看板に誘われて…
じょうらくてい
【閉店】じょうらく亭

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~13:50(月・水~日)
17:30~0:30(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター8 座敷12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚00'41.3''
E138゚29'20.4''
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最寄駅新清水駅(静岡鉄道)
清水駅(JR東海道本線)
取材日2004/10/29その他の情報...

メニュー

塩チャーシューメン
800円
ラーメン
500円
チャーシューメン
700円
ワンタンメン
600円
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文頭から私の話で恐縮だが去年のこと。
仕事の都合で一年間、旧清水市内で勤務していた事がある。その当時、勤務地から比較的近い(歩いて行ける)ラーメン店を何店か取材した事があったと思います。
そして今年の4月から旧静岡市内の勤務に戻った訳だが実は金曜日だけは未だその旧清水市内の勤務地へ出向いている。
話は少し反れるが明日は会社のソフトボール大会が行なわれる。どう考えてもラーメン取材は出来そうにない。そう考えた私は仕事帰りにラーメン取材をしようと(たくら)んでいた。
今日の仕事も残すところ一時間となった頃だった。携帯にメールが着信した。それは明日のソフトボール大会の順延を知らせるメールであった。私自身も昼休みにネットで天気を調べていたがどうもあまり良い天気ではないようだったのを思い出した。今日はこんなにいい天気なのに…
そうなると会社帰りに態々(わざわざ)取材をする必要もないのだが、昼食にラーメン食べるのを()えて我慢して夜の取材に備えた訳でこのままじゃ引っ込みが付かない。母親に「飯要らない」メールも送信済である。
そんな訳で旧清水市内の勤務先から比較的近いある店を目指した。その存在は勿論前から知っていたし気にもなっていた。客が入ってなかなか繁盛している様子も今まで見てきた。特に私を引きつけるのはオレンジ色の看板。どうも私は黄色やオレンジ色の看板に弱い。何だか美味いラーメンが出てきそうな気がするのだ。まぁ根拠のない考えなのだが… 早速取材を開始した。
店には歩いて行けるので良い。店に駐車場はないが近所にパチンコ屋もあるし時間貸しの駐車場もあるので問題ないだろう。
店は夜の営業がはじまったばかりのようだ。時間は18時を少しだけ過ぎた頃だった。
カウンターと座敷の構成。厨房の良く見える入り口付近のカウンター席へ陣取った。
席に備え付けのメニューを見る。やっぱ根拠のない考えはアテにならない。私好みのラーメンはなさそうだ。こう言う時は決まってチャーシューメンにする私。オーダーは口頭。塩チャーシューメンをオーダーした。
折角厨房が良く見えるポジションにいるのだ。早速厨房観察。
調理台の下が冷蔵庫になっているようなのだが、そこから色々な物を出しては丼の中に入れているのが判る。何だか黒いペースト状の物も入った。何だ?そして極めつけはコショウだ。そりゃ客が振るもんだろう。適量であることを祈った。
スープは中華なべで加熱されてから丼へ。麺は深ざるを使用している。麺と一緒にもやしも同時に茹でているのが判った。
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
久しぶりに使うフレーズであるが最初に感じるのはコショウのアタック感である。最初の一口目は許そう。ズーッと飲みつづけると辛さで舌が麻痺していくのが判る。ベースのスープは豚背ガラ、鶏ガラあたりを炊き出した気持ち濁りのあるもの。動物系のコクはコショウの味でよく判らない。よーく見ると揚げネギも仕込まれている。あの黒いペーストの正体であろう。塩ダレの塩梅自体は良好だ。
麺は細縮れ麺。かん水の量は若干多め。加水率は標準的な印象を受けた。茹で加減が良くシコシコした歯応えは好印象。湯切りもシッカリとされていた。
具はチャーシュー、もやし、メンマ、なると、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。醤油と言うより塩味に近い味付けで個人的には好み。赤身部分の適度な歯応えと脂身の柔らかさが2層のコントラストを織り成す逸品だ。
ラーメンを作り終えた店主は餃子を握っていた。握っておいた物を冷凍しておく店が多い中で今晩販売する分を握っているのであろう。なかなかである。
その数分後の事である。
「カチャ」
電子ライターの着火音だと直ぐ気が付いた。顔を上げると店主が厨房の奥でタバコを吸っていた。そりゃないだろ。こっちは食事中である。確かに距離はある程度あるがもう少しどうにかならないであろうか。
そしてタバコ休憩を終えた店主はそのまま餃子を握りはじめた。
おいおぃ、タバコ吸った後なんだから手ぐらい洗おうよ…

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