掲載3日目で閉店だなんて…
めんや にしきどう ひらつかてん
【閉店】麺屋 錦堂 平塚店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~22:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター7 テーブル24
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚19'30.1''
E139゚21'37.1''
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最寄駅平塚駅(JR東海道本線)
取材日2008/02/09その他の情報...

メニュー

つけめん 味付玉子
800円
煮魚つけめん 味付玉子
850円
煮魚つけめん チャーシュー
1050円
煮魚つけめん ネギ
950円
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話は文頭から反れるが去年の11月のこと。「くらかど」と言う店を取材した時のことだ。
この店は厚木にあるのだが実は平塚にある「錦堂」と言う店に向かう予定だった。
「この店は「オリンピック」の中にある」と言うネット上の情報を元に向かったのだが、その施設に入る時に進入方向を間違え、Uターンをするのが面倒臭くなって厚木まで行ってしまったと言う経緯があった。
 
あれから3ヶ月。年も明けて早2月である。この所、休みと言えば休日出勤だった私であるがやっとまともに休めそうだ。今日から3連休。先ずは久しぶりに神奈川へ行っとくか!と言う訳であるが朝からどんより曇り空。夕方から夜にかけては雨か雪の予報。神奈川へ行くなら早めに行って早めに帰って来た方がよさそうだ。そう考えた私はあまり遠くへ行くことは諦め、近場で済まそうと考え始めていた。
『平塚かな…』
先週、雪が降ったので箱根を越えるのは危険か?とも考えた。昨日、東京に出張したのだが日陰の雪はまだ残っていた。気温が低い証拠である。しかし、天下の国一にいつまでも雪が残っているとも思えない。早速、自宅を出発した。
平塚と言って思い出されたのが前述の錦堂である。現地まで行っているのに「面倒臭い」と言う理由だけで止めてしまった店である。何か行く前から因縁めいたものを感じずにはいられなかった。今日こそはどんなに面倒でも食べて帰る!と言う決意めいたものがあったのだった。
現地付近に到着。進入方向もバッチリ…と思ったのだが一歩手前の交差点は右折禁止~!嫌!めげるな!何処かでUターンをかませ!右折を諦め、先の交差点でUターンをかますべく、右折可能な脇道に入った時のことだった。
「パラパラパラパラ…」
雨にしては硬質な音…小さな(ひょう)が降ってきた…マズい…。かな~り気温が下がっている証拠だ。帰りの箱根は大丈夫か?ここで「勇気ある撤退」をした方が良いのか?迷った挙句、やはり今回は初志貫徹することにした。まぁ帰りの箱根が通行止めになったら、熱海経由で海沿いルートや東名高速と言う手も残っている。
やっとの思いで施設のパーキングに入庫し施設内へ。
オリンピックと言うのは静岡で言う所のジャンボエンチョーみたいなホームセンターのように見えた。その他にアカチャンホンポやユニクロなども見える。複合施設のようだ。この施設の本当の名前は「OSC湘南シティ」と言うらしい。ここまで来て何だが知らなかった…
その湘南シティの何処に錦堂があるのであろうか?全く見当が付かないのでフロアーガイドと暫しにらめっこ。その場所は2階のシネコンの近くのようだ。早速、店に急いだ。
やっと店が見つかった。時間は昼の12時半。店の画像を携帯に収め、更に店先に飾られているメニューを画像に収めた。
そしていよいよ入店するのであるがここで衝撃の事実を知る事となる。それは入り口に貼られた貼紙に書かれていた。
「この度、諸事情により誠に勝手ながら2月11日をもちまして閉店させて頂く事となりました。」
えーっ!マジ!今日って何日だっけ?!時計を見ると今日は9日。閉店3日前である。そんな事実に多少のショックを受けながら入店する。
昼時なのにお客が誰もいなかった。この状況では閉店もやむなしと言うことなのであろうか。先程の事実とこの店内。ダブルショックで席に着こうとすると女店員に食券を買うように促された。オーダーは食券制。この店はつけ麺がウリのようなのでつけめんの味付玉子をオーダーした。
明後日で店を閉める。店主はどんな心境でラーメンを作っているのであろう。つけ汁は小鍋で一杯づつ加温しているようだ。麺茹では残念ながら確認することが出来なかった。と言うか何だか今回は厨房観察自体があまり出来なかった。と言うか私が店主を直視出来なかった。この空間に店主、女店員2名、私。あまりに寂し過ぎる。
そしてつけ麺がやって来た。先ずはつけ汁を舐めてみた。
ガツンとかつを節の香りがするつけ汁だが舌が先ず感じるのは甘みである。この場合の甘みは油の甘みではなく、砂糖や味醂などで付けられた強烈な甘みである。そしてかつを節と醤油の香りが追いかけてくる。ベースのスープはげん骨を軸にしたとんこつスープ。しかしその存在は甘みと節系の香りで消え去っている。総じて「ツナピコ」の味である。(今回も判り辛くてスマン!)やすべえのつけ汁にも似ているが、存在感はずーっとこちらの方が上である。
麺は太縮れ麺。つけ汁がこれだけガツンガツンしているので、負けじとこの麺もかなりの(つわもの)である。かん水の量は多め。加水率は高めの印象。強烈なコシと縮れ。つけ汁を寄せ付けない麺の表面は最強の独立感を持っている。もうつけ汁と麺がケンカしている感じで一歩も譲らないと言った感じだ。
具はチャーシュー、メンマ、味付玉子。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。結構多めでブロック状になっている。しっかりとした味付けで食べ応えがある。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減で好印象だ。
これだけ主張の強いつけ汁。そして麺。主張と主張のぶつかり合いではあるが、これはこれでアリだと個人的には思う。正直惜しい。この味をもう食べられないのであろうか。
食後。もう一度あの貼紙を見てみるとそこには「平塚店」の文字が…
帰宅後。ネットで錦堂について調べてみると町田市にも店があるらしい。これは再食しても良いかも知れない。
残された日は後2日。食べたい人は今すぐ急げ!

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