噂には聞いていたがこれほどとは…
ろくりんしゃ
【閉店】六厘舎

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~16:30(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚36'50.4''
E139゚43'37.4''
地図を見る
最寄駅大崎駅(JR山手線)
大崎広小路駅(東急池上線)
取材日2007/08/11その他の情報...

メニュー

つけめん
750円
中華そば
650円
あつもり
750円
辛つけ
850円
more...

東京に出張に行くようになってからこっち、私とT氏にはある店に行く事が共通の関心事になっていた。
六厘舎。その店を意識し始めたのはもう大分前の話になる。
 
この出張が始まった3月当初。久しぶりの東京出張に私はラーメン本を数冊、携えていた。行きの新幹線の中、取り出したTW(トウキョウウォーカー)に六厘舎は載っていた。しかし夜は営業しない営業形態がかなりネックになっていた。
とある日の昼休み。T氏がネットで六厘舎についての書き込みを見ている。それはもう絶賛の嵐なのである。T氏もそうだが私もかなり煽られている。
 
そのうち、実兄からも六厘舎と言うキーワードを聞く事になる。
「かなり、美味いらしい」
 
この店を攻略するポイントはただ一つ。早仕舞いの営業時間と長いであろう行列をどう制するかと言う事に尽きるであろう。
一昨日から東京に出張に来ていた私はあえて自腹で一泊し東京に留まることにした。何故か?
もうお気付きであろうが今回の真の目的地こそが六厘舎なのである。東京に開店前に到着するには前泊が一番。早仕舞いの営業時間は開店前に並べば何とかなる!と考えたのである。早々に宿を引き払い、店へと向かったのであった。
 
午前10時30分。大崎駅に到着した。ホームに降り立つとムッとする。日陰であるにもかかわらず猛烈に暑い。開店まではまだ一時間あるが店の詳細な場所が判らなかった私は取り合えず店を目指す事にした。
10分後。地図を頼りに店と思しき周辺に到着した。しかし、店の看板も見えない。しかし数名が並んでいる行列を発見した。
『うわっ、既に行列かよ!』
行列の最後尾に着いた。先客は5名。ワンクール目に食せそうだ。午前10時40分。開店まであと50分…暑い…
 
午前11時。開店30分前である。行列は長さを増し約20名。私の立っている場所は辛うじて日陰になっているが先頭の2名は完全に日向(ひなた)で待つ形になっている。それでなくても汗が止まらない。水を持参して正解だった。水なしでは脱水症を起してしまいそうだ。
 
午前11時10分。開店まであと20分。この10分間で行列の長さは2倍になった。約40名。店から店主と思しき男性がやって来た。
「お土産用の保冷剤ですがどうぞ」
キンキンに固まった保冷剤を分けてくれた。汗でビショビショになったタオル地のハンカチに保冷剤を包み首筋にあてる…冷てぇ~幸せだぁ~
 
開店10分前。店員がメニューを携えてオーダーを取りに来た。オーダーは口頭。迷わずつけめんをオーダーした。
 
開店時間5分前だがフライングで開店。入店する事が出来た。カウンターのみの店内。順番に奥に行くように店員に促された。
そして奥から次々と商品が出てくる。程なく私の前にもつけめんが出てきた。早速、つけ汁からすすってみる。
とんこつ、鶏ガラを軸に節系から抽出した魚介系の風味が合わさっている。適度な粘度と油の甘みも程よく効いているが、魚介の華やかな香りで印象は決してクドくない。大勝軒で修行された店主だと聞いていたのだが酸味や糖類的な甘みはないのが個人的には良い。先日食した卓次郎のつけ麺に非常に酷似している。(と言うかここの味をリスペクトしているのであろう。)
麺は太縮れ麺。浅草開化楼謹製。適度なコシとハリのある太麺。かん水は若干多め。加水率は高めの印象。食べ応えがある。適度な縮れがつけ汁を上手く絡め取る。
具はさいの目切りのチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース茹で豚である。のりの上にダシ粉が盛られている。前半はそのまま、後半になってから混ぜ込むと魚介の香りが倍増する。
私はワンクール目だったのであまり気にならなかったのだがこの店では客の総入れ替え制を取っているそうである。12席の客が全員食べ終わるまで次の客を店に入れないのである。あるサイトに書いてあったが一回転が平均約20分と書いてあった。一時間で3回転。スープ切れの予想時間16時半までの5時間で計15回転。180人前を売り切ると閉店ということであろう。
開店20分前の40人目の人は何時間後に食べられるかを計算すると、40÷12≒3.333。つまり4回転目の入店である。開店前に20分。開店後は3回転分の客が自分の前にいるので一時間。計1時間20分待ちである。
そうやって考えて行くと50分待って食すことが出来たのはラッキーだったのかもしれない。

ページトップに戻る