| 約束は守られるであろうか |
【移転】つけ麺専門店 きじ亭

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~14:30(月~金・日) | |||
| 定休日 | 土曜 | |||
| 席数 | カウンター7 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'12.0'' E138゚22'59.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 新静岡駅(静岡鉄道) 静岡駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2007/09/25 | その他の情報... | ||
メニュー
- 味玉つけ麺
- 800円
- つけ麺
- 700円
- つけ麺と胡麻味噌ダレ
- 1000円
- 味玉つけ麺と胡麻味噌ダレ
- 1100円
取材歴
- 2010/08/28 取材分
- 2009/05/26 取材分
- 2008/08/05 取材分
- 2008/07/07 取材分
- 2008/06/04 取材分
- 2008/04/11 取材分
- 2008/02/22 取材分
- 2008/01/27 取材分
- 2007/12/02 取材分
- 2007/10/07 取材分
- 2007/10/03 取材分
今朝のことである。
出勤して来たT氏が私にこんなことを聞いてきた。
「今朝、地下道でこのビラを分けてたんだけど、きじ亭って聞いたことあります?」
きじ亭、初耳だった。ビラを見せてもらうとつけ麺の専門店らしい。そのチラシには色々と書いてあって、先ずは池袋大勝軒の店名は出さずに(でも、大勝軒って判る内容)、東京ではつけ麺がキテいること。店で一週間、アンケートをとった結果、その店のつけ麺が「美味い」「まぁ美味い」を含めて80%以上であること。「再食したい」が約90%であること等など。
ちなみにつけ麺の内容も書かれていて、無化調の純和風魚介スープ、自家製の極太麺、パンチェッタのような焼豚、ニンジン、ほうれん草、ネギ、のりが乗っているらしい。
「何はともあれ、早速行きますか!」
完全ノーマークの店。しかも新規店であろう。早速、取材を開始した。
昼休み。T氏と共に店へと急いだ。
「地下道でビラを配った当日だもん、行列してたら時間内に帰れないかもね」
当然のことだった。勤務先から少し離れているのも手伝って、時間ばかりが気になる。前述のビラには地図も書いてある。
「北ワシントンホテルの方だよね」
あかつき屋に行く際に通る交差点を過ぎ南進する。北ワシントンホテルのあるミスドの交差点を右折した。
「スパーゴって店の近くみたいだね」
おお、あった。スパーゴ。で、現地はどこ?
見ていると両脇に飲み屋がある青葉横丁のような路地の入り口に手書きの看板が見えた。
『ここか?』
少し薄暗いその路地を入っていく。昼間なので他の店は全て閉まっているのだが一軒だけ灯りの点いた店があった。
「ちょっと待って。店の画像を撮るから」
携帯を向けると「9月10日open」と書かれていた。オープンして既に2週間以上が経過している訳である。すっかり忘れていたがそこに行列はなかった。
『中には客がいるだろう』
画像を納めるとT氏を先頭に店内へ。
『狭ぇ~』
多分、取材した中でも1、2位を争う位店は狭い。厨房を囲んでカウンター7席。狭小店舗である。しかもその厨房がやたら狭い。しかもその狭い厨房に体格の良い店主と思しき若者が立っていた。(多分、座れないだろう)
取りあえず店の一番奥まで行く。狭い店にT氏と私、そして店主。厨房と客席の距離が在りし日のやくみやの旧店舗より近い。若干、居た堪れない状況である。オーダーは口頭。味玉つけ麺をオーダーした。
気まずい雰囲気を察したT氏が店主に問いかける。
「大勝軒で修行をされたのですか?」
特にそう言うことではないらしい。つけ麺とは何かを素人に説明するための解説があの文章になったのだろうと勝手な推測。
厨房観察。
