| 2年越しのリベンジ |
【閉店】らーめん 桜亭

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 12:00~0:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜 | |||
| 席数 | カウンター5 テーブル8 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚21'56.1'' E139゚15'59.8'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 東海大学前駅(小田急小田原線) | |||
| 取材日 | 2009/02/07 | その他の情報... | ||
メニュー
- つけめん+麺の大盛り
- 800円
- らーめん
- 600円
- ねぎらーめん
- 700円
- ちゃーしゅーめん
- 800円
この店を知ったのはもう2年以上前の話になる。
今もお世話になっている神奈川のラーメンを紹介するHPに掲載されていたのが今回取材した桜亭である。
これまで2度ほど店に赴いたのだが、この店には高いハードルがそびえ立つ。お世辞にも街中にある訳ではないこの店で駐車場がないのは致命的である。隣に7-11もあるのだが、大して広い駐車場ではないため、ラーメンを食べる間に駐車するのは躊躇われていた。最寄り駅の近くに駐車場がないものかと探したこともあるが発見出来ず、2度ほどリカバったのである。
話を戻そう。
今日は土曜日。午後からのバンドの練習を終えた私は秦野市内にあるラーメン屋を目指していた。味噌ラーメンをメインにしたその店の限定ラーメンでスープカレーのようなラーメンがあると言うことでネタ的なアプローチでの取材であったが多少ノリ気ではなかった。
秦野中井ICを降り、秦野市内を走っている時のこと。ナビが示す到着予想時間は店の夜営業開始時間より20分も早い予想。
『そう言えば桜亭はどうなったであろうか?』
取材予定店に長年掲載され続けていた桜亭。実食して掲載した店もそうだが、取材予定店の生存確認も欠かせないのである。時間的に余裕があるので桜亭を経由地として登録し、ナビゲートさせることにした。
見覚えのある風景が見えてくる。線路沿いの道すがらに店はある。
『おっ、営業してるなぁ』
店を通り過ぎ、やはり見覚えのある7-11が見えた。その7-11の道を挟んだ線路寄りに小さな空き地がある。そこに「桜亭 駐車場」の看板の文字が見えた。
「お~っ、超ラッキー!」
この駐車場は前に訪れた時にもあったのであろうか。今回の取材店のことなどスッカリ忘れていた。駐車場は2台分用意されているがガラガラで余裕の入庫。店までは徒歩で向かった。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席には先客が2名。一番奥のカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。気分的につけ麺が食べたかったので初来店ではあるがつけめん、味玉をオーダーした。すると「つけめんには味玉が最初から入っておりますが?」と促された。折角なので味玉を大盛りに変更した。
店は元々喫茶店だったのを居抜きで使用しているのではないかと勝手な想像。ラーメン屋のカウンター席には似つかわしくない背もたれのある重厚な木製の椅子や店内の作り、マンガ本の棚などがそれを物語っているように思えた。
厨房観察。
大型の寸胴が3器確認出来た。そこから注がれるスープを雪平鍋で掬って丼に注ぐのであるが、ある量を目指しているかのように慎重に注がれるスープ。店主の丁寧さと言うか几帳面さが窺えた。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減は麺を指でちぎって確認していた。そして湯切りは前述の几帳面さを裏付けるかのように、何度も何度も深ざるを降り、シッカリと水分を切っている。
そしてつけ麺がやって来た。早速、麺から食してみた。
麺は中細麺に軽いウェーブを持つもの。かん水の量は多少少なめ。加水率は標準的な印象を持った。冷水で〆られているので多少のコシは残しているが、通常のラーメンでこの茹で加減なら多少柔茹でなのかもしれない。そしてつけ汁の中へ。
スープはげん骨、豚背ガラ、鶏ガラ軸にした印象で、表層の油の量は多め。当初、単なる醤油味かと思っていたが舐めてみると、鮮烈なかつを節系の香りに思わぬサプライズ。塩角もかなり立っており重厚なベースのスープを見事にキレのある後味に変化させている。
具は麺の器の方にチャーシュー、味玉、水菜、ワカメ、削ぎ切りされたネギ。つけ汁の器の方にのり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。塩味が付いている。厚切りで柔らか仕上げ。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかである。700円にしてこの具のラインナップはCPが高い。
麺を食べ終える頃。スープ割りが出来るかを確認しようと思った矢先、注ぎ口のある小さな椀に入った割りスープが供された。
「少しづつ、味を見ながら入れて下さい。」
通常、スープ割りは店側がイニシアチブを取る場合が多いのだが、この店は客側にそれを取らせる方式。過去にこのような方式を取っていた店で私の記憶にあるのは恵比寿のぢゃぶ屋、あかつき屋(ただし、テーブル席に座った時のみ)、節の一分、節のそなた、節物語in厚木など、数える程しかない。その割りスープをすすってみると豚由来の風味とミルキーなコクが印象的。獣臭はなく丁寧な下処理が窺えた。言われた通り、味を見ながら入れてみたが最終的には全量入れてしまった…
