| 底から一気にかき回せ! |
練馬ラーメン

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 東京都練馬区練馬1-35-1 東京第2ビル102 | |||
| 電話番号 | 03-3994-7003 | |||
| 営業時間 | 11:30~14:00(月~土) 18:00~1:00(不~祝) 18:30~1:30(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター11 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚44'11.2'' E139゚39'28.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 練馬駅(西武池袋線) 練馬駅(都営大江戸線) | |||
| 取材日 | 2005/11/05 | その他の情報... | ||
メニュー
- 練馬ラーメン玉子
- 750円
- 練馬ラーメン
- 700円
- 練馬チャーシューメン
- 900円
- 練馬チャーシュー玉子
- 950円
今日は実兄と行く東京ラーメンツアー。昼に実兄の念願が叶い、丸長と言うつけ麺の店を取材した私達は夜の取材として練馬の地に降り立った。
東京に何度となく足を運んだ私達だが、練馬は実は初めてである。何故かって?それは単に美味いラーメン屋の情報がなかったからです。
何故今回、練馬にいるのか?その話をするには先週の話から始めなければならない。
先週のこと。
自宅で久しぶりにネットを見ている時のことであった。土佐っ子の味を継承したラーメンが練馬の地にあると言う内容を発見した。ググるとHPもあるので早速行ってみると、そこにはその店主が開業するまでの歴史が掲載されていた。
話が判らない人も多いと思うので解説します。「土佐っ子」と言うのは私がラーメン食べ歩きをするきっかけになった店です。当時、吉田家しか知らなかった私が初めて東京で食べたラーメンが土佐っ子のラーメンでした。とんこつ醤油ラーメンを吉田家で初めて知った私が更に背脂チャッチャ系ラーメンを知った瞬間でした。その背脂がチャーシューのような甘辛い味付けでえも言われぬ美味さだったのを今でも鮮明に覚えている。その後、土佐っ子は閉店。跡地に環七頭下橋ラーメンがオープン。同じようなラーメンを出しているのであるがイマイチあの時の感動は薄かった。その後、池袋の環七土佐っ子ラーメンや平太周などの暖簾分け的な店も食べてみたのだが、あの時の感動はなかったのだった。
私は最近、土佐っ子と同じような味で感動出来る店が見つかったら、食べ歩きを止めても構わないと考えることがある。もう一度、あの味を食べてみたい。
当時、土佐っ子を訪れた時、店主と思しき男性は30代前半で結構イケメンの甘いマスクを持った店主だったと記憶している。そして前述のHPには店主は「昭和41年生まれ」と言う記述があるのだ。この記述にググッと来てしまった私は「あの時の店主に違いない!」と勝手な妄想が次第に大きくなっていたのだった。
話を戻そう。
現地は狭い路地にあるため車で行く事は不可能である。仕方なく練馬駅の近所にある公共の駐車場に入庫後。住所を頼りに店を探した。
駅の近くには商店街が広がる。電柱の住所地表記を頼りに足を進めた。
数十分後、店を発見。開店1時間前の店はまだやっていなかったが中に人影が見える。間違いなく営業はするようだ。仕方なく前述の商店街に戻り、パチンコで時間を潰した後、再び店へ向かった。
「いらっしゃい」
店主の顔に見覚えはなかった。あの時の店主ではない。しかしだ。当時の味が供されるならそれでいい。本音を言えばあの店主に再び巡り合いたかったが。
開店直後の店に客はいなかった。オーダーは口頭。練馬ラーメン玉子をオーダーした。
調理台は多少見づらいが厨房観察。今回の作り方が非常に変わっている。丼に入る物の順番は醤油ダレ、背脂、麺、スープ、具材、背脂、ネギ、胡椒である。おかしくないか?普通なら醤油ダレ、スープ、麺、具材、背脂、ネギである。特に背脂が2回入るのには驚いた。
そしてラーメンがやって来た。表面にビッシリと散りばめられた背脂はまるで雪原の如く真っ白である。あの時のラーメンは背脂自体が甘辛い味を持っていて、多少茶色い色をしていたと記憶している。この白が私をガッカリさせる。早速スープをすすった。
背脂と共にすするスープは何とも薄味である。2口ほどスープをすすっていると厨房から店主が一言。
「底の方から麺ごと、かき回さないと味がしないからね」
何だか昼間に同じようなことを言われたような気がする。言われるがままに麺を底からひっくり返すように引き上げると醤油ダレに漬かったような濃い茶色をした麺が出て来た。
『うわぁ、塩っぱそう…』
醤油の香りが一気に立ち上がる。おもむろにその麺をすすってみる。意外にも背脂が一緒に絡みつき、塩っぱいと言う印象はそれほどない。ベースのスープはとんこつをベースにしたものである。
