上手く行かない私の人生…
ちゅうごくりょうり ながさきはんてん
【閉店】中国料理 長崎飯店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:00(月~土)
17:00~21:00(月~土)
定休日日曜
席数カウンター4 テーブル10 座敷12
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'50.4''
E138゚52'29.2''
地図を見る
最寄駅大岡駅(JR御殿場線)
取材日2006/12/06その他の情報...

メニュー

Cセット(ラーメン&中華飯)
819円
ラーメン
525円
鶏肉ラーメン
630円
タンメン
683円
more...

いつもの朝が始まる。通勤で静岡に通っている私には一時間と言う非常に永い退屈な時間が待っている。
電車に乗り、運良く座る事が出来たなら、携帯から色々なサイトをチェックする事がちょっとした日課になっている。ラーメン紀行の日刊ランキングや掲示板、他のラーメンサイトなどを一通り見てまわる。
ある掲示板を見ている時のことだった。「じぇんとる麺」と言う聞きなれない店の名前を発見した。じぇんとる麺と聞いてピンと来た人は3、40歳代だと思われる。じぇんとる麺と言って思い出すのは「湘南爆走族」。所謂「湘爆」と言う奴だ。コミックなのだが映画化もされた同作品は江口洋介や織田裕二の出世作と言っても差し支えないであろう。その劇中に出てくるラーメン店がじぇんとる麺であり、湘南爆走族のOBがやっている店と言う設定だと記憶している。
三島高校から遠くないと書かれていたがさほど気にもとめずにいた。
 
数日後。
やはり朝から掲示板を見ている時のこと。相互リンク先の次郎長さんがじぇんとる麺に行かれたという書き込みを発見した私は早速、その内容を確認するために次郎長さんのブログを見に行った。そこには驚愕の事実が書かれていた。
何と吉田家の店員さんでこのサイトでも何度か書いたことがある「ギョロ目君」が独立した店であると言う内容と、そして、味は勿論吉田家にそっくりであると書かれていたのだ。これは一大事だ!早速、実兄にメールを打った。朝からかなり興奮している自分に気が付いた。
その日の夕方。私に吉田家を教えてくれた友人Iにもメールを打った。
数分後。返信が返ってきた。
「今日行くぞ」
しかし今日は夕方から打ち合わせが予定されている。だが幸運にもその打ち合わせに参加する2名が突然、参加できない状況に陥り、打ち合わせ自体が中止になった。俺って超ラッキー!早速帰り支度をすると静岡駅に向かった。勿論、新幹線で帰るのは言うまでもない。駅までの道すがら、母親にも飯要らないメールを打っておいた。準備は万全だ。
特急券を購入しアセる気持ちを押さえながら電車の到着を待つ。もう一度、次郎長さんのブログを読み返す時間が出来た。営業時間を確認しているとそこには驚愕の事実が…!
「休日:水曜」
えーっ、水曜日って今日じゃん!早速友人Iにその旨を伝える。しかし、飯要らないメールも打ってしまっている今、飯は自力で食べないといけない。仕方なく友人Iとはそのまま合流。万が一、営業していたらと言う淡い期待を胸にじぇんとる麺に向かったのだった。
しかし、そんな淡い期待も見事に打ち砕かれた。中でギョロ目君らしき人が仕込みをしている姿は確認出来たが店自体はやっていなかった。まぁ私の人生はそう上手くはいかない。それは私が一番知っている。
目的を失った二人は途方に暮れながら車を走らせる。アテもなく走る二人の前にある店が見えてきた。
「ここで良いか…」
時間も既に8時をまわっている。いたずらに走っても仕方ない。早速店へと向かうのであった。それが今回取材した長崎飯店である。
この店は「静岡激うまラーメン」などにも掲載されていたので名前だけは知っていた。店に入るとカウンター、テーブル、そして奥に座敷もある。既に10名程のお客が入っていて何故か客の殆どがマンガ本を読んでいる。カウンター席に陣取った。
オーダーは口頭。ラーメン&中華丼のセットをオーダーした。
厨房観察は多少厳しいが何とか確認出来る。中華なべを振るう店主と思しき男性。他の客のオーダーしたものの調理を観察した。
中華料理はスピードが勝負だと良く言われる。そのため食材などは事前に切っておいてから実際に調理に入る事が多いと考えていたが、ここの店主は作りながら食材を切っている事が多い。中華なべが五徳の上で止まっている時間が多い。仕込みの段階で食材を切り置きすることが嫌なのであろうか。
改めて見ると客の殆どがまだ食事をはじめていない。料理は次々と出来上がっていくのだが私達の番は相当後のようだ。
オーダーから20分後。ラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
ベースのスープは鶏ガラ、豚背ガラを軸に野菜などを一緒に煮込んだものである。濁りの弱いそのスープはラーメン以外の各種料理にも使用されているようだ。醤油ダレの塩梅も丁度良い。化学の力も借りているようでグルタミン酸系の甘味も感じる事が出来る。スープ表面には添加されたオイルも確認出来るが全体的にサッパリとしたスープである。
麺は細麺に軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を持った。茹で加減は多少柔らかめ。
具材はチャーシュー、メンマ、わかめ、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。具材に特筆すべき点は少ない。
 
改めて自分の人生が上手くいっていないことを再認識した。じぇんとる麺の取材は今週末になりそうだ。

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