カウンターが高く、調理台は望めない。麺茹でには深ざるを使用。キッチンタイマーでキッチリ5分間。麺を茹で終ると冷水で〆ている。麺を器に盛ると具材を乗せるのだが、製氷皿に一人前の具材が綺麗に入れられていて、その一つひとつから具材を盛るのである。通常、ステンレスポットなどに入れられた所から目見当で一人分を入れる訳であるが、この方法だと具材が足りなくなる心配はない。ちなみに一日40色限定である。また狭小店舗だけにステンレスポットなどを置くスペースがないのであろう。ちなみにチャーシューはタッパの容器に入れられている。こちらは枚数として数えられるので製氷皿には入っていない。
そして先ずは麺が供された。形の綺麗な真っ白な器に綺麗に盛り付けされたそれは色合い的に美しい。ニンジンがポイントである。
そしてスープは清湯スープでまるでかつを出汁。ちなみにこのスープはガラを使用していないらしい。
『そばつゆにならなきゃ良いが…』
そしてつけ汁(ここではつけつゆと言う)が供された。早速、つけつゆからすすってみた。
ガラを使用しないのでどうなることかと心配したが、つゆの表面にはオイルが窺えた。これは多分、かつを節の香りを移した香油ではないかと推測される。田ぶしのラーメンに入れられたそれと似ている。オイルと添加されたゴマのお陰で全くアッサリと言う感じでもない。大勝軒を目指している訳ではないらしく、酸味もないつゆは適度な甘さもある。ツナピコの味である。(判り辛れぇ)
麺は平打ちの太麺。自家製麺だそうだ。かん水の量は多め。加水率は高めの印象を持った。冷水で〆てあるせいもあり、シッカリとしたコシがある。食べ応えのある麺である。
具は前述の通り。チャーシュー、味玉、ニンジン、ほうれん草、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉を使用したもの。通常のチャーシューとは違い、塩味である。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで好印象である。
麺を食べた後、〆のごはんをオーダー。出てきたご飯をつゆに投入…した所でT氏も私も動きが止まった。同じ事を考えていたのであろうが一瞬、私の方が早く行動に出ていた。
「すいません、レンゲはありますか?」
「すいません。用意してません」
雑炊風に〆るのにお茶漬け風にかき込まなければいけない。これでは女性客はご飯を食べてはくれません。作り手はいつでも食べ手の事を考えないといけません。それが飲食業の仕事であるからです。
しかし、このつゆはご飯とも相性が良い。欲を言えば温泉卵が欲しい。昔、食したあびすけよろしく、汁、飯、温玉は最強コンビだと私的には思う。
食中、お客が1人、そして2人と増え、お客が5名になった。居た堪れ感も少し和らいだ感じだ。
そして帰り際、店主が一言。
「今度はレンゲを用意しておきます」
その約束が守られているか。後日、確認しに行こうとT氏と話しながら勤務先に戻るのであった。
出勤して来たT氏が私にこんなことを聞いてきた。
「今朝、地下道でこのビラを分けてたんだけど、きじ亭って聞いたことあります?」
きじ亭、初耳だった。ビラを見せてもらうとつけ麺の専門店らしい。そのチラシには色々と書いてあって、先ずは池袋大勝軒の店名は出さずに(でも、大勝軒って判る内容)、東京ではつけ麺がキテいること。店で一週間、アンケートをとった結果、その店のつけ麺が「美味い」「まぁ美味い」を含めて80%以上であること。「再食したい」が約90%であること等など。
ちなみにつけ麺の内容も書かれていて、無化調の純和風魚介スープ、自家製の極太麺、パンチェッタのような焼豚、ニンジン、ほうれん草、ネギ、のりが乗っているらしい。
「何はともあれ、早速行きますか!」
完全ノーマークの店。しかも新規店であろう。早速、取材を開始した。
昼休み。T氏と共に店へと急いだ。
「地下道でビラを配った当日だもん、行列してたら時間内に帰れないかもね」
当然のことだった。勤務先から少し離れているのも手伝って、時間ばかりが気になる。前述のビラには地図も書いてある。
「北ワシントンホテルの方だよね」
あかつき屋に行く際に通る交差点を過ぎ南進する。北ワシントンホテルのあるミスドの交差点を右折した。
「スパーゴって店の近くみたいだね」
おお、あった。スパーゴ。で、現地はどこ?
