| やっちまった… |
多麺多

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 東京都江東区亀戸6-62-8 | |||
| 電話番号 | 03-5609-4433 | |||
| 営業時間 | 11:00~3:00(月~日) | |||
| 定休日 | 無休 | |||
| 席数 | カウンター11 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚41'38.4'' E139゚49'56.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 亀戸駅(JR総武本線) 亀戸駅(東武鉄道亀戸線) | |||
| 取材日 | 2008/01/02 | その他の情報... | ||
メニュー
- 夜だけつけ麺 並盛
- 900円
- つけ麺 並盛 1.5倍
- 680円
- つけ麺 並盛
- 680円
- ゴマつけ麺 並盛
- 680円
今日は正月恒例の東京ラーメンツアーで東京に朝から来ている私と実兄。新宿で沖縄そばを食し、そのまま歌舞伎町のパチンコ屋へと繰り出した。
新宿でパチンコをやるのも久しぶりである。エスパスと言う店に良く行くのだが実兄曰く、神田うのの結婚相手がこのエスパスを経営していると言う。まぁ実兄の話なんで半分だけ聞いておくことにした。
暫くパチンコに興じる。私も実兄も大当たりは引き当てたのだが確変ではなく単発を引き当て、そのまま飲まれてあっけなく撃沈された。時間はまだ午後1時過ぎ。時間を潰すのも金がかかるのだ。
「どうする?」
金をかけずに時間を潰すのに私はネットカフェを利用することが多いが今回は実兄もいるので映画を見ることにした。コマ劇場近辺は映画館が多くてよい。上映時間的に「ナショナル・トレジャー」が丁度良かったので見ることにした。
2時間後。
映画も終わり、そろそろ次の取材先について考えた。午前中によったコーヒーショップで携帯端末で「東京のラーメン屋さん」を調べてみることにした。すると検索機能の中に年末年始の営業を検索することが出来る機能があったので早速調べてみることにした。すると…
「おっ、TETSUがやってるじゃん!」
夜はつけ麺が食べたいと思っていた二人。実兄が前から行ってみたいと言っていたTETSUと言うつけ麺の店にむかうのであった。
1時間後。車を出庫して走り出した私達は店の近くに到着した。道路脇に車を止め、営業を確認するために実兄が徒歩で向かう。数分後、戻ってきた。
「ガセネタだ」
どうも営業していなかったらしい。仕方なく次の店を考えることにした。
夜はどうしてもつけ麺が食べたい。そんな一心で実兄はラーメン屋を書き記したシステム手帳を見ては店に電話をかける。営業している店はなく、たまに出たと思えば間違い電話をかけている始末…八方塞であった。
そして何軒目かの店でやっと繋がった店があったのだった。
「何て店なの?」
私が聞くと「ためんた」と言う妙な店名を言っている。どんな字を書くのか訊ねると
「多いに麺に多い」
なるほど、多麺多か。
「で、どんなつけ麺を出すの?」
あまり良く判ってないようだ。仕方なく携帯から超らーめんナビを検索すると、紹介文に嫌な文章が書いてあった。つけ汁についてなのだが「酸味が強め」とある。所謂大勝軒系の味なのであろうか。つけ汁に酸味があるのはあまり好みではない私ではあるが背に腹は変えられない状況故、そのまま現地に向かうのであった。
現地は亀戸駅から程近い立地。ここまでの道中。去年取材した「離宮」と言う店を取材した際に降り立った錦糸町と言う駅を通った。亀戸も初めて来た場所ではあるが錦糸町とも非常に近いとは思わなかった。地図によれば店は駅前の路地に面しているようなので近場のコインパーキングに入庫後。店へは徒歩で向かった。
程なくして店を発見。なんとも小さな店舗である。店先に券売機がある。オーダーは食券制。普通のつけ麺は酸味が強いと言うことだったので、「夜だけつけ麺」と言う別メニューをオーダーした。飾られた写真の色が赤々として中本を思い出すがあそこまで辛くはないだろう。何より酸味から逃れられれば何でも良かったと言う感じであろうか。値段は900円。ちょっと高めの値段設定だがその理由は後で判ることとなる。実兄は通常のつけ麺をオーダーしていた。
「イラッシャイマセ。ドウゾォ~」
日本語が怪しい店主は外国の方であろうか。店内は厨房を囲んだL字のカウンターと奥にI字のカウンター席がある。ほとんどの客は厨房を囲むL字のカウンターに座っていたが一人、肩越しにこちらを睨んでいる少年が黙って座っていた。妙な雰囲気だ。私達もL字のカウンターに陣取ると食券を渡した。
改めてメニューを見てみると「ゴマつけ麺」と言うメニューがある。先程、らーナビを見たときもそう言えばゴマ風味のつけダレがあると書いてあったような…こちらにしておけば良かったと激しく後悔した。
