味に対する感性が合っているようだ。
たけろくすけしょうてん
【閉店】竹麓輔商店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~21:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター7 テーブル20
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚15'06.2''
E139゚09'42.1''
地図を見る
最寄駅小田原駅(JR東海道本線)
小田原駅(JR東海道新幹線)
小田原駅(小田急小田原線)
小田原駅(伊豆箱根鉄道大雄山線)
取材日2004/11/13その他の情報...

メニュー

濃厚とろみそ味玉+のり
1050円
濃厚とろみそ味玉
950円
濃厚とろみそチャーシュー
1050円
濃厚とろみそバターコーン
1050円
more...

昨日のこと。
大雨の影響でJR東海道線が朝から運行を見合わせている。確か前にもこう言うシチュエーションがあった。6月の最終日のことだ。
その時は2時間、駅で待ったが運行再開の見込みが立たず、突然の休日になった。昼の1時頃に雨脚(あまあし)が弱まりやっぱラーメン取材をしたのを覚えている。
しかし、今回は1時間で運転再開になった。勿論、電車の中では立ちっぱなしである。終日ダイヤは乱れ、帰りの電車も立ちっぱなしであった。前後左右に揺れる電車の中での立ちっぱなしは結構キツくて、私の体力を奪っていく。家に着いた私は夕飯の後に落ちた…
そして今日は土曜日。朝からテニスの予定が入っている。昨日の疲れは腰にきている。歳を取ったものだ。3時間のテニスを終えた頃、何だか足腰共にボロボロだ。先週のソフトボール大会の疲れがやっと()えたと思った矢先だけにラーメン取材の気力も失せ始めている。
「近場にするか…」
そんな事を考えた私は先日購入したYW(ヨコハマウォーカー)に掲載されていた「小田原ラーメン宿場町」に新店が入っている情報をキャッチしていた。
その新店は竹麓輔商店である。ラヲタなら知らない人は居ないだろう。あのむつみ屋を作り上げた人物である。私は味噌ラーメンはあまり得意ではないのだが、むつみ屋の味噌は大好きである。その竹麓輔氏の名前を冠に据えた屋号を持つ店なのだ。期待が膨らむ。私も名前だけは知っていたが未食である。どんなラーメンが出てくるのか?むつみ屋とはどの程度違うのか?興味深々である。
場所は小田原という事で箱根を越える訳であるが、箱根新道の工事渋滞はどうなっているのであろうか?箱根の頂上を越え、箱根新道に入るとVICSの情報が飛び込んできた。やはり渋滞しているようだ。このまま行ったら確実に渋滞に巻き込まれる訳で、それに手を(こまね)いている私ではない。箱根新道の途中からターンパイク方面へ進路を変え、ターンパイク経由で小田原へ降りた。ターンパイクの難点は料金が高いと言うこと。箱根新道が250円であるのに対し、ターンパイクは700円である。私も最終手段として利用する他はあまり利用したことがない。
ターンパイク自体は非常に空いていて程なくして小田原に到着した。いつものコインパーキングへ入庫後、店までは徒歩で向かった。
施設内に入ると昔「鹿まる」があった場所に竹麓輔商店はあった。到着時間が昼時を大きく外した午後2時過ぎだったため施設内は閑散としていた。やはり竹麓輔氏の店なので味噌を食すことにした。オーダーは食券制。濃厚とろみそ味玉、半ライスをオーダーした。券売機にはのりトッピングのボタンはなかった。
店内に入るとどこか懐かしいと言うか見慣れた店内。当たり前だが内装は変えていないようだ。と言うかどの店に入ってもそれぞれの特色がある訳ではなく、同じような壁、同じような席の配置をしている。カウンター席に促され、食券を渡した。食券は半券を残す形のシステムに変更されたようだ。先週の極一取材記で調度、半券の話をしたばかりであるが、良い方向に改善されている。
テーブルに備え付けのメニューを見ると「海苔」のトッピングがあると言う。店員のネーちゃんを呼び、追加オーダーした。
店内はやはりと言うか厨房が奥にあり観察は不可能。らーめん宿場町ではいつも厨房観察が出来ない…
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
今回は味噌ということであるが、第一印象として感じるのは味噌味の中に潜む香辛料系の香りである。舌と言うより鼻に訴えかけるような感じだ。唐辛子も多少入っているが舌が麻痺する程の辛さではなく好印象。スープに溶き玉子が仕込まれているようで味噌ダレ自体のあたりも柔らかい。ベースのスープは豚ガラを中心とした印象で豚の油の香りをほのかに感じることが出来た。味噌ラーメンなのだが味噌を全面に押し出した感じではないのが逆に個人的には好印象だ。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量は確実に多め。加水率も高めの印象を持った。コシがあり、プリッとした歯応えで喉越しも良い。濃厚なスープをガッチリ受け止める。スープと麺、どちらが勝っていると言うこともなく非常にバランスが良い。
具はチャーシュー、味付玉子、メンマ、もやし、キャベツ、白髪ネギ、ネギ。そして別注の海苔。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。味玉は味付けが若干甘めである。醤油だけの味付けよりはこちらのタイプの方が個人的には好みだ。黄身の茹で加減も良い。
竹麓輔氏の作り出すラーメンは私の感性に合っているように思える。万人向けに開発しているに決まっているのだが妙にそう感じてしまった。
季節は冬に向かう。味噌ラーメンが美味い季節になってきた。

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