見ていると両脇に飲み屋がある青葉横丁のような路地の入り口に手書きの看板が見えた。
『ここか?』
少し薄暗いその路地を入っていく。昼間なので他の店は全て閉まっているのだが一軒だけ灯りの点いた店があった。
「ちょっと待って。店の画像を撮るから」
携帯を向けると「9月10日open」と書かれていた。オープンして既に2週間以上が経過している訳である。すっかり忘れていたがそこに行列はなかった。
『中には客がいるだろう』
画像を納めるとT氏を先頭に店内へ。
『狭ぇ~』
多分、取材した中でも1、2位を争う位店は狭い。厨房を囲んでカウンター7席。狭小店舗である。しかもその厨房がやたら狭い。しかもその狭い厨房に体格の良い店主と思しき若者が立っていた。(多分、座れないだろう)
取りあえず店の一番奥まで行く。狭い店にT氏と私、そして店主。厨房と客席の距離が在りし日のやくみやの旧店舗より近い。若干、居た堪れない状況である。オーダーは口頭。味玉つけ麺をオーダーした。
気まずい雰囲気を察したT氏が店主に問いかける。
「大勝軒で修行をされたのですか?」
特にそう言うことではないらしい。つけ麺とは何かを素人に説明するための解説があの文章になったのだろうと勝手な推測。
厨房観察。
カウンターが高く、調理台は望めない。麺茹でには深ざるを使用。キッチンタイマーでキッチリ5分間。麺を茹で終ると冷水で〆ている。麺を器に盛ると具材を乗せるのだが、製氷皿に一人前の具材が綺麗に入れられていて、その一つひとつから具材を盛るのである。通常、ステンレスポットなどに入れられた所から目見当で一人分を入れる訳であるが、この方法だと具材が足りなくなる心配はない。ちなみに一日40色限定である。また狭小店舗だけにステンレスポットなどを置くスペースがないのであろう。ちなみにチャーシューはタッパの容器に入れられている。こちらは枚数として数えられるので製氷皿には入っていない。
そして先ずは麺が供された。形の綺麗な真っ白な器に綺麗に盛り付けされたそれは色合い的に美しい。ニンジンがポイントである。
そしてスープは清湯スープでまるでかつを出汁。ちなみにこのスープはガラを使用していないらしい。
『そばつゆにならなきゃ良いが…』
そしてつけ汁(ここではつけつゆと言う)が供された。早速、つけつゆからすすってみた。
ガラを使用しないのでどうなることかと心配したが、つゆの表面にはオイルが窺えた。これは多分、かつを節の香りを移した香油ではないかと推測される。田ぶしのラーメンに入れられたそれと似ている。オイルと添加されたゴマのお陰で全くアッサリと言う感じでもない。大勝軒を目指している訳ではないらしく、酸味もないつゆは適度な甘さもある。ツナピコの味である。(判り辛れぇ)
麺は平打ちの太麺。自家製麺だそうだ。かん水の量は多め。加水率は高めの印象を持った。冷水で〆てあるせいもあり、シッカリとしたコシがある。食べ応えのある麺である。
具は前述の通り。チャーシュー、味玉、ニンジン、ほうれん草、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉を使用したもの。通常のチャーシューとは違い、塩味である。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかで好印象である。
麺を食べた後、〆のごはんをオーダー。出てきたご飯をつゆに投入…した所でT氏も私も動きが止まった。同じ事を考えていたのであろうが一瞬、私の方が早く行動に出ていた。
「すいません、レンゲはありますか?」
「すいません。用意してません」
雑炊風に〆るのにお茶漬け風にかき込まなければいけない。これでは女性客はご飯を食べてはくれません。作り手はいつでも食べ手の事を考えないといけません。それが飲食業の仕事であるからです。
しかし、このつゆはご飯とも相性が良い。欲を言えば温泉卵が欲しい。昔、食したあびすけよろしく、汁、飯、温玉は最強コンビだと私的には思う。
食中、お客が1人、そして2人と増え、お客が5名になった。居た堪れ感も少し和らいだ感じだ。
そして帰り際、店主が一言。
「今度はレンゲを用意しておきます」
その約束が守られているか。後日、確認しに行こうとT氏と話しながら勤務先に戻るのであった。
