ヌルヌル…
たかさごや ほんてん
たかさご家 本店

photo

SHOP DATA
住  所神奈川県横浜市南区高砂町1-5 ストックマンション高砂家1階
電話番号045-241-8290
営業時間11:00~3:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター14
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚25'50.0''
E139゚37'29.5''
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最寄駅吉野町駅(市営地下鉄線)
黄金町駅(京浜急行本線)
取材日2004/11/27その他の情報...

メニュー

ラーメン+味付玉子+のり
750円
ラーメン
600円
ラーメン 中盛
700円
ラーメン 大盛
800円
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今日、東京都内でラーメン取材を敢行した。
いつもの私の場合、実兄と行く訳だが今日はちょっと違う。その顛末(てんまつ)は同日のたけちゃんにぼしらーめんの取材記に掲載したのでこの場では割愛したい。
そんな訳で東京からの帰り道。勿論ラーメンに決まっている。だって折角東京まで来ているんだもん。
しかし、一人で都内でラーメンって言うのも何だか(わび)しいものだ。そんな訳で早速都内を後にした私は神奈川へ入った。勿論、ナビには既に目的地をセットして…
昼は代々木駅周辺のラーメンを探訪した。都内の取材は渋滞との戦いである。通し営業ではない店の場合、昼の営業時間に間に合わないとかなりブルーである。そんな時のために都内の取材の場合、通し営業の店をリカバリーに用意する場合が多く。
今回も「黒田家」と言う家系の店をリカバリーに考えていたが杞憂(きゆう)に終わった。
そんな訳で今日の締めは家系で締めたいとずっと決めていたのだった。
話は少し反れるが先日、町田市にある町田家と言う店を取材したのを覚えているであろうか。その取材記の中で町田家は「たかさご家系列」の店であると紹介した。出汁が良く出ているのが特徴で昔、いっぱつ家と言う店であまりのコッテリに腹がやられた事さえある。しかし、基本的にコッテリ好きな私は好みの系列である。
その「たかさご家系列」の正に総本山が今回取材したたかさご家本店である。
店の近所に到着した私は駐車場を探した。前方にコインパーキングを発見。空きもあったので入庫した。
早速、ナビの画面を見て店を確認すると何と道を挟んだ前方に店があった。これにはちょっと驚いた。早速店へと急いだ。
夕方6時過ぎの店内に客はいなかった。少し不安が過ぎる。店内に入ると所謂獣臭が鼻腔をくすぐる。オーダーは食券制。ラーメン、味つけ玉子、のりをオーダーした。
券売機に一番近い席に陣取った私。厨房は店の中央にあるため厨房観察をするには若干遠い。
店は中年の男女2名で切盛りする。この店、営業時間が妙に長い。朝の11時から真夜中の3時までの16時間営業。当然のことながら店員は途中で入れ替わる。調度私がラーメンを待っていると入れ替わりの店員がやって来たところだった。何だかコンビニみたいな店だ。要するに何が言いたいかと言えば、時間帯で作り手が変わると言う事なのだ。これってどうなんでしょう。店の味を複数の人間で守るって言うのは。何だか商売に走っているような感じで個人的にはあまり良い印象を持てない。
某ラーメン店では作り手が外人さんでしかも何だかオペも滅茶苦茶と言うまことしやかな話も耳にしている。バイトと言うか任せっぱなしと言うか。「経営者出て来ーい!」な気分になるらしいのである。
 
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
今までの系列の総本山でありながら、とんこつ感はダントツで薄い。スープ表面には鶏油の層も見受けられ、コッテリしてはいるのだが、ベースのスープにとんこつ独特のコククリーミー感がないのには閉口した。肝心の鶏油も無味で町田家などで感じた鶏油独特の甘味がない。ラードをそのまま飲まされている印象だ。事実、後半になって鶏油を飲みきると出汁の薄っぺらさが更に加速する。入店時の獣臭にそれなりの期待をしていただけに残念でならない。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的な印象。加水率は気持ち高めの印象を持った。この麺がまた何とも緩い茹で加減。もう少し硬茹での方が好みだ。湯切りは未確認。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味つけ玉子。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。海苔はスープに溶けにくいタイプを使用しているのは良いが、鶏油が無味だけに油まみれの海苔に変貌する。最後の方は無理矢理スープの中に海苔全体を漬けたのだが、鶏油だけが付着する様は徒労を予感させる。案の定、食した海苔はヌルヌルした感触で嫌悪感さえ覚えた。唯一の救いは味玉。これは黄身がトロトロのタイプで私好み。味つけも良好である。
店主には店を、そして味を守る義務があると私は考えている。対価を支払って態々(わざわざ)食べに来ているのである。商売に走るのも勿論結構ではあるがもう少し誇りを持ってラーメンを出して欲しいものである。

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