店内を観察していると背中の壁越しに先程店先で見た「夜だけつけ麺」の写真が飾られている。その写真と共にある事柄が書いてあった。
「野菜を炒めた物が入って…」
野菜が入るのか?嫌な予感がした。先程の高めの値段設定も気になっていた。私の嫌な予感は敵中する確立が高い。
厨房観察。
そろそろ私達のつけ麺を作り出したようだ。おもむろにもやしを一袋取り出すと熱した中華なべに全量を入れた。そしてキャベツも大量に入る…辛味噌なども入っているように見えた。そしてスープを注ぎ煮込んでいる。
『あれって一人分か?』
相当な量である。私達の後に入ってきた客はいない。実兄とは別メニュー。そして他の客は全て食べ始めていること等を総合的に考えると、あの量が私のオーダーしたつけ麺の一人分だと言うのが嫌でも判った。やっちまった感が私を支配していくのが判る。正月早々、やっちまったようだ。
そしてつけ麺がやって来た。実兄のつけ汁はカツ丼などを入れるような丼であるが私のつけ汁は完全なラーメン丼である。並々と注がれたつけ汁の量に卒倒しそうになる自分を抑えながら現実を見つめた。
『勢いで食うしかない』
去年取材したはやし家と言う店ではあまりの麺の多さに「勢いで食う」と言う行動に出たが、今回は具とスープの多さに正月早々「勢い食い」を強いられるとは我ながら泣けてきた…
早速、つけ汁をすすってみた。
鶏ガラを強く炊き出した印象のスープはタレとあわせる前はクリーム色をしている。味は味噌味である。心配していた辛さは程ほどで丁度良い。
麺は太ストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は多めの印象を持った。ツルツルとした喉越しの麺で美味い。若干、つけ汁の絡みは悪いがそれを差し引いても美味い麺である。
具はチャーシュー、キャベツ、もやし、きくらげ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシューになったものを切って入れてある。スゴい厚みだ。キャベツ、もやし、きくらげは前述の通り炒めてある。炒めたきくらげと言うのも初めてかもしれない。
麺は問題なく食べれる量であるが、具の多さには閉口した。通常のつけ麺に比べて200円以上高い値段なので当たり前なのかもしれないが…。具は全て完食してきたがスープは飲みきれなかった。
つけ汁のよ~く写真を見て欲しい。麺が入っていない丼なのにスープの量が並々。そして具はスープの液面より上にあると言うことは、底にはそれだけの具が入っている言うことなのだ。くわばら、くわばら…
食中。他の客が食べ終わり席を立つと前述していた目つきの悪い少年が丼を下げ、カウンターを拭いていた。この少年はお店のお手伝いなのか?もしそうなら客席に座ってはいけない。そこは読んで字の如く「客のための席」なのだから。
今、この取材記を書きながら「東京のラーメン屋さん」で前述の年末年始営業検索を見ていたのだが、私は「12月2日」を検索している事に気がついた…。これまたやっちまった…
新宿でパチンコをやるのも久しぶりである。エスパスと言う店に良く行くのだが実兄曰く、神田うのの結婚相手がこのエスパスを経営していると言う。まぁ実兄の話なんで半分だけ聞いておくことにした。
暫くパチンコに興じる。私も実兄も大当たりは引き当てたのだが確変ではなく単発を引き当て、そのまま飲まれてあっけなく撃沈された。時間はまだ午後1時過ぎ。時間を潰すのも金がかかるのだ。
「どうする?」
金をかけずに時間を潰すのに私はネットカフェを利用することが多いが今回は実兄もいるので映画を見ることにした。コマ劇場近辺は映画館が多くてよい。上映時間的に「ナショナル・トレジャー」が丁度良かったので見ることにした。
2時間後。
映画も終わり、そろそろ次の取材先について考えた。午前中によったコーヒーショップで携帯端末で「東京のラーメン屋さん」を調べてみることにした。すると検索機能の中に年末年始の営業を検索することが出来る機能があったので早速調べてみることにした。すると…
「おっ、TETSUがやってるじゃん!」
夜はつけ麺が食べたいと思っていた二人。実兄が前から行ってみたいと言っていたTETSUと言うつけ麺の店にむかうのであった。
1時間後。車を出庫して走り出した私達は店の近くに到着した。道路脇に車を止め、営業を確認するために実兄が徒歩で向かう。数分後、戻ってきた。
「ガセネタだ」
どうも営業していなかったらしい。仕方なく次の店を考えることにした。
夜はどうしてもつけ麺が食べたい。そんな一心で実兄はラーメン屋を書き記したシステム手帳を見ては店に電話をかける。営業している店はなく、たまに出たと思えば間違い電話をかけている始末…八方塞であった。
そして何軒目かの店でやっと繋がった店があったのだった。
「何て店なの?」