私の座った位置から見える壁には若者が写った写真が多く貼られている。場所柄、大学が近くにあるので、そこの学生さんも多く利用するのであろう。
大きな体格で髭面の店主であるが、その風貌とは裏腹に穏やかな物腰、丁寧な仕事、スープ割りをドンピシャで提供する細かい配慮など、その人柄を慕ってリピートする学生も多いのであろう。
多くの写真の中に楽しそうにポーズを取る学生と一緒になって店主が写っている写真がその人柄を写しだしていた。
今もお世話になっている神奈川のラーメンを紹介するHPに掲載されていたのが今回取材した桜亭である。
これまで2度ほど店に赴いたのだが、この店には高いハードルがそびえ立つ。お世辞にも街中にある訳ではないこの店で駐車場がないのは致命的である。隣に7-11もあるのだが、大して広い駐車場ではないため、ラーメンを食べる間に駐車するのは躊躇われていた。最寄り駅の近くに駐車場がないものかと探したこともあるが発見出来ず、2度ほどリカバったのである。
話を戻そう。
今日は土曜日。午後からのバンドの練習を終えた私は秦野市内にあるラーメン屋を目指していた。味噌ラーメンをメインにしたその店の限定ラーメンでスープカレーのようなラーメンがあると言うことでネタ的なアプローチでの取材であったが多少ノリ気ではなかった。
秦野中井ICを降り、秦野市内を走っている時のこと。ナビが示す到着予想時間は店の夜営業開始時間より20分も早い予想。
『そう言えば桜亭はどうなったであろうか?』
取材予定店に長年掲載され続けていた桜亭。実食して掲載した店もそうだが、取材予定店の生存確認も欠かせないのである。時間的に余裕があるので桜亭を経由地として登録し、ナビゲートさせることにした。
見覚えのある風景が見えてくる。線路沿いの道すがらに店はある。
『おっ、営業してるなぁ』
店を通り過ぎ、やはり見覚えのある7-11が見えた。その7-11の道を挟んだ線路寄りに小さな空き地がある。そこに「桜亭 駐車場」の看板の文字が見えた。
「お~っ、超ラッキー!」
この駐車場は前に訪れた時にもあったのであろうか。今回の取材店のことなどスッカリ忘れていた。駐車場は2台分用意されているがガラガラで余裕の入庫。店までは徒歩で向かった。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席には先客が2名。一番奥のカウンター席に陣取った。オーダーは口頭。気分的につけ麺が食べたかったので初来店ではあるがつけめん、味玉をオーダーした。すると「つけめんには味玉が最初から入っておりますが?」と促された。折角なので味玉を大盛りに変更した。
店は元々喫茶店だったのを居抜きで使用しているのではないかと勝手な想像。ラーメン屋のカウンター席には似つかわしくない背もたれのある重厚な木製の椅子や店内の作り、マンガ本の棚などがそれを物語っているように思えた。
厨房観察。
大型の寸胴が3器確認出来た。そこから注がれるスープを雪平鍋で掬って丼に注ぐのであるが、ある量を目指しているかのように慎重に注がれるスープ。店主の丁寧さと言うか几帳面さが窺えた。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減は麺を指でちぎって確認していた。そして湯切りは前述の几帳面さを裏付けるかのように、何度も何度も深ざるを降り、シッカリと水分を切っている。
そしてつけ麺がやって来た。早速、麺から食してみた。
麺は中細麺に軽いウェーブを持つもの。かん水の量は多少少なめ。加水率は標準的な印象を持った。冷水で〆られているので多少のコシは残しているが、通常のラーメンでこの茹で加減なら多少柔茹でなのかもしれない。そしてつけ汁の中へ。
スープはげん骨、豚背ガラ、鶏ガラ軸にした印象で、表層の油の量は多め。当初、単なる醤油味かと思っていたが舐めてみると、鮮烈なかつを節系の香りに思わぬサプライズ。塩角もかなり立っており重厚なベースのスープを見事にキレのある後味に変化させている。
具は麺の器の方にチャーシュー、味玉、水菜、ワカメ、削ぎ切りされたネギ。つけ汁の器の方にのり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。塩味が付いている。厚切りで柔らか仕上げ。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けも穏やかである。700円にしてこの具のラインナップはCPが高い。
麺を食べ終える頃。スープ割りが出来るかを確認しようと思った矢先、注ぎ口のある小さな椀に入った割りスープが供された。
「少しづつ、味を見ながら入れて下さい。」
通常、スープ割りは店側がイニシアチブを取る場合が多いのだが、この店は客側にそれを取らせる方式。過去にこのような方式を取っていた店で私の記憶にあるのは恵比寿のぢゃぶ屋、あかつき屋(ただし、テーブル席に座った時のみ)、節の一分、節のそなた、節物語in厚木など、数える程しかない。その割りスープをすすってみると豚由来の風味とミルキーなコクが印象的。獣臭はなく丁寧な下処理が窺えた。言われた通り、味を見ながら入れてみたが最終的には全量入れてしまった…
私の座った位置から見える壁には若者が写った写真が多く貼られている。場所柄、大学が近くにあるので、そこの学生さんも多く利用するのであろう。
大きな体格で髭面の店主であるが、その風貌とは裏腹に穏やかな物腰、丁寧な仕事、スープ割りをドンピシャで提供する細かい配慮など、その人柄を慕ってリピートする学生も多いのであろう。
多くの写真の中に楽しそうにポーズを取る学生と一緒になって店主が写っている写真がその人柄を写しだしていた。
