一振りで2度美味しい!
しょくどう かんばらかん
【閉店】食堂 蒲原館

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~20:00(月~水・金~日)
定休日木曜
席数テーブル18 座敷12
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'42.1''
E138゚35'11.3''
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最寄駅蒲原駅(JR東海道本線)
取材日2006/02/13その他の情報...

メニュー

チャーシューメン
600円
ラーメン
450円
大ラーメン
550円
もやしラーメン
500円
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昨日のこと。
磯子家の取材を終え、地元に帰ってきた私がウロウロと買い物をしている時のこと。現在、一緒に仕事をしているシステムインテグレータの社員であるY氏から携帯に連絡があった。日曜に連絡とは珍しい。何か嫌な話でなければ良いが…
「悪いんだけど明日、蒲原に寄って行ってくれない?」
現在、進行しているプロジェクトは蒲原にも仕事場がある。私自身、蒲原は途中下車をするだけなので苦労はない。快諾した。
そして月曜日。
いつも乗る電車よりも30分遅らせても現地へは時間通りに到着する余裕の出勤。仕事場に置いてあるPCの現調が主な仕事である。
『午前中一杯は掛からないだろう』と安易に考えていたが現場は携帯の繋がり難い場所であるため連絡に時間が掛かり、仕事が完了する頃には昼休みまで30分を切っていた。
新蒲原駅に戻り静岡を目指す訳であるが静岡までは30分掛かる。しかも時計を見ると既に昼休みの10分前だ。ここで静岡市内での昼食は諦めた。そんな中、ある店の事が頭に浮かんだ。
前々から色んなHPで見ていて気にはなっていたのだが、隣りの蒲原駅前に美味いラーメンを出す店があると言うのだ。丁度電車も到着。次の蒲原までは5分と掛からないだろう。丁度お昼だ。私はその店を目指す事にした。
5分後。
蒲原駅に降り立った。丁度、町の街頭無線が昼を告げる音楽を奏でていた。その店は駅から見える場所にあった。それが今回の取材先である蒲原館である。
店舗は予想に反して非常に綺麗であった。人口1万3千人の町の食堂である。もう少し小ぢんまりとしていると思った私は考えを改めた。
店先に駐車場があるのだが既に満車。店内に入ると席はほぼ満席。しかもカウンターがなく、テーブル席と座敷しかない店内で一人客である私は相席を余儀なくされた。
メニューを見ると麺類、丼物、定食と食堂ならではのメニューが並ぶ。オーダーは口頭。いつものように保険の意味でチャーシューメンをオーダーした。
厨房は奥にあり観察は出来ない。仕方ないので客層を観察。隣りのテーブルでは近所のおばちゃん2人組。労働者系のお兄さん達。私のようなサラリーマン系と多彩な顔ぶれ。しかもその殆んどがラーメンを食べていた。
そしてラーメンがやって来た。久しぶりに蓮華(れんげ)のない店。仕方なく丼を傾けてスープをすすった。
当初のイメージとは違い、ベースのスープは豚ガラを主軸にした物であると推測される程、豚を強く感じる。表面に浮く油もラードなどとは違い豚臭さのある油である。醤油ダレは非常に軽く効かせてあり出汁を一層際立たせるのに一役買っているようだ。豚臭いのが嫌いな人はダメかもしれない。
麺は細縮れ麺。かん水の量は気持ち高め。加水率は標準的な印象を受けた。茹で加減は多少硬茹でに仕上げられている。スープのすくい上げも良く、太さもこのスープに合っているように思えた。
具はチャーシュー、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。しかし味付け自体は穏やかで茹で豚に近い印象。大判の物が4枚乗っている。相席している客は大ラーメン(多分、ラーメンの大盛のこと)のオーダーだったが、こちらの具はチャーシュー、メンマ、ナルト、のり、ネギと豪華。チャーシューメンは本当にチャーシューだけに注力した一品であるようだ。
粗方麺を食べ尽くした所でコショウを一振りしてみる。すると薄味で多少ぼやけた感じのスープの輪郭のような物がキリッと際立って来るのが判る。
一振りで2度美味しい。正にアーモンドグリコのようなラーメンだった。

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