青葉のようで青葉にあらず
めんや りきゅう
麺や 離宮

photo

SHOP DATA
住  所東京都台東区毛利1-18-6
電話番号03-5600-0038
営業時間18:30~23:00(月~木)
18:30~0:00(金~土)
定休日日曜
席数カウンター10
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚41'20.0''
E139゚49'06.6''
地図を見る
最寄駅錦糸町駅(JR総武本線)
取材日2007/11/23その他の情報...

メニュー

燻たまらーめん
750円
らーめん
650円
ちゃーしゅーらーめん
900円
つけめん
750円
more...

今日は東京にいます。管理人です。
昨日から東京に出張に来ていた私は自腹で一泊し勤労感謝の日の祝日を東京で過ごしている。
昼に蒙古タンメン中本と言う激辛つけ麺にすっかりヤラれた私はそのまま秋葉原に直行した。
毎週読んでいる週刊アスキーの10周年記念イベントが秋葉原で開催されると言う。場所は秋葉原UDX。イベント自体は展示やトークショーを中心としたもので30分程で引き上げた。ちょっと欲しい物もあったのでそのまま秋葉原を散策。なんだかんだで5時間位秋葉原にいたことになる。
日も傾き始め、そろそろ2軒目の取材先を考えることとした。とは言え、ゆっくりとラーメン本を見るスペースもない。コーヒーショップなどがあれば良いのだが…
秋葉原周辺をウロウロしているとスモーカーズスタイル(要はタバコを吸う場所)があったので一服しながらラーメン本を開いた。
石神ラーメン本の「NEW COMER(新店)」のコーナーに掲載されていたある店に注目してみた。掲載されているつけ麺は六厘舎のようであり、ラーメンは中野の青葉のようなルックスをしていた。最寄り駅は錦糸町と言うことだった。
『錦糸町ってどこだ?』
携帯で調べてみると秋葉原から7分で到着する場所であることが判明。また、開店まで一時間ほど時間があるのでネットカフェで時間を潰すことにした。今回はノートPCを持参しているので昼の中本の取材記を書くのに丁度よい暇つぶしである。(ちなみにこの取材記は帰りの新幹線の中で書いている)
 
一時間後。
取材記も書き終わったのでネットカフェを後にした私は総武線で錦糸町駅を目指した。正直初めて行く街であったが予想以上に開けているのに驚いた。店までは徒歩で10分程かかる。
その店を離宮と言う。木材を多用した店外。そして店内。カウンターのみの構成。このカウンターがちょっと変わっていて2列あるのだが一つは厨房の横にあり、もう一つが店の中央を縦断しているのだが、その全てが厨房の方を向いている。よくカウンターは壁越しにあって、中央は通路として空いているのが一般的だと思うのだが。
「いらっしゃいませ。どうぞ」
髭面の店員がおしぼりを差し出してくれた。厨房に近いカウンターは満席だったので中央のカウンターの隅に陣取った。オーダーは口頭。ネットカフェで少し前情報を仕入れていたのだがこの店は前述の通り、ラーメンとつけ麺の二枚看板。つけ麺のつけ汁は多少酸味があると言う。酸味のあるつけ汁が苦手な私は味玉の入った燻玉ラーメンをオーダーした。
厨房観察は位置的に絶望的。仕方なくラーメンを待つこととした。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
おぉ、美味いぞ!心の中でガッツポーズ!先ずはその粘度に驚く。そして濃厚なコクのあるスープに驚く。そして節系の香りの強烈な風味に三度、驚かされることとなる。このスープは非常に美味い。後で知ったのだが、このスープはげん骨、鶏ガラ、モミジ、豚足などを長時間炊き出したものらしい。このスープに節系のテイストを加えてあるようで、所謂「青葉インスパイア系」になっているのだが、青葉と比較するには若干無理がある逸品である。
麺は中太縮れ麺。あの有名な浅草開化楼謹製。モチモチとした食感と喉越しが良い麺である。この重厚なスープをシッカリと受け止める。
具はチャーシュー、味玉、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚を燻製にしたもの。味玉は黄身がトロトロと言うかもう黄身そのものと言った感じで美味い!
麺を食べている時に少し気が付いたことがある。麺を底の方から(すく)い上げると麺の色が途中から茶色くなるのである。
『何だ、これは?』
そこである仮説を立ててみる。この色は間違いなく醤油ダレの色であろう。そう考えるとスープの表層部と底部ではスープの濃度が違うのではないか?昔食した練馬ラーメンでも同じような現象があり、その時は店主から「底の方のからかき混ぜろ」と言う指示があったので意識的にされていたことであるが、今回はちょっと違うようだ。
レンゲで底の方のスープを(すく)い上げて飲んでみる。すると華やかな節系の香りが何倍にもなって押し寄せてきたのである。改めて表層のスープを飲んでみると先程の節系の香りは(なり)を潜め、動物性油脂の香りをダイレクトに感じることが出来るようになる。
ルックスだけを見ると非常に青葉に似ているのであるが、このスープの持つポテンシャルは個人的には青葉を超え、壱六家系のスープよりも更に濃厚な部類に入る。
会計後。
「ありがとうございました。お気をつけてお帰りください」
入り口に立ち、一礼をしてお客を見送る。接客も素晴らしく、ご満悦で店を後にしたのであった。

ページトップに戻る