| 動物系のコクと節粉のバランスが絶妙! |
【改名】仁鍛

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~19:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜 | |||
| 席数 | カウンター8 テーブル4 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚29'08.4'' E139゚37'40.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 白楽駅(東急東横線) | |||
| 取材日 | 2008/07/20 | その他の情報... | ||
メニュー
- つけめん+味玉
- 900円
- つけめん
- 800円
- あつもり
- 800円
- 辛つけ
- 900円
海の日を含む3連休。皆さん如何お過ごしですか?私はいきなり休日出勤・・・相変わらず忙しい管理人です。
先週のこと。ニュースが飛び込んできた。ラーメン王として有名な武内伸さんがお亡くなりになったと言うものだった。私はこの第一報 を勤務先の人から聞いて早速ネットを調べてみた。肝硬変らしい。多事笑論でも書いたし、これまでも事ある毎に書いてきたことで判っていたことではあるがやはりラーメンは食べ過ぎると体に良くない。もちろん、すべてラーメンが悪いと言っている訳ではなく、要は食べ方に問題があるのだ。ラーメンとは細く、永く付き合っていきたいと思う。
「1日3食ラーメン」だった氏の食生活はある意味「仕事」であり、「食べない=死活問題」にも発展しかねる職業であるとは思うが、私も含め、読者の皆さんの多くは「楽しみとしてのラーメン」だろう。その楽しみで命を縮めることは無いと思います。改めて武内氏のご冥福をお祈りします。
閑話休題。
話は全然違うが昨今の原油価格の高騰には些か不安を感じている人も多いのではないだろうか。平日は電車通勤である私の場合、平日は車を利用することはまず無い。問題は休日。しかもラーメン取材においての車利用がちょっと問題になっている。
正直なところ、ラーメン取材は仕事ではない。しなくてもなんら問題はない。休日をブラブラと生活すれば、差し当たりガソリン代高騰であたふたすることはないのだ。
しかしだ。前述通り、ラーメンは楽しみのひとつ。この楽しみがなくなってしまうのは些か寂しい。生活の中の潤いの一部がラーメンである。平日は忙しいのだから休日くらいはラーメンでも食べてと考えてもバチはあたるまい。
そこで私は色々と考えた。ラーメンは週2杯のペースで食べている。休日の昼ご飯の代わりとして食べているので土曜日、日曜日の2日間のラーメンを取材記として書いている訳だ。このペースはなるべく続けたい。
しかし、往復200kmの神奈川への道のりが2日間で400km。満タンのガソリンがたった2日間で底を着く。最近は満タンで8000円程度かかる訳で4週で32000円。当初20000円で足りていたガソリン代は一気に1.6倍である。
そこでだ。昼の取材で神奈川に来た時はその場に留まり、夜も神奈川で取材をすれば良いんじゃないのかと考えた訳である。単純にガソリンは半分で済む。16000円で済む計算である。
そんな訳で今日は朝から気合を入れての取材である。取材先は取材予定店にも掲載している仁鍛という店である。
この店の主人は六厘舎や次念序(未食)で働いていた経験を持つという。大勝軒系ではあるが六厘舎での経験があれば私のあまり得意ではない甘酸っぱいつけ汁にはならないであろう。早速取材を開始した。
自宅を出発して1時間半後。店の近所に到着した。当初、11時半の開店を狙い、走行時間を2時間と想定。9時半に自宅を出発したのだが早めに到着してしまった。ナビで調べた場所に店は見つけられなかったがそれほど遠くないであろうと言うことで近くのコインパーキングに入庫後。歩いて探すことにした。時間は11時5分。
歩き出して数分。店を探しながらウロウロしていると隣の番地に来てしまったようだ。
「1丁目17-29だろ…」
引き返してナビが誘導した最初の場所に戻る。そこは「1-17-32」であった。
『近いぞ!』
ナビの誘導した場所は大通りからは外れている。「やっぱ大通り沿いだろう」と判断した私は大きな通りに出て丹念に探す。しかし、ある路地を境に隣の番地になってしまった。
