一杯で色々な味を味わえる
らーめん どん
【閉店】ラーメン どん

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~14:30(月・水~日)
17:00~21:00(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター6 テーブル8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚05'18.7''
E138゚57'31.4''
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最寄駅
取材日2006/03/05その他の情報...

メニュー

どんちゃんラーメン
600円
ラーメン
550円
塩ラーメン
550円
チャーシューメン
700円
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今回も文頭から話は反れて先日の事。
某大型掲示板にてラーメン板を見ている時の事だった。塩ラーメンが美味い店が函南のNTT病院のそばにあると言う書き込みがあるのを見つけた。その店の名前を「どん」と言うらしい。NTT病院の近くと言えば昔取材した大関と言う味噌ラーメンが有名な店以外にラーメン屋なんてあったであろうか?などと思っていると元はイタ飯屋であった店舗だと言う。
『それなら知らなくても当たり前だ!』と納得しながらその記憶は頭の隅の方へ追いやられていった。
話を戻そう。
そして本日の私。久しぶりのお休みである。昨日も帰りが遅く、帰宅したのは午前0時を過ぎていた。心身共に疲れ果て、取材もしてあったのだが更新する気力も失せ早々に爆死した。
そんな訳で起床は朝の10時半。すっかり寝坊している。取り合えず朝シャン(死語?)がてら風呂に入りサッパリした頃には既に時計は11時半。そろそろ取材に行かなければならない。だが気持ちはあっても身体はついて行かない。今回は神奈川でさえ遠く思える。近場で済まそうと思案していると前述のどんと言うラーメン屋のことが思い出された。
憶測ではあるが新店であろう。ネットを調べても未だその何たるかはハッキリしていない。判っているのは塩ラーメンが美味いと言うことだけだった。事前情報も少ないが早速取材を開始した。
店は直ぐに判った。熱海へ向う熱函道路沿い。前述の大関から目と鼻の先に店はあった。目の前に駐車スペースがあることはあるので無理矢理突っ込むと車のケツがちょっと道路にはみ出している。しまった。入れ直そうと待っていると中から店主と思しき人物が出て来た。
「すいません、店の駐車場ってないんですか?」
「軽自動車なら入るんですけどね。そちらへ斜めに入れてもらっても良いですか?」

そちらとは隣にある不動産屋のことであり、不動産屋は定休日なので不動産屋に向って斜めに入れて構わないという。ケツが出ているのもマズいので従うことにした。
店内に入ると直ぐ券売機がある。この券売機が今までに見たことのない小さな券売機である。ボタンは10個ほど付いていたであろうか。しかし小さいと言ってもちゃんとお札も受け付けるスゴい奴。しかもだ。お金を入れると…
「イラッシャイマセ!」
何と声が出た!しゃべる券売機は正直初めてだった。塩ラーメンが美味いと言うことだが今回は店の屋号の付いたどんちゃんラーメンをオーダーした。すると…
「アリガトウゴザイマシタ!」
優秀な券売機である。そしてその券には何故か「ガーリックバターラーメン」と書いてあった。しかし小心者の私は「どんちゃんラーメン=ガーリックバターラーメン」であると理解し店主に手渡した。
今回も券売機を撮影することは出来ず、メニューを携帯で打つハメになる。なのであまり厨房観察は出来ていない…
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
『んっ?!』
スープは鶏ガラさえ使っていないと思える程サッパリとしていて野菜のみから抽出されたのではないか?と思わせるスープ。昔取材したインディアンと言う店のスープに近い。もやしやキャベツを炒めた時に使用したサラダ油の香りが唯一のオイル系の香りでスープ自体からオイル系の香りはしない…などと思っていると店主が話しかけて来た。
「これはトッピングではないのですが、この各種オイルをご自分で入れて召し上がって下さい」
目の前には赤い色をした豆板醤ベースの味噌。煎り胡麻を油で割った芝麻醤のような胡麻ペースト。バジルを細かく刻みオリーブオイルで割ったバジリコオイル。そしてバターでにんにくを焦がして作ったガーリックバターの4つが用意されていた。これを好みで入れて食すのである。
麺は細縮れ麺。かん水の量は若干多め、加水率は標準的な印象を持った。茹で加減は多少硬茹でに仕上げられている。深ざるを使用。
具はチャーシュー、野菜炒め(キャベツ・もやし・人参)。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。野菜炒めは少量の豆板醤で辛味を付けてあるが問題ない辛さである。
半分ほど具や麺を食した後、ガーリックバターを少し垂らして見る。表面にプカプカ浮かぶその油はベースのスープとは完全分離していてベースのスープが油分を持っていないことを示す。そして一口すするとインパクトの弱いスープは一変。にんにくの香りが食欲を誘う。その後、バジリコオイルも試した。こちらもバジルの香りが清々しく香る。少量づつなら色々な味を楽しめる。しかも無料である。
店主はおしゃべり好きなのか?色々と語り掛けくる。年配の客はこの各種オイルの手法は面倒くさいと言うらしく、若者はもっとコッテリとしたラーメンを欲すると言う。確かに言われて見ればそうかもしれない。
しかし一杯で何度も味を変化させることを客が自発的な起こすことの出来るこのラーメン。ちょっと変わっていて面白い試みではないかと個人的には感じた。

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