| 似て非なるもの |
麺家 八の坊

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 東京都目黒区中根1-1-10 | |||
| 電話番号 | 03-5701-0455 | |||
| 営業時間 | 11:30~15:00(月~火・木~日) 18:00~1:30(月~火・木~土) 18:00~23:00(日) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | カウンター7 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚36'54.4'' E139゚40'47.5'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 都立大学駅(東急東横線) | |||
| 取材日 | 2009/01/11 | その他の情報... | ||
メニュー
- スープ焼きそば
- 850円
- とんこつ醤油ラーメン
- 650円
- 冷やしラーメン(坦々麺風)
- 750円
- ■トッピング
- 味付け玉子
- 100円
実弟の友人の見舞いのために東京に来た私、管理人です。
見舞いも無事終わり、病院を後にした私は夜の取材先を考えていた。なるべく遠くない場所で宿題店の中から考えてみた。意外と近い場所にある都立大学駅を最寄り駅とする「八の坊」と言う店を夜の取材先とした。
この八の坊と言う店を初めて知ったのは数年前のテレビ番組である。高島政宏氏が結構通っている店だと紹介されていたのだが、それだけなら取材予定店にする訳がない。この店にちょっと変わったメニューがあるのだ。
その名を「スープ焼きそば」と言う。その当時は珍しかったのだが時が流れ、静岡市清水区内の「三福」の「スープカレーヤキソバ」や去年の博多の屋台で食した「焼きラーメン」など、時間の経過と共に私のスキルが上がった関係からあまり珍しくなくなってしまったのが現在の心境である。
しかし、実食するまではその本質は判らない。「似て非なるもの」と言うのは世の中には実に多いのである。早速、取材を開始した。
夜の営業が夕方6時からなのだが、1時間前の午後5時に最寄り駅である都立大学駅に到着してしまった。仕方なく駅前のマックで時間潰しをしながら開店時間を待つことにした。
マックでは無線LANが使えることから携帯端末にてリカバリーの店も調べてみた。目黒区は意外とラーメン激戦区なんだと判る。ラーメンゼロを初めとした有名店が目白押しだ。
一時間後。
マックを出た私は店を探した。しかし、なかなか店にたどり着けない。地図の見方が良くなかったようである。全く逆の方向に行ってしまった… 程なくして店を発見した。裏路地っぽい雰囲気の場所に、言い方は失礼だが場末の飲み屋のような佇まいが郷愁を誘う。早速、入店する。
中がこれまた狭い。いびつなL字のカウンター7席の小さな店内にそれを囲む厨房。しかし、1器ではあるが大きな寸胴もちゃんと鎮座する。オーダーは口頭。スープ焼きそばをオーダーした。
厨房観察。
調理の最初は先ず麺を炒めることから始める。使用される麺は太麺で予め茹でてあるようだ。中華なべを用い、天津飯の蟹玉を作るような要領で鍋肌に沿ってゆらゆらと焼き固めるように焼かれる麺。しばらくしてキャベツやもやしなどの野菜を入れて更に炒める。粗方炒めたところでソースが投入された。「ジューー!」と言う音と共に香ばしい香りがする。ここまでは全く焼きそばのレシピである。
しかしだ。ここからが違う。丼に前述の寸胴からスープを注ぐ。そして、炒めた麺をおもむろに丼の中でドッキング!更にチャーシュー、紅生姜を飾り付けて完成である。早速、スープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にしたライトとんこつ系。粘度はなく、乳化度合いもそれほど高くないと思われる。味の輪郭は正にソースである。
麺は太ストレート麺。かん水の量は少な目。加水率は低めの印象を持った。低加水な麺を更に炒めてあることから麺肌が炒め油でコーティングされ、スープとはあまり馴染まない。結果として麺の独立感が支配的だ。正に「焼きそばとスープ」である。
具はチャーシュー、キャベツ、もやし、紅しょうが、ネギ。そして丼の淵に練り辛子が添えられている。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。紅しょうがはソースな印象のスープに当たり前のように合う。