「この路地が境だな…」
大通りから路地に入っていくと見慣れた車があった。
『あっ、俺の車だ…』
そう言えば車を降りて直ぐは番地の確認をしていなかったことに気付き、家の表札などに書かれた番地を頼りに調べていくと小さなメニューとシャッターが半開きになった店を発見。実は駐車場から非常に近かったのだった…
店先に長椅子があったので待つことにした。開店15分前。直ぐに2人目、3人目と人が増えていった。皆、店が見つからなかったのだろう。
開店5分前。中から店員が出てきてオーダーを聞いてくれた。オーダーは口頭。つけめん、味玉をオーダーした。
それから5分後。暖簾がかかり店が開店。その日の一番客になった。
店内はカウンターと1組のテーブルの構成。カウンターの端から座るように指示されたのでカウンターの隅に陣取った。
厨房観察。
店内は男性4名で切り盛りする。3畳ほどの厨房では麺茹でを担当する者。つけ汁を担当する者がいた。このつけ汁担当が店主と思われる。体格のガッシリした不精髭を生やした人物だ。カウンターが高く、調理台は望めない。麺茹では大きな釜で茹でられているのが確認できた。
そしてつけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は極太ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を持った。二郎系で見るような黄土色をした麺だ。ネチッとした歯応えとコシは強力粉由来のものであろう。オーションを使用している可能性を捨てきれない。ちなみに自家製麺のようで厨房の奥に製麺室があるようだ。
つけ汁は豚ガラを軸にした印象であるが六厘舎ほどの濃厚さはない。しかし、節粉の効かせ加減とスープの濃度が丁度良く、六厘舎に比べてバランスが良い。表層のオイルは独特な香りを放ち、コッテリ感を一層引き立てる。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。あまり柔らかい印象はない。味付け自体は穏やかである。
麺を食べ終わり、スープ割りをお願いする。
「はい、よろこんで!」
某居酒屋で聞いたような掛け声と共にスープ割りをしてくれるのだが、その手元は見えないのだが、僅かにつけ汁を少し捨てているのが判った。スープ割り用のスープは別の鍋で仕込まれているようだ。
割りスープを飲むと魚介系の華やかな香りのスープに変化していた。美味。日本人に生まれて良かったと思わせる出来である。
食後。店外に出ると既に数名の行列が出来ている。梅雨明けした今日は天気も良い。六厘舎の店外で待っていたあの日を思い出しながら店を後にした。
先週のこと。ニュースが飛び込んできた。ラーメン王として有名な武内伸さんがお亡くなりになったと言うものだった。私はこの第一報 を勤務先の人から聞いて早速ネットを調べてみた。肝硬変らしい。多事笑論でも書いたし、これまでも事ある毎に書いてきたことで判っていたことではあるがやはりラーメンは食べ過ぎると体に良くない。もちろん、すべてラーメンが悪いと言っている訳ではなく、要は食べ方に問題があるのだ。ラーメンとは細く、永く付き合っていきたいと思う。
「1日3食ラーメン」だった氏の食生活はある意味「仕事」であり、「食べない=死活問題」にも発展しかねる職業であるとは思うが、私も含め、読者の皆さんの多くは「楽しみとしてのラーメン」だろう。その楽しみで命を縮めることは無いと思います。改めて武内氏のご冥福をお祈りします。
閑話休題。
話は全然違うが昨今の原油価格の高騰には些か不安を感じている人も多いのではないだろうか。平日は電車通勤である私の場合、平日は車を利用することはまず無い。問題は休日。しかもラーメン取材においての車利用がちょっと問題になっている。
正直なところ、ラーメン取材は仕事ではない。しなくてもなんら問題はない。休日をブラブラと生活すれば、差し当たりガソリン代高騰であたふたすることはないのだ。
しかしだ。前述通り、ラーメンは楽しみのひとつ。この楽しみがなくなってしまうのは些か寂しい。生活の中の潤いの一部がラーメンである。平日は忙しいのだから休日くらいはラーメンでも食べてと考えてもバチはあたるまい。
