汁なしの流れを作った一杯
らーめんじろう よこはまかんないてん
ラーメン二郎 横浜関内店

photo

SHOP DATA
住  所神奈川県横浜市中区長者町6-94
電話番号
営業時間11:00~14:30(月~火・木~日)
18:00~22:00(月~火・木~日)
定休日無休
席数カウンター11
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚26'19.5''
E139゚38'02.4''
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最寄駅伊勢崎長者町駅(横浜市営地下鉄)
関内駅(JR根岸線)
日ノ出町駅(京浜急行本線)
取材日2008/01/13その他の情報...

メニュー

小ラーメン+汁なし
680円
小ラーメン
600円
小ぶた
700円
小ぶたダブル
800円
more...

話は昨日の昼時から始まる。
今日から成人の日を含む3連休。ハッピーマンデーも定着し、明日あたりは成人式の所も多いだろう。そんな3連休の初日。相変わらず業務が多忙な私は休日出勤をしていた。
昼時になり、一緒に仕事をしているT氏と昼食へ。最近、サッパリご無沙汰になった千の蔵に行こうと考えたのだが土曜の昼は休みになったらしい。きじ亭もやってないし、あかつき屋は行列だし…
「じゃあ、はんなり亭でも行きますか」
そんな訳ではんなり亭へ。客が少ない。あかつき屋のあおりを受けているのは明らかな感じだ。そんなはんなり亭での二人の会話。
「この前、DIMEって雑誌で石神秀幸氏が出ていて、良く行くラーメン屋が天下一品ってかいてありましたよ」
私も先日、石神氏と大崎氏が一緒にどこかの雑誌に出ていたのを立ち読みした事を思い出した。
久しぶりのはんなり亭のつけ麺はちょっと新鮮な味で美味かった。静岡に通いだした頃はあかつき屋も千の蔵もなく、良くはんなり亭でラーメンを食べたものである。あれからかなりの時間が経過した事を思い知らされた。
食後。呉服町通りに差し掛かると本屋が見えた。T氏が入っていくので私も一緒になって入っていた。ご多聞に漏れず、私はラーメン本がありそうなコーナーへ。そこには前に立ち読みした雑誌(DIMEではない)があった。
「一個人」と言う雑誌が今回の企画として「大人のラーメン大賞」と言う企画をやっているようだ。その中を見てみると所謂「汁なしラーメン」を紹介しているページがあり、汁なしのルーツは横浜の関内にある二郎のまかないメニューから始まった旨の内容が書いてあった。
 
話は反れて去年の話。
東京にある目黒屋と言う店を取材した時の事。二郎をインスパイアした「ぎ郎」と言うラーメンに汁なしバージョンがあり、食した事があった。私自身、麺屋 中川の油麺以来の汁なしラーメンであったが「これはアリだ!」と結論付けている。
 
話を戻そう。
目黒屋が二郎をインスパイアしていることは判ったのだがまさか汁なしまでインスパイアしているとはこの記事を読むまで気が付かなかった。多分、「汁なし坦々麺」に代表される料理は関内二郎以前も存在したであろう。しかし、関内二郎に始まり、ジャンクガレッジで脚光を浴びたのは間違いないだろう。
 
そんな訳で今日は日曜日。明日もお休みであることから今回は久しぶりに関内までその汁なし二郎を食しに出かけることにした。
自宅を出発して2時間弱。現地付近に到着した。コインパーキングがあったので入庫後。現地へは徒歩で向かう。現地は発見出来ていないがそう遠くはないだろうし方角も判っている。地図の指し示していた方角へ歩き出した。
大きな通りが見えてきた。この通り沿いにあるはずである。交差点に差し掛かった時、道の向こうに大行列を発見した。
『うぇ~、混んでる…』
その行列は30人程度。1時間コースであろう。ちなみに今日は朝から曇り空。たまに雨も降り寒い。この寒さの中で1時間待ちは結構キツい。時計を見ると12時6分を指していた。
 
45分後。券売機の前までたどり着いた。オーダーは食券制。小ラーメン、汁なしを購入した。ちなみに汁なしは80円高になる。
席が空くのを待っている間、厨房観察。
大きな寸胴が2つある。ひとつはスープ用。もうひとつは背脂用のようだ。生のチャーシュー(二郎ではぶたと言う)がスープ用の寸胴に投入されている。タコ糸で成型された渦巻きチャーシューである。スープ用の寸胴には長ネギの白い部分やキャベツの芯の部分などの野菜も一緒に煮込まれているようで投入されていた。
それから程なくして席が空いたので着席すると店員が…
「はい、小汁なしの方、ニンニクいれますか?」
呪文の時間だ。私は何もしないようにオーダー。そのまま丼が出てきた。中央に生卵が添えられているあたり、ルックス的には目黒屋のそれと酷似している。いつものようにスープはないので黄身を割り、底に少しだけある汁をよ~く絡めてから食べてみた。
甘辛な醤油ダレと背脂の甘みが先行し、後から荒挽きの黒コショウのスパイシーな香りがピリッと後味を引き締めまとめる。
麺は太平打ち麺。茹で加減は二郎にしては柔茹でな部類。意外と加水が高く喉越しが良い。柔茹でにも関わらず充分なコシがある麺は汁なしにすることでその美味さを堪能することが出来る。
具はぶた、ヤサイ、揚げネギ、生卵。ぶたは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。揚げネギは香ばしい香りを提供する。
麺量もヤサイの量もそれなりに多いが、スープが入っていないので麺や具に集中出来る関係なのか、いつもの二郎恐怖症は起こらない。スルスルと胃の中納まっていくのに自分でも驚いた。
食後。店の外にはやはり30名程度の客が並んでいる。本当に二郎は各店ともよく混んでいる。
改めて言うが「汁なし」はアリだ!

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