麺は中太ストレート麺。かん水の量、加水率共には標準的な印象。麺が丼に投入されてからの工程が多すぎで多少ダレたような食感。特に2回目の背脂は入念に振られているので、麺がスープに漬かっている時間が長いのも原因ではないだろうか。
具はチャーシュー、味付玉子、半身の味付玉子、メンマ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味玉はデフォルトで半身が付いているようだが、私達のオーダーしたのは玉子付きなので更に1つ付いている。ハードボイルドタイプのものだ。
店を後にした時、実兄が言った。
「食べ歩きはまだ続きそうだな」
今回もあの時の味ではなかった。あの時の味を求めて私の食べ歩きは更に続くのであった。
東京に何度となく足を運んだ私達だが、練馬は実は初めてである。何故かって?それは単に美味いラーメン屋の情報がなかったからです。
何故今回、練馬にいるのか?その話をするには先週の話から始めなければならない。
先週のこと。
自宅で久しぶりにネットを見ている時のことであった。土佐っ子の味を継承したラーメンが練馬の地にあると言う内容を発見した。ググるとHPもあるので早速行ってみると、そこにはその店主が開業するまでの歴史が掲載されていた。
話が判らない人も多いと思うので解説します。「土佐っ子」と言うのは私がラーメン食べ歩きをするきっかけになった店です。当時、吉田家しか知らなかった私が初めて東京で食べたラーメンが土佐っ子のラーメンでした。とんこつ醤油ラーメンを吉田家で初めて知った私が更に背脂チャッチャ系ラーメンを知った瞬間でした。その背脂がチャーシューのような甘辛い味付けでえも言われぬ美味さだったのを今でも鮮明に覚えている。その後、土佐っ子は閉店。跡地に環七頭下橋ラーメンがオープン。同じようなラーメンを出しているのであるがイマイチあの時の感動は薄かった。その後、池袋の環七土佐っ子ラーメンや平太周などの暖簾分け的な店も食べてみたのだが、あの時の感動はなかったのだった。
私は最近、土佐っ子と同じような味で感動出来る店が見つかったら、食べ歩きを止めても構わないと考えることがある。もう一度、あの味を食べてみたい。
当時、土佐っ子を訪れた時、店主と思しき男性は30代前半で結構イケメンの甘いマスクを持った店主だったと記憶している。そして前述のHPには店主は「昭和41年生まれ」と言う記述があるのだ。この記述にググッと来てしまった私は「あの時の店主に違いない!」と勝手な妄想が次第に大きくなっていたのだった。
話を戻そう。
現地は狭い路地にあるため車で行く事は不可能である。仕方なく練馬駅の近所にある公共の駐車場に入庫後。住所を頼りに店を探した。
駅の近くには商店街が広がる。電柱の住所地表記を頼りに足を進めた。
数十分後、店を発見。開店1時間前の店はまだやっていなかったが中に人影が見える。間違いなく営業はするようだ。仕方なく前述の商店街に戻り、パチンコで時間を潰した後、再び店へ向かった。
「いらっしゃい」
店主の顔に見覚えはなかった。あの時の店主ではない。しかしだ。当時の味が供されるならそれでいい。本音を言えばあの店主に再び巡り合いたかったが。
開店直後の店に客はいなかった。オーダーは口頭。練馬ラーメン玉子をオーダーした。
調理台は多少見づらいが厨房観察。今回の作り方が非常に変わっている。丼に入る物の順番は醤油ダレ、背脂、麺、スープ、具材、背脂、ネギ、胡椒である。おかしくないか?普通なら醤油ダレ、スープ、麺、具材、背脂、ネギである。特に背脂が2回入るのには驚いた。
そしてラーメンがやって来た。表面にビッシリと散りばめられた背脂はまるで雪原の如く真っ白である。あの時のラーメンは背脂自体が甘辛い味を持っていて、多少茶色い色をしていたと記憶している。この白が私をガッカリさせる。早速スープをすすった。
背脂と共にすするスープは何とも薄味である。2口ほどスープをすすっていると厨房から店主が一言。
「底の方から麺ごと、かき回さないと味がしないからね」
何だか昼間に同じようなことを言われたような気がする。言われるがままに麺を底からひっくり返すように引き上げると醤油ダレに漬かったような濃い茶色をした麺が出て来た。
『うわぁ、塩っぱそう…』
醤油の香りが一気に立ち上がる。おもむろにその麺をすすってみる。意外にも背脂が一緒に絡みつき、塩っぱいと言う印象はそれほどない。ベースのスープはとんこつをベースにしたものである。
麺は中太ストレート麺。かん水の量、加水率共には標準的な印象。麺が丼に投入されてからの工程が多すぎで多少ダレたような食感。特に2回目の背脂は入念に振られているので、麺がスープに漬かっている時間が長いのも原因ではないだろうか。
具はチャーシュー、味付玉子、半身の味付玉子、メンマ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味玉はデフォルトで半身が付いているようだが、私達のオーダーしたのは玉子付きなので更に1つ付いている。ハードボイルドタイプのものだ。
店を後にした時、実兄が言った。
「食べ歩きはまだ続きそうだな」
今回もあの時の味ではなかった。あの時の味を求めて私の食べ歩きは更に続くのであった。
