俺の空出身の店主が送るその味は?
めんどころ ぜろ
麺処 ZERO

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SHOP DATA
住  所東京都立川市曙町2-5-17 S&T伊藤ビル地下1階
電話番号042-527-1705
営業時間11:30~15:30(火~土)
11:30~20:30(日~祝)
17:30~23:00(火~土)
定休日月曜
席数カウンター9 テーブル4
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚41'48.9''
E139゚24'59.3''
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最寄駅立川駅(JR南武線)
立川北駅(多摩モノレール線)
立川南駅(多摩モノレール線)
取材日2007/05/04その他の情報...

メニュー

らーめん
700円
背脂煮干し野菜つけ麺
800円
味玉らーめん
800円
特製らーめん
900円
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今日は実兄と行く東京ラーメンツアー。2日間の日程の最後のラーメンを取材しようとしている。
池袋で(みはる)という渡辺樹庵氏がプロデュースする店を後にした私達ラーメンバカ兄弟はその足で高井戸を目指していた。
次の目的地は立川市である。立川市と言えば多摩地区である。都内から離れ中央高速へ乗ろうとしているわけである。
先ほど、おやつ感覚でイケるかと思った瞠のつけ麺は予想以上の麺量で既に腹はパンパンである。実兄はズボンのベルトを外している。
「もう限界じゃねーか?」
私が言うと実兄は「2日で4軒じゃあ読者が納得しないだろう!」とふざけた事を言う。勿論、ふざけて言っているのは言うまでもないのだが…
そんな言葉に後押しされて(いや、されてない)中央高速に乗っている。少しは渋滞にでも巻き込まれて店への到着が30分でも一時間でも遅れた方が助かるのであるが、こう言う場合は無情にもスイスイ進んでしまうものである。あーツイてない…
池袋を出発して一時間。最寄のICである国立府中ICまで来てしまった。何度も書くが朝から朝食、甘味、昼のどうたぬきでラーメン、瞠で麺量が多いつけ麺を食べている。そろそろ体内に食べた物を備蓄しているのも限界である。
目的地までの道中にあったケーヨーデーツーでトイレ休憩をするために寄る事にした。トイレ休憩の意味もあるが、次までのインターバルを取る意味でも必要な休憩である。
 
50分後。トイレの他に買い物も済ませ、いよいよ目的の店である「麺処ZERO」へ向かう事にした。距離にして数kmの場所に店はある。
「次の店は俺の空で修行した人が始めた店なんだよ」
実兄が言う。先ほどの瞠と味の系統としては少々ダブるなぁ。どちらもとんこつ醤油に魚介系の風味を抱いたスープ。この手のスープも最近では増えたなぁとシミジミ。
走り始めて数分で目的地の近くに到着したようでどうも駅前のようである。街自体が意外と開けていることに多少ビックリした。コインパーキングがあるので入庫後。店までは徒歩で向かった。
大きな交差店は横断歩道もあるが陸橋もある。更に高い位置には線路のようなものも見えた。よくよく見るとモノレールのようである。店の方に歩を進めると大きな高島屋、伊勢丹などもあり、三島とはエラい違いである。(三島と比べちゃいけないかも)
そして店に到着。店自体は地下にあるらしく、地上には写真入りのメニューが掲げられていた。
「限定の背脂煮干し野菜つけ麺って美味そう」
実兄はこの期に及んでまだつけ麺を食べるか!しかも写真を見ると大きな肉の塊が乗っている。本当に食べられるのか?早速、地下へ。
店内に入ると券売機がある。オーダーは食券制。普通のらーめんをオーダーした。俺の空と言えば豚めしである。しかしこの期に及んで腹に納まらないので今回はパスすることにした。実兄は本当に背脂煮干し野菜つけ麺をオーダーした。
店内はカウンターとテーブル席の構成。カウンターに陣取った。
目の前は厨房である。若い店員が3名で切り盛りする店内。その内の一人が新米のようで、別の店員が色々と教えていた。新米君は盛り付けや配膳などを手伝っており、別の店員が麺茹でやスープを張っているのが見えた。
実兄のつけ麺を作っている様子がわかる。キャベツともやし、そして巨大な角煮(煮豚ですな)が麺の上に盛られる。それだけでもキツそうだがあまつさえつけ汁には背脂まで振られている。ヘビーだ。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
とんこつ、豚背ガラを強火で炊き出した印象のスープは乳化度合いの高いもの。そしてかつを節系の華やかな風味が添加されている。普通に食べれば非常に美味いはずなのだが若干傷食(しょうしょく)気味である。
麺は細麺に軽いウェーブ。かん水の量は少なめ。加水率は低めの印象を持った。スープが良く絡む麺である。茹で加減も硬茹で好印象。静岡の有名店、千の蔵の麺に似ている。(と言うかスープも含めて似ている)
具はチャーシュー、穂先メンマ、白髪ネギ、ネギ、のり、ゆず皮。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚を提供直前にフライパンで焼いたもの。表面がカリカリとして美味。穂先メンマは田ぶし以来であるが、こちらのそれは比べられないほど長いと言うかデカい。食感も柔らかくて良い。ゆず皮は提供直前にゆずから一枚()いて提供されていた。シッカリとゆずの香りが漂ってくる。
隣の実兄を見ていると麺は完食出来たものの、野菜と肉は残っている。当たり前である。結果の判った挑戦を別名「無謀」と人は呼ぶ。
パンパンになった腹を抱え、ツアー最期のフィナーレも感動もなく静岡への帰路に着くラーメンバカ兄弟なのであった。

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