スープカレーと焼きそばの劇的な出会い
わふうらあめん みなふく
【閉店】和風らあめん 三福

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~1:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター7 テーブル6
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚00'29.5''
E138゚28'35.5''
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最寄駅桜橋駅(静岡鉄道)
取材日2008/06/28その他の情報...

メニュー

スープカレーヤキソバ
700円
黒豚生みそチャーシューメン
1000円
黒豚チャーシューメン
900円
黒豚しおチャーシューメン
900円
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今日は土曜日。しかしながら休日出勤な私。忙しいです。管理人です。
今日の仕事は何時に終わるのであろう。漠然とそんな事を考えながら今日やらなければならない仕事内容のリストを見てみる。結構盛り沢山である…。まぁ嘆いていても仕事は終わらない。粛々と仕事を始めた。ちなみに今日は帰りがけに取材をするつもりはない。前日の段階で既に仕事が盛り沢山であることが予想出来たためだ。
昼休み。
サブウェイから帰った私は少しだけネットを閲覧することにした。前述の通り、今日は取材をするつもりがないのでなんとなくの時間潰しではあるのだが。
静岡のラーメンを扱っているサイトを閲覧している時のこと。その文章中に張られたリンクを辿っていくとあるブログに辿りついた。特にラーメンを中心に紹介したブログではない。黒い背景に写真と簡単な文章で綴られたよくあるブログである。その中にちょっと変わったメニューが紹介されていた。
『スープ焼きそばカレー味?』
ここ最近、汁なし、和え麺など既存のラーメンという形を逸脱したメニューが多い。焼きそばなラーメンといえば先日取材した「大正麺業」という店の「焼きメン」というメニューが思い出される。そのブログには住所も記載されていた。早速GoogleMapで場所を確認すると旧清水市内の桜橋と言う静鉄の駅から遠くない立地。歩いて行けないこともない。
夕刻。
仕事も(はかど)り、何とか今日の分は一段落。後は月曜日以降でも良いだろうと言う事で勤務先を後にした私は前述の店へ向かった。もともと、取材する予定はなかったのでこの店が仮にやっていなかったとしてもリカバリーも出来ないのだがブログに書かれた「年中無休」の記載を信じ、静鉄の新静岡駅から桜橋駅を目指すことにした。
数十分後。
桜橋駅に到着した。静鉄に乗るのも久しぶりだ。私は5年程前に旧清水市内で仕事をしていたこともあるのである程度の土地勘はある。現地に向かって歩き出した。
駅から数分で現着。店の名を「三福」と言う。旧大仁町内に同じ字を書いて「みふく」と言う地名があるが、この店は「みなふく」と読むらしい。店先に大きな看板があり「和風らーめん」と書かれている。前情報の無い状況なら絶対に近寄らない店であろう。早速店内へ。
店内は奥に長い構造で向かって右手に厨房があるのだが厨房内に店主が見当たらない。「こんにちはぁ~」と声をかけながら入店すると奥から店主と思しき初老の男性が出てきた。18時過ぎの店内に私以外のお客の姿はない。適当なカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。壁に掛けられたメニューを眺めるとお目当ての「スープカレーヤキソバ」の文字が見えたが焼きそばシリーズはそれ以外に「スープヤキソバ」「ソースヤキソバ」などもあるが初志貫徹。スープカレーヤキソバをオーダーした。すると…
「辛さはどうしますか?」と問う。この旨は前述のブログにも書かれていた。
「普通で」と返すと「1・2・3段階あって3が一番辛いんだけど」と聞き返された。
「じゃあ、2で」と結局、ブログの内容と同じものをオーダーすることになった。ちなみにブログ内では大人なら3でも全然OKだと書かれていたがこと辛いものはお子ちゃまな舌を持っている私は無理をするのは止めることにした。
メニューは前述の壁に掛けられたものしかない。カメラの画像サイズを最大にして壁一面を一気に撮影することにした。そんな光景を見ていた店主が「ネットを見てきたの」と声をかけてきた。
「まぁ、そんな所です」と受け答え。「最近は写真を撮っていく人が多いねぇ」と店主。基本的にはお喋り好きな店主のようだ。
厨房観察。
調理工程は先ずは中華なべで具材を炒めることから始まる。具材がある程度炒まった頃合を見て、麺を茹で始めるのであるがその間、僅かに5秒。粉落とし程度の茹で加減である。この茹で時間にはちゃんと意味がある。茹で上がった(?)麺を中華なべでドッキング。若干炒めた後にスープを投入。最後にカレー粉を中心とした調味料にて味付けしながら若干煮込まれて完成。この煮込みによって麺の硬さは丁度良くなるようだ。
そしてラーメンがやってきた。それと共に小さなスープが添えられてくる。これは飲むためのスープではなく、味が濃かった場合に薄めるためのスープだと言う。このスープを付けるようになったのはある女性客からの要望があってからのようだ。少しだけ飲んでみたが味の無い動物系の出汁にオイルを少しだけ添加したものだ。早速、スープをすすってみた。
味の輪郭はカレーに支配されている。動物系出汁は豚ガラ、鶏ガラ、野菜を煮込んだものだと思われる。辛さも丁度良い。「スープカレー」と言う言葉がピッタリのシャバシャバ系のカレーである。
麺は細ストレート麺。かん水の量は少なめ、加水率は低めの印象を持った。茹で加減は硬めよりも若干柔めに傾いた印象。しかしダレた印象はない。細麺ながらシッカリとした食べ応えと表面張力によりスープの絡みも良い。何よりカレー味と言う味付けがそう感じさせるのかもしれないが、決して麺が負けている印象はない。
具は豚バラ肉、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、きくらげ。全ての具材が炒めてある。
麺を炒めた印象はあまりなく、カレー味のチャンポンメンを食べている印象。食後にライスを投入したくなる後引くスープ。カレーと言う国民食的な味付けは裏切られることがあまりなくて良い。
食中、店主が話しかけてきたのでお付き合い。昨今の食品偽装の内容を話していた。実はこの店の看板メニューは黒豚を使用したラーメンなのであるが、物が特殊なだけに偽装の標的にならないか心配していた。まぁ店主は違うものが入ってくれば判るとは言っていたが消費者はなかなか判らないであろうとも言っていた。
また、この店は元々、静岡市の丸子にあって移転してきたとも言っていた。なるほど店内やカウンターが綺麗なわけである。
また、自分自身の体調が悪いとも話していた。ちょびひげを生やした気さくな店主だ。身体に気をつけてこれからも頑張って欲しいものである。
個人的には「スープヤキソバ」も気になるがご自慢の黒豚を使用したメニューも気になっている。無理すれば帰りがけにも寄れる立地なので機会があれば再食してみたい。

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