私が聞くと「ためんた」と言う妙な店名を言っている。どんな字を書くのか訊ねると
「多いに麺に多い」
なるほど、多麺多か。
「で、どんなつけ麺を出すの?」
あまり良く判ってないようだ。仕方なく携帯から超らーめんナビを検索すると、紹介文に嫌な文章が書いてあった。つけ汁についてなのだが「酸味が強め」とある。所謂大勝軒系の味なのであろうか。つけ汁に酸味があるのはあまり好みではない私ではあるが背に腹は変えられない状況故、そのまま現地に向かうのであった。
現地は亀戸駅から程近い立地。ここまでの道中。去年取材した「離宮」と言う店を取材した際に降り立った錦糸町と言う駅を通った。亀戸も初めて来た場所ではあるが錦糸町とも非常に近いとは思わなかった。地図によれば店は駅前の路地に面しているようなので近場のコインパーキングに入庫後。店へは徒歩で向かった。
程なくして店を発見。なんとも小さな店舗である。店先に券売機がある。オーダーは食券制。普通のつけ麺は酸味が強いと言うことだったので、「夜だけつけ麺」と言う別メニューをオーダーした。飾られた写真の色が赤々として中本を思い出すがあそこまで辛くはないだろう。何より酸味から逃れられれば何でも良かったと言う感じであろうか。値段は900円。ちょっと高めの値段設定だがその理由は後で判ることとなる。実兄は通常のつけ麺をオーダーしていた。
「イラッシャイマセ。ドウゾォ~」
日本語が怪しい店主は外国の方であろうか。店内は厨房を囲んだL字のカウンターと奥にI字のカウンター席がある。ほとんどの客は厨房を囲むL字のカウンターに座っていたが一人、肩越しにこちらを睨んでいる少年が黙って座っていた。妙な雰囲気だ。私達もL字のカウンターに陣取ると食券を渡した。
改めてメニューを見てみると「ゴマつけ麺」と言うメニューがある。先程、らーナビを見たときもそう言えばゴマ風味のつけダレがあると書いてあったような…こちらにしておけば良かったと激しく後悔した。
店内を観察していると背中の壁越しに先程店先で見た「夜だけつけ麺」の写真が飾られている。その写真と共にある事柄が書いてあった。
「野菜を炒めた物が入って…」
野菜が入るのか?嫌な予感がした。先程の高めの値段設定も気になっていた。私の嫌な予感は敵中する確立が高い。
厨房観察。
そろそろ私達のつけ麺を作り出したようだ。おもむろにもやしを一袋取り出すと熱した中華なべに全量を入れた。そしてキャベツも大量に入る…辛味噌なども入っているように見えた。そしてスープを注ぎ煮込んでいる。
『あれって一人分か?』
相当な量である。私達の後に入ってきた客はいない。実兄とは別メニュー。そして他の客は全て食べ始めていること等を総合的に考えると、あの量が私のオーダーしたつけ麺の一人分だと言うのが嫌でも判った。やっちまった感が私を支配していくのが判る。正月早々、やっちまったようだ。
そしてつけ麺がやって来た。実兄のつけ汁はカツ丼などを入れるような丼であるが私のつけ汁は完全なラーメン丼である。並々と注がれたつけ汁の量に卒倒しそうになる自分を抑えながら現実を見つめた。
『勢いで食うしかない』
去年取材したはやし家と言う店ではあまりの麺の多さに「勢いで食う」と言う行動に出たが、今回は具とスープの多さに正月早々「勢い食い」を強いられるとは我ながら泣けてきた…
早速、つけ汁をすすってみた。
鶏ガラを強く炊き出した印象のスープはタレとあわせる前はクリーム色をしている。味は味噌味である。心配していた辛さは程ほどで丁度良い。
麺は太ストレート麺。かん水の量は若干少なめ。加水率は多めの印象を持った。ツルツルとした喉越しの麺で美味い。若干、つけ汁の絡みは悪いがそれを差し引いても美味い麺である。
具はチャーシュー、キャベツ、もやし、きくらげ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシューになったものを切って入れてある。スゴい厚みだ。キャベツ、もやし、きくらげは前述の通り炒めてある。炒めたきくらげと言うのも初めてかもしれない。
麺は問題なく食べれる量であるが、具の多さには閉口した。通常のつけ麺に比べて200円以上高い値段なので当たり前なのかもしれないが…。具は全て完食してきたがスープは飲みきれなかった。
つけ汁のよ~く写真を見て欲しい。麺が入っていない丼なのにスープの量が並々。そして具はスープの液面より上にあると言うことは、底にはそれだけの具が入っている言うことなのだ。くわばら、くわばら…
食中。他の客が食べ終わり席を立つと前述していた目つきの悪い少年が丼を下げ、カウンターを拭いていた。この少年はお店のお手伝いなのか?もしそうなら客席に座ってはいけない。そこは読んで字の如く「客のための席」なのだから。
今、この取材記を書きながら「東京のラーメン屋さん」で前述の年末年始営業検索を見ていたのだが、私は「12月2日」を検索している事に気がついた…。これまたやっちまった…