食中。練り辛子をスープに混ぜ込んでみた。これが意外と合うんです。ソースのスパイスに辛子の辛味が合さり、パンチが出るんです。不思議です。辛い物が得意ではない私は練り辛子の始末に当初、どうしようかと考えていたのですが、混ぜ込んで損はない。今流行の「2度美味しい」ラーメンである。
前述のスープカレーヤキソバ、焼きラーメン。そして今回のスープ焼きそば。結果は似ているがその製法は三者三様で面白い。
スープカレーヤキソバは麺は焼くが最終的にスープで煮込んでしまう。焼きラーメンは麺は焼くがスープは少量でほぼ焼きそばチック。そして今回のスープ焼きそばは焼きそばとスープの完全分離された物を最終的に丼の中で合体させると言う調理方法だった訳だ。
正に「似て非なるもの」なのである。
見舞いも無事終わり、病院を後にした私は夜の取材先を考えていた。なるべく遠くない場所で宿題店の中から考えてみた。意外と近い場所にある都立大学駅を最寄り駅とする「八の坊」と言う店を夜の取材先とした。
この八の坊と言う店を初めて知ったのは数年前のテレビ番組である。高島政宏氏が結構通っている店だと紹介されていたのだが、それだけなら取材予定店にする訳がない。この店にちょっと変わったメニューがあるのだ。
その名を「スープ焼きそば」と言う。その当時は珍しかったのだが時が流れ、静岡市清水区内の「三福」の「スープカレーヤキソバ」や去年の博多の屋台で食した「焼きラーメン」など、時間の経過と共に私のスキルが上がった関係からあまり珍しくなくなってしまったのが現在の心境である。
しかし、実食するまではその本質は判らない。「似て非なるもの」と言うのは世の中には実に多いのである。早速、取材を開始した。
夜の営業が夕方6時からなのだが、1時間前の午後5時に最寄り駅である都立大学駅に到着してしまった。仕方なく駅前のマックで時間潰しをしながら開店時間を待つことにした。
マックでは無線LANが使えることから携帯端末にてリカバリーの店も調べてみた。目黒区は意外とラーメン激戦区なんだと判る。ラーメンゼロを初めとした有名店が目白押しだ。
一時間後。
マックを出た私は店を探した。しかし、なかなか店にたどり着けない。地図の見方が良くなかったようである。全く逆の方向に行ってしまった… 程なくして店を発見した。裏路地っぽい雰囲気の場所に、言い方は失礼だが場末の飲み屋のような佇まいが郷愁を誘う。早速、入店する。
中がこれまた狭い。いびつなL字のカウンター7席の小さな店内にそれを囲む厨房。しかし、1器ではあるが大きな寸胴もちゃんと鎮座する。オーダーは口頭。スープ焼きそばをオーダーした。
厨房観察。
調理の最初は先ず麺を炒めることから始める。使用される麺は太麺で予め茹でてあるようだ。中華なべを用い、天津飯の蟹玉を作るような要領で鍋肌に沿ってゆらゆらと焼き固めるように焼かれる麺。しばらくしてキャベツやもやしなどの野菜を入れて更に炒める。粗方炒めたところでソースが投入された。「ジューー!」と言う音と共に香ばしい香りがする。ここまでは全く焼きそばのレシピである。
しかしだ。ここからが違う。丼に前述の寸胴からスープを注ぐ。そして、炒めた麺をおもむろに丼の中でドッキング!更にチャーシュー、紅生姜を飾り付けて完成である。早速、スープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にしたライトとんこつ系。粘度はなく、乳化度合いもそれほど高くないと思われる。味の輪郭は正にソースである。
麺は太ストレート麺。かん水の量は少な目。加水率は低めの印象を持った。低加水な麺を更に炒めてあることから麺肌が炒め油でコーティングされ、スープとはあまり馴染まない。結果として麺の独立感が支配的だ。正に「焼きそばとスープ」である。
具はチャーシュー、キャベツ、もやし、紅しょうが、ネギ。そして丼の淵に練り辛子が添えられている。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。紅しょうがはソースな印象のスープに当たり前のように合う。
食中。練り辛子をスープに混ぜ込んでみた。これが意外と合うんです。ソースのスパイスに辛子の辛味が合さり、パンチが出るんです。不思議です。辛い物が得意ではない私は練り辛子の始末に当初、どうしようかと考えていたのですが、混ぜ込んで損はない。今流行の「2度美味しい」ラーメンである。
前述のスープカレーヤキソバ、焼きラーメン。そして今回のスープ焼きそば。結果は似ているがその製法は三者三様で面白い。
スープカレーヤキソバは麺は焼くが最終的にスープで煮込んでしまう。焼きラーメンは麺は焼くがスープは少量でほぼ焼きそばチック。そして今回のスープ焼きそばは焼きそばとスープの完全分離された物を最終的に丼の中で合体させると言う調理方法だった訳だ。
正に「似て非なるもの」なのである。