そこで私は色々と考えた。ラーメンは週2杯のペースで食べている。休日の昼ご飯の代わりとして食べているので土曜日、日曜日の2日間のラーメンを取材記として書いている訳だ。このペースはなるべく続けたい。
しかし、往復200kmの神奈川への道のりが2日間で400km。満タンのガソリンがたった2日間で底を着く。最近は満タンで8000円程度かかる訳で4週で32000円。当初20000円で足りていたガソリン代は一気に1.6倍である。
そこでだ。昼の取材で神奈川に来た時はその場に留まり、夜も神奈川で取材をすれば良いんじゃないのかと考えた訳である。単純にガソリンは半分で済む。16000円で済む計算である。
そんな訳で今日は朝から気合を入れての取材である。取材先は取材予定店にも掲載している仁鍛という店である。
この店の主人は六厘舎や次念序(未食)で働いていた経験を持つという。大勝軒系ではあるが六厘舎での経験があれば私のあまり得意ではない甘酸っぱいつけ汁にはならないであろう。早速取材を開始した。
自宅を出発して1時間半後。店の近所に到着した。当初、11時半の開店を狙い、走行時間を2時間と想定。9時半に自宅を出発したのだが早めに到着してしまった。ナビで調べた場所に店は見つけられなかったがそれほど遠くないであろうと言うことで近くのコインパーキングに入庫後。歩いて探すことにした。時間は11時5分。
歩き出して数分。店を探しながらウロウロしていると隣の番地に来てしまったようだ。
「1丁目17-29だろ…」
引き返してナビが誘導した最初の場所に戻る。そこは「1-17-32」であった。
『近いぞ!』
ナビの誘導した場所は大通りからは外れている。「やっぱ大通り沿いだろう」と判断した私は大きな通りに出て丹念に探す。しかし、ある路地を境に隣の番地になってしまった。
「この路地が境だな…」
大通りから路地に入っていくと見慣れた車があった。
『あっ、俺の車だ…』
そう言えば車を降りて直ぐは番地の確認をしていなかったことに気付き、家の表札などに書かれた番地を頼りに調べていくと小さなメニューとシャッターが半開きになった店を発見。実は駐車場から非常に近かったのだった…
店先に長椅子があったので待つことにした。開店15分前。直ぐに2人目、3人目と人が増えていった。皆、店が見つからなかったのだろう。
開店5分前。中から店員が出てきてオーダーを聞いてくれた。オーダーは口頭。つけめん、味玉をオーダーした。
それから5分後。暖簾がかかり店が開店。その日の一番客になった。
店内はカウンターと1組のテーブルの構成。カウンターの端から座るように指示されたのでカウンターの隅に陣取った。
厨房観察。
店内は男性4名で切り盛りする。3畳ほどの厨房では麺茹でを担当する者。つけ汁を担当する者がいた。このつけ汁担当が店主と思われる。体格のガッシリした不精髭を生やした人物だ。カウンターが高く、調理台は望めない。麺茹では大きな釜で茹でられているのが確認できた。
そしてつけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は極太ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を持った。二郎系で見るような黄土色をした麺だ。ネチッとした歯応えとコシは強力粉由来のものであろう。オーションを使用している可能性を捨てきれない。ちなみに自家製麺のようで厨房の奥に製麺室があるようだ。
つけ汁は豚ガラを軸にした印象であるが六厘舎ほどの濃厚さはない。しかし、節粉の効かせ加減とスープの濃度が丁度良く、六厘舎に比べてバランスが良い。表層のオイルは独特な香りを放ち、コッテリ感を一層引き立てる。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。あまり柔らかい印象はない。味付け自体は穏やかである。
麺を食べ終わり、スープ割りをお願いする。
「はい、よろこんで!」
某居酒屋で聞いたような掛け声と共にスープ割りをしてくれるのだが、その手元は見えないのだが、僅かにつけ汁を少し捨てているのが判った。スープ割り用のスープは別の鍋で仕込まれているようだ。
割りスープを飲むと魚介系の華やかな香りのスープに変化していた。美味。日本人に生まれて良かったと思わせる出来である。
食後。店外に出ると既に数名の行列が出来ている。梅雨明けした今日は天気も良い。六厘舎の店外で待っていたあの日を思い出しながら店を後にした。
