藤沢の地で再出発!
あかとんぼ
【移転】赤とんぼ

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:30(月~日)
17:30~23:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター37
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚25'09.7''
E139゚28'20.1''
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最寄駅
取材日2008/05/10その他の情報...

メニュー

辛味噌つけめん
750円
にぼしつけめん
700円
かつおつけめん
750円
カレーつけめん
750円
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先日のこと。
ネットを見ている時のことである。東京出張時に2度程来店したことのある「赤とんぼ」という店があるのだが、その店が赤坂の店を閉め、本格的に藤沢で再出発する旨の情報を得た。
赤坂にあったこの店は昼の営業は行列ができるほどの繁盛店ではあるが、夜の営業になると 様子が一変する。
 
私が過去に来店したのは2回とも夜の営業であるが、2回とも空いていた。
昼は大行列なにの夜は閑散とするこの店。何とも不思議な店である。赤坂見附駅から徒歩10分程度の立地は決して悪い立地ではない。ビジネスマンご用達と言った感じなのだろうか。
例えば夜の利用を考えてみる。この辺りだと赤坂見付駅周辺に飲み屋や飲食店が多いので、その辺りで飲んだと想定する。
「さぁ~、〆のラーメン行くぞぉ~」と店までの坂道を上るであろうか?答えはNOだ。近くには競合他店が多数存在する。そう考えると真のラヲタはともかく、一般の人達はここまで足を運んではくれないであろう。
都内での営業で片肺だと家賃などは大変なんだろうなぁと勝手な想像をしていたのだがその後。藤沢に支店を作り、夜だけは藤沢の店を営業することになった。更にその後。完全移転と言う形で現在に至る。3月下旬の話だそうだ。
 
話を戻そう。
そんな訳で今回はその赤とんぼの藤沢の店(実質的にはこちらが本店になったのか)を取材することにした。実は先月取材した「いっぱち」と言う店の取材時。本来は赤とんぼに取材に行く予定であったのだが、途中で路線を変更してしまったのだった。早速、現地に向かって車を飛ばした。
1時間半後。現地付近であろう道を走っている。何だか妙に見覚えのある道なのだがやっと判った。中村屋の近所である。ナビを見ると高座渋谷駅が見えた。ネットの情報によれば中村屋は今はこの地にはなく、海老名に越したそうだ。どうも区画整理に引っかかったらしい。
 
また話が反れた。
それから数分後。現地を発見した。店の隣に専用の駐車場があるので入庫後。店内へ。
店内はファミレスよろしく、6人掛けのベンチまである。厨房に一番近いテーブル席に陣取った。オーダーは口頭。メニューを見ていて、ある事を思い出した。
 
私が去年、東京に頻繁に出張しているときのことだ。赤とんぼのラーメンはどんなラーメンなのか?と言う問いに皆が様々な感想を述べていた。ある者は魚の香りがスゴいと言い、ある者は辛いと言う。そして訪れた赤とんぼで最初はチャーシューメン、次はカレーつけ麺をオーダーした。ラーメンは確かに煮干の香りが強烈であった。カレーは大して辛くないし。じゃあ辛いラーメンって何?
そんな当時の記憶が蘇ってきた。辛味噌つけめん、味玉をオーダーした。ちなみにつけ麺に限り、オーダー時に「ふつう」「平うち太麺」「極太めん」をセレクト出来るという。極太めんとした。
厨房観察。客席が厨房に面している席は存在しない関係から調理台の観察は絶望的。寸胴の数すら確認できない。仕方なくつけ麺を待つことにした。ちなみに極太めんは茹で上がりに7分程度掛かると言う。
そしてつけ麺がやってきた。早速、麺から食してみた。
かん水の量は多少多め、加水率は高めの印象のそれは強烈な縮れを持つ。あの有名な浅草開化楼謹製。モッチリとした歯応えと強烈なコシ。前回同様、ちょっと微温(ぬるま)っこい冷やし加減である。咀嚼(そしゃく)すると小麦の香りがする逸品だ。
つけ汁のベースは鶏ガラであろうがやはり煮干から抽出した出汁が支配的。豆板醤で辛味をプラスし、更に砂糖で甘みをプラスした複雑な味。見た目が真っ赤なつけ汁ではあるが、辛くて我慢出来ないという訳ではない。どちらかと言えば穏やかな辛さで甘みも付いているので後味は甘さが残る。しかし、口中から鼻腔に抜ける香りは煮干の香りをしっかりと感じることが出来る。舌の上で甘さと辛さ、そして鼻では煮干の香りと色々な感覚器官をフル動員して味あわせてくれるのだ。
具はチャーシュー、メンマ、なると、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。柔らか仕上げである。味玉は黄身が溶け出さない程度の柔茹で。味付けは表面の色付き加減とは裏腹に穏やかである。
食後。スープ割りをオーダーすると白い陶器で出来た急須にスープが入ってきた。スープ単体で味わってみると鶏ガラと煮干の出汁のWブレンドであるのがよく判る。若干、苦味と言うかエグ味も感じるが、この辛味噌つけ汁はそのエグ味さえもかき消すパワーを持っているようで、薄めて飲む分には気にならなかった。
藤沢と言う新天地で新たなスタートを切った赤とんぼ。昼時の客の入りも上々である。多分、支店時代に夜の営業の客入りに手応えを感じての移転だと思われるのでその辺りは心配ないのであろう。新たな出発に店の益々の繁盛を願って止まない。

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