もつとカレーとラーメンのコラボレーション!
かしのきてい
かしの木亭

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SHOP DATA
住  所静岡県静岡市清水区浜田町8-12
電話番号054-352-2319
営業時間
定休日不定期
席数カウンター8 テーブル9 座敷4
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚00'39.8''
E138゚29'08.3''
地図を見る
最寄駅入江岡駅(静岡鉄道)
取材日2008/07/24その他の情報...

メニュー

もつ入カレーらあめん
700円
らあめん
450円
ちゃあしゅうらあめん
650円
かしの木めん
600円
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先日のこと。
自宅のテレパソ(テレビ録画専用のパソコンのこと)がある番組を録画していた。
「秘密のケンミンSHOW」
各都道府県毎に存在する「常識」。でも他県から見ると「非常識」と言う県民性の違いを取り上げる番組である。この番組が何故録画されたか?それはテレパソの機能である「おまかせ録画」と言う機能に私が設定した「ラーメン」と言うキーワードに条件が合致したようである。
早速、番組を見てみることにする。すると、静岡の清水限定で「居酒屋でモツ煮といえばカレーモツ煮」と言う内容が放映されていた。これは清水市内にある「金の字」と言う店が約50年前に考案したメニューが市内に広まっていったものだ。(金の字の詳細は相互リンク先のコンビニ店長さんのブログに紹介されていたので興味ある人はコチラへどうぞ)
私はかねがね思っているのだが、「静岡おでん」にせよ、今回の「カレーもつ煮」にせよ、静岡の食文化は局所的な場合が多い。清水では当たり前のカレーもつ煮も旧静岡市内へ行けばあまり目にしない。逆に旧清水市内に静岡おでんのような文化はあまり目にしない。
でだ。番組内で「ラーメン」のキーワードに引っかかったであろう内容がこの「カレーもつ」をラーメンに乗っけた店があると言う内容であった。店の外観が映された時、私の中である記憶が蘇えっていた。
 
話は反れて先月末のこと。
休日出勤をしていた私は夜の取材として清水区内の「三福」と言う店の取材を行った。その帰り道でのこと。
昔、旧清水市内に勤務していた私は妙に懐かしくなり、静鉄に乗らずに歩いてJR清水駅を目指した。その道すガラ、白地の暖簾に黒抜きの文字で「らあめん」の文字を発見したのだった。らあめん以外にも「かれえ」「こおひい」の文字も書かれており、道の対岸からではあるが読んでいたのだった。「かれえ(カレー)」の文字が妙に心に残っていたのだった。
 
話を戻そう。
テレビには正にその暖簾が映っていたのだった。東部の人間である私はカレーもつ煮も気になる所だが、ラーメンに乗せちゃったと言う発想も更に気になる所である。正に一石二鳥である。
 
更に話は反れて今日は木曜日。最近の私、仕事の関係で曜日によってあまり忙しくない曜日がある。それが木曜日なのだ。ちなみに今週の土曜日は午前、午後と会社のレクレーションや会議があり、夜は前述のコンビニ店長さん主催のオフ会が予定されている。忙しい週末でラーメン取材は絶望的な状況…。
そんな状況が重なった私は取材ネタとして前述の店に行ってみようと考えたのである。仕事を定時で切り上げ、静鉄の新静岡駅から最寄り駅である入江岡駅を目指した。
20分後。入江岡駅に到着した。前述の三福を取材した時に下車した桜橋駅から更に一駅清水寄りの駅。桜橋駅同様、入江岡駅で下車するのも初めてである。
ホームから階段を上がる。結構急な階段である。階段が終わると自動改札があり、改札を抜けると直ぐ道に出ると言う何とも狭い駅、いや、これを駅と呼んで良いのであろうかと言うほど狭い駅である。同じローカルである伊豆箱根鉄道でもここまで狭い駅はないぞ…
駅を出て店までは徒歩で数分で現着出来る。ちょっと薄暗い店内。営業しているのであろうか?時間は6時半過ぎ。店内に入ると店主と思しき髭面の男性が一人で切り盛りしているようだ。店内はカウンター、テーブル、座敷もある。カウンター席に陣取った。
メニューを見ると目的のラーメンがない。ちょっとアセっていると店主が「上にもあります」と指を指す。真上に近い位置にラーメンのメニューがあった。しかし、妙に暗くて見難い…。しかもカウンターに座った位置では非常に見難いので一度立ち上がってから見ることにした。オーダーは口頭。もつ入らあめんをオーダーした。
店内観察。
先ずは中華なべが火にかけられ、もつを炒めることから始まる。事前に茹でられているようであくまで加温するのが目的のようだ。ここで店主が…
「カレー味にしますか?」と問う。メニューに書かれたもつ入らあめんでは普通のもつ煮のラーメンになるようだ。
「ええ、カレー味で」と返すと「辛いですよぉ」と脅(おど)しをかけてくる。
『辛いのかぁ』と一瞬怯(ひる)んだが、カレー味にしなければここに来た意味がない。意を決して「いや、カレー味で!」と念押しした。中本をはじめとする数々の激辛メニューに挑戦し撃沈されてきた私だ。多少の辛さでは動じない根拠のない自信だけは持っている。麺茹では大きな鍋で行い、湯切りは平ざるで行われた。キッチリとした湯切りは好印象だ。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
ベースのスープは鶏ガラを軸に野菜を使用した印象のアッサリ系。オイルを添加することもないので飲み口は意外なほどスッキリしている。問題の辛さであるが、確かに辛いが「痛い」とか「苦い」と言うレベルでは勿論ないし、美味しく頂けるレベルに収まっている。
麺は細ストレート麺。かん水の量はやや少なめ。加水率はやや低めの印象を持った。適度にコシも残っているがその寿命は短い。麺量が意外と多く、満足感がある。
具はチャーシュー、もつ、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。適度に噛み応えを残す茹で加減。もつは柔らかく煮込まれていて量も結構入っている。食べ応え充分である。
全体がカレー味に統一されていて、元のカレーもスパイシーで美味いので食べていて安心感がある。
カレー味は味自体が主張の塊りであるが故、良い意味でも悪しき意味でも一体感を与え、素材感もへったくれもない。
更に元のカレーが美味ければ問題のないのだが、カレー自体がマズいと全部マズくなってしまう。
カレー味は諸刃の剣なのである。

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