おばあちゃん達のサイゼリア
ふぁみりーれすとらん ももぞの
【閉店】ファミリーレストラン 桃園

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間
定休日無休
席数カウンター10
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚01'13.5''
E138゚29'26.4''
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最寄駅清水駅(JR東海道本線)
新清水駅(静岡鉄道)
取材日2008/02/02その他の情報...

メニュー

ナスソバ
890円
海老ソバ
950円
肉ソバ
950円
駅前ソバ
890円
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今日は土曜日。やはり休日出勤な私。管理人です。
休日出勤ではあるがラーメン取材はしようと考えている私はあるメニューが気になっていた。
先日、地元のローカル局が放送したラーメン特集の中で紹介されていた「なすそば」と言うメニューである。録画したその番組を改めて見てみる。甘辛な餡になす。麻婆なすをイメージしていた私であった。そのなすそばは5万食も売れたと言うのだから歴史の長さを感じさせる。
相互リンク先のコンビニ店長さんがブログ内でその番組の事を書いていた事を思い出した私は早速、その内容を読んでみることにした。その店の名前は「なかむら家」と言うらしくリンクがあったのでクリックしてみると、コンビニ店長さん自身も既にそのなすそばを実食されているようだ。そのレポ内には元々店主は「桃園」と言う店で働いていたらしく、その頃から通算して5万食と言う事らしい。と言うことは「なすそば」の源流は「桃園」と言う店と言うことになる。
『やっぱ源流に行かなきゃ!』
早速、取材を開始した。
唐突に思ったのだが清水駅前のどの辺りにあるのか、調べないまま駐車場まで来てしまった。
『まぁ古い店だし、ナビに載っているだろう』
車に乗り込みナビを操作する。清水区内のラーメン店で検索するが出てこない…おかしいぞ。そこで今度は読み仮名検索を試みる。
『と・う・え・ん。どうだ!』
候補が出てきたのだが清水駅前にそれらしき地点は登録されていない。ん?何で?何で?頭の中が?マークで一杯になっていった。
『もしかして、「ももぞの」って読むのか?』
再度、ナビを操作するとありました。早速、目的地に登録して現地を目指した。
 
1時間後。現地付近に到着。駅前なのでロータリーに入ると始末が悪い。直接ロータリーには入らず少しだけ北進してから駅方面に向かう。大きな通りから一本外れた道沿いにコインパーキングを発見したの入庫した。多分、店先に駐車場なんてないだろう。こう見えても私は旧清水市内で一年以上、働いていた時期があるので清水駅周辺は何となく明るい。
店までは徒歩で向かう。何となく懐かしい風景だ。駅前のラーメン屋と言えば「やすい軒」には行った事があるのだが、桃園は正直、知らなかった。ナビの地点を頭に浮かべながら古い感じのラーメン屋をイメージしながら店を探す。しかし、その店先に食品サンプルのショーケースが飾られた、どう考えてもファミレスにしか思えない店しかなかった。
『あれ?』
ある文字が目に入った。ピンク色で書かれたそれは確かに「桃園」と書いてある。前述のショーケース内を確認すると確かに「ナスソバ」と言うメニューもあった。
『もしかしてこの店なのか?』
イメージとは全然違うその店に面食らいながらも外観を写真撮影。そして入店することにした。
店内はテーブル席しかない。しかもファミレスに見られるようなベンチシートを有したテーブル席である。お好きな所へどうぞと促されたので空いている席に陣取った。オーダーは口頭。なすそばをオーダーした。
厨房は奥にあるため観察は不可能。仕方なく店内を観察する。
周りのテーブルを見ていて気がついたことがあった。おばちゃんやおばあちゃんの客が多いということだ。どのテーブルでも複数人でテーブルにつき、楽しそうに歓談しながら食事をしている。あるおばあちゃんは昼からジョッキでビールを飲んでいる。そしてラーメンが来るとラーメンを食べる。私、他の客、店員を含め17名の客がこの1階フロアに確認出来たが、その中で男性は僅か3名。後は全て女性。しかもおばちゃんやおばあちゃんである。不思議な空間である。歴史の古さを客層から感じることが出来る。現代に置き換えれば「サイゼリア」的な使われ方をしているのであろう。若者が少ない入り易さと長居をしてもよさそうな気兼ねない雰囲気。そんな感じを受けた。
そしてなすそばがやって来た。そして何故かあんみつも付いてきた。なすの入った餡を除け、スープ単体をすすってみた。
そのスープを口に含んだ瞬間。何とも懐かしい記憶が(よみが)えってきた。子供の頃、何気に食べたラーメンスープの味。何処で食べたかなどと言う記憶は定かではない。しかし、確実に何処かで食べた味であった。ベースのスープは鶏ガラ、野菜などから取られたあろうもの。アッサリした中に甘みのある穏やかなスープである。餡を少しづつ混ぜ込むとピリッとした中にやはり甘みのある甘辛な味に変貌する。番組内でなかむら家ではこの辛味を出すために豆板醤を使用していたと言っていたが、ここの店は多分、ラー油を使用しているのではないかと勝手な推測。それは豆板醤を使用した際に見られる唐辛子の破片が見当たらない事から感じたのだが推測の域を超えない。
麺は細麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。特に硬茹でと言う印象はないが、意外としっかりした麺である。餡が良く絡む。
具はなす、豚肉、竹の子、ほうれん草、椎茸を甘辛餡で炒めたもの。そしてネギ。なすは素揚げしてあるようで油を良く吸っている。なすと油は言うまでもなくベストマッチな組み合わせ。柔らかくて食べ応えがある。椎茸は別で甘く煮含めているようで甘みが強い。豚肉は若干繊維質な豚モモ肉を使用しているようだ。
一緒に付いているあんみつは砂糖水の中にみかん、パイン、寒天が入っている。ピリ辛のラーメンを食した後の口直しになる。
帰宅後。コンビニ店長さんのブログを読み直すと桃園についても書かれていることに気がついた。清水市民には思い出深い、懐かしい店なんだなぁと感じた。

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