ウマい!!
あおいてい
【移転】葵亭

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間19:00~2:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚31'20.5''
E139゚25'46.7''
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最寄駅
取材日2005/05/29その他の情報...

メニュー

ラーメン+半熟煮玉子+のり
700円
ラーメン
600円
たまごラーメン
650円
のりラーメン
650円
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土曜日から日曜にかけて一泊でテニスサークルの親睦会と言う予定の私。土曜日は完全に一日潰れることになりそうだ。そう考えると日曜しか私に残された取材日はない訳である。色々と忙しいです。管理人です。
そんなテニスの親睦会も日曜の昼にはお開きとなった。前日から焼肉パーティーで盛り上がり、肉を嫌と言うほど食った。買いすぎた肉を消費するために朝飯にまで肉が出た。そのまま焼肉だと朝からかなりヘビーな朝食なので後輩達が色々と手を尽くし、味付き焼肉のタレを洗い流し、冷しゃぶ風にアレンジしたり、調味料が醤油、焼肉のたれ(エバラ)、ごまドレッシングしかない中でよくあそこまでメニューを考えたものだと感心しながらの朝食だった。
解散後。実兄と合流した私。目的は勿論ラーメン以外は考えられないラーメンバカ兄弟であった。
「どこへ行く?」
実兄は相模原市にある「葵亭」と言う店に行きたいと言う。しかし、営業が夜の7時からと言う事で開店までは4時間以上ある。仕方なく「神奈川の繁盛店」と言うラーメン本をパラパラと(めく)る実兄。私は取りあえず神奈川を目指して箱根へを進路を取っていた。
箱根の頂上を越えてなお、目的地の決まらない私達。そんな時、実兄が変なことを言いだした。
「稲城市って何処だ?」
神奈川県に稲城市なんてあっただろうか?見ている本が「神奈川の繁盛店」だけに益々判らなくなった。
よく見るとそれは東京都だった。東京都稲城市。間違いなく多摩地区と呼ばれている界隈であることが容易に判った。
その店を「虎心房」と言う。白濁したスープでルックスは悪くない。ちょっと遠いが夜の取材だったのでまだ時間もある。稲城市に進路を変更した。
出発から2時間半。所々に山が見えてきた。東京都でも関東平野からは大きく外れたこの辺りはのどかな田園風景も珍しくない。私も実兄も昔取材した池谷精肉店@あきる野市以来の多摩地区である。
店は矢野口と言う駅の周辺にあると本には書いてあった。しかしだ。それらしい店が見当たらない。
「電話してみるよ」
ラーメン本に掲載されている番号をプッシュ。電話の声は恐ろしい現実を告げていた。
『お掛けになった電話番号は現在使われておりません…』
がちょーん!やっちまった。稲城市でリカバリーなんて不可能であろう。時間は既に7時少し前だった。
「最初に言っていた葵亭に行ってみよう」
重い足を引きずるように葵亭に向かう二人。稲城市にももう二度と来る事もないだろう。
これまでの道のりを戻るようなルートでカーナビは私達を(いざな)った。小一時間ほど走った頃である。葵亭が見えてきた。店先に駐車場の位置を示す張り紙があったのでその指示通り進むと少し離れた所に専用駐車場があったので入庫後、店までは徒歩で向かった。
店内はL字のカウンター席に安っぽい折りたたみ椅子が8席と言う小ぢんまりした印象。体格の良い店主が一人で切盛りする。オーダーは口頭。ラーメン、半熟煮玉子、のりをオーダーした。
スープは小鍋に移してから加温していた。私は見ていなかったのだが3種類の容器からそれぞれ一杯づつスープを小鍋に移していたと言う。麺茹でには深ざるを使用しているのだが、背の高い寸胴をこれまた高い位置にあるコンロにセットしてあるため、麺を茹でている姿は何故か寸胴を(のぞ)き込むような形でされていた。何だかやりにくそうである。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
おっ!久しぶりにヒットの予感!げん骨や野菜を中心にしたスープだと書いてあったのだが、鶏ガラや鶏脂を連想させるような鶏の旨みを感じた。滑らかで舌にマッタリと絡みつくそれは多少の粘度も称える逸品。脂が持つ甘さを感じ、とても充実感のあるスープである。このスープは久しぶりに旨い。
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は若干控えめ。加水率もそれほど高くない印象を持った。ちなみに自家製麺であると書いてあった。
具はチャーシュー、ネギ。そして別注の半熟煮玉子とのり。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。そこそこの厚みがありしかも柔らかい。煮玉子は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは穏やかである。
結局、この葵亭に着くまで5時間を有してしまった訳だが、仮に5時間かかったとしても再食してみたいと思わせる一杯であった。こう言う出会いが私を更なる食べ歩きに邁進させるのである。

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