魚介系スープの新たなアプローチ
らーめん ふくみみ
【閉店】らーめん 福耳

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:00(火~日)
17:30~21:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚29'06.6''
E139゚37'39.3''
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最寄駅白楽駅(東急東横線)
取材日2005/05/04その他の情報...

メニュー

らーめん
580円
ちゃーしゅーめん
780円
めんまらーめん
680円
のりらーめん
630円
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今年のGW東京ラーメンツアーも最後の店となった。
私達は東京を脱出し、静岡への帰路として神奈川へ立ち寄った。場所は六角橋。六角家、葉隠など競合ラーメン店が凌ぎを削るラーメン激戦区である。
この地に新たな新店がオープンしたことを知ったのは「神奈川県内ラーメンの繁盛店」を言う本である。
福耳というその店はとんこつ醤油のスープを出すと書いてあるが、そのスープは今までのとんこつ醤油とは違うらしい。
余分な油を取り除き、干し貝柱、アサリの旨みを閉じ込めたスープだという。早速取材を開始した。
久しぶりの六角橋界隈。昔に比べるとコインパーキングの数も増え、停め易くなっている。店から一番近いコインパーキングへ入庫。開店時間の20分前に到着してしまった私達は車の中で開店を待った。
車の中のTVでは夕方のニュース番組がやっていた。尼崎の列車脱線事故や静岡県警のヘリ墜落事件など嫌なニュースで賑わう。
そしてオープン5分前。店に向かって歩き出した。入庫前、車窓から店を確認したのであるが、何せGWである。臨時休業などという店もある。オープン前の店を見ただけではオープンする保証もない訳である。
店は相変わらず暖簾が出ていない。店の前を通過しながら店内を覗くと店主と思しき人影が見えた。これだけでもオープンするとは限らない。明日の仕込みしているだけかもしれないし…
「店主にやるかどうか聞いてみるか?」
実兄からの提案だった。そう言うと実兄は店に向かって歩き出し、店内を窺いはじめた。私も後を付いて行くと店主が出てきて丁度オープンするところであった。
当たり前だがオープンしたての店に先客はいない。店主と思しき若者と私達。店内はカウンター席のみ。適当な席に陣取った。オーダーは口頭。のりらーめんをオーダーした。
厨房が目の前と言うビューポジションとしては申し分ない位置に座っている私達。調理台に用意された丼に醤油ダレが注がれ、タッパーから細かく刻まれたチャーシューと思しき物が入れられた。注がれるスープの乳化度合はほどほど。そして麺茹でには深ざるが使用されている。高い位置まで上げられた深ざるから湯が滴り落ち、その雫が出なくなった頃、一気に急降下。力強い湯切りである。
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
当たり前なのかも知れないが前述の本の通りの味がする。ベースのスープは非常にアッサリしたものでげん骨、鶏ガラを適度に炊き出したもの。干し貝柱、アサリを柱とした魚介系の風味は現在主流になっているWスープ系の味とは一線を画すものだ。私自身は特にアサリ出汁の風味を強く感じた。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量は多少多め。加水率は標準的な印象を持った。大橋製麺謹製。茹で加減もコシを残した茹で加減で好印象。シコシコとした食感。アッサリしたスープをシッカリと絡め取る。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の焼豚。風味が良く適度な歯応えがあり美味。メンマは大振りなカットでシャキシャキした歯応え。ネギは油に通してあるようでネギ独特の辛みのある臭いが無く、甘味を称えた逸品。アッサリスープに適度なコクを与える。
久しぶりの六角橋。帰り道に六角家の前を通ったが客で一杯であった。そして昔取材した知ったかぶりのブタが移転していた。こちらも盛況のようだ。
この激戦区にあって世の中のWスープに一石を投じる形で挑戦する今回の店。これからの奮闘が楽しみである。

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