麺に自信アリ!
おおさかしおらーめん たりきほんがん
【閉店】大阪塩ラーメン 手力本願

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間18:00~3:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚07'34.7''
E138゚53'56.2''
地図を見る
最寄駅下土狩駅(JR御殿場線)
取材日2004/06/06その他の情報...

メニュー

600円
塩チャーシュー
800円
塩海老
800円
塩海老チャーシュー
1000円
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取材歴

2004/09/20  取材分

文頭から私事で恐縮だが、6月3日~6日にかけて中国の上海へ旅行に出掛けた。会社の創立20周年にあたる今年の行事第一弾として行なわれ社員旅行である。私自身は海外は初めての経験である。それについてはまた後日、多事笑論でお伝えしたい。
中国と言えばラーメン発祥の地である。しかしだ。会社の用意した食事は中華料理が多く、麺料理に至っては皆無である。
しかたがないので自分でその辺で食せば良いのだが、どう考えても不衛生なあの場所で麺をすするのは気が引ける。なにより事前の話として「汚い店で食べたり飲んだりすれば一発で腹がやられる」と釘もさされたのも事実。結局私の上海旅行では麺をすすることはなかった。
社員旅行も無事終了した6日の夜。借りていたスーツケースを近所のダスキン・レントオールへ返却した私はその足であるラーメン店へ向かった。旅行中は中華料理ばかりで妙にラーメンが食べたかったのも事実だ。
話は少しそれるが先日の事。ラーメン紀行掲示板にk1500さんから下土狩駅前に出来たラーメン店の情報が寄せられた。その店の店主は大阪のとあるラーメン店で修行した人物で、店主のお兄さんがカリスマ麺職人「麺哲」@豊中の店主、庄司さん(私は初耳)ということが書き込まれていたのを思い出したのだ。
新店と言うこともあり、また、常連の風さんからも同一の情報が寄せられたりとちょっと気になる店である。
行くのも時間が掛からないので早速取材を開始した。
店は下土狩駅の目の前である。店に駐車場はないが、駅前の町の施設にコインパーキングがあるので入庫後、店へと急いだ。
店内はカウンター席がL字に厨房を囲む構成。入り口部分に妙なデッドスペースがあるのが妙に気になる所か。若い店員2名で切盛りしている店内。オーダーは口頭。塩チャーシューをオーダーした。
携帯にメニューを打ちながら厨房を観察。k1500さんの話では「スープは脇役」とのこと。麺には相当の自信がある訳だが総合して一杯のラーメンを形成している以上、他の部分(スープや具材)にもそれなりの個性がないと、全体としてアンバランスな印象を与えかねない。麺はキッチンタイマーで茹で加減が管理されているように見えた。湯切りもかなりシッカリとされている。麺を扱う姿勢には丁寧なものを感じる。メニューには塩以外は存在しないようだ。
そしてラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
塩ラーメンと言う事でサッパリしたイメージを持ちながらすするスープは良い意味で「やられた感」がある。スープ表面を覆う脂は丸鶏もしくはモミジから抽出されたような印象で、鶏油独特の芳醇なコクはスープ全体に旨味を与える。適度な塩梅に調整された塩ダレもその印象に一役買っているように思える。オイリーな印象は個人的にはイケている。変にしつこい印象もなく、かと言って物足りなさも感じない。創意工夫のされ「名脇役」と言う印象である。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は若干多めの印象。加水率は標準的な印象を受けた。この麺が非常に変わった食感を持っていて、コシと言うよりは弾力