので期待感が高まった。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りは未確認。
そしてラーメンがやって来た。マー油をレンゲでかき分け、ベースのスープをすすってみた。
おっ!これは美味いぞ!心の中でガッツポーズ。ベースのスープはげん骨、豚頭を使用した印象の重厚なとんこつスープ。獣臭はマー油によってその成りを潜めているがかなりワイルドな炊き出し方である。マー油は苦味もなく、香ばしい香りがするもの。すすった瞬間、桜えびを思い起こさせる芳醇な香り、そして豚の油の甘み、醤油ダレの塩気が幾重にも層になって感じることが出来る。マー油単体のポテンシャルが高く、マー油単体で充分美味い。使っているラードの旨みであろうか。ネットリとした油の感じが何とも言えず美味いのだ。このマー油は特筆出来るほどに美味い。和風とんこつと言う別メニューもあるが、このマー油は入れて損はない。スープ完飲後は丼の底に骨髄の後が見られ、本格的なとんこつスープであることを主張する。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量はやや多め。加水率はやや高めの印象を持った。しなやかなコシを持つそれは歯で噛み切ると「プルン」とした食感を口の中に残す。やや強めの縮れを持つがもう少し、ストレート寄りな方が個人的には好みだろうか。
具はチャーシュー、きくらげ、もやし、のり、ネギ。そして別注の半熟味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。柔らか仕上げ。きくらげは久しぶりだがコリコリとした食感が楽しい。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで良い。
マー油を使用したラーメンはマー油自体がマズいとスープ全体を台無しにしてしまうため、マー油の出来不出来が全体の仕上がりを左右すると考えている。そう言う意味では今回のマー油は使用する油、焦がし加減、塩気とどれをとっても隙がない。
店には2枚看板である和風とんこつと言うメニューもあるのだが、そちらはどんなものなんだろう?機会があれば再食をしたいと思わせるほどのパワーがある一杯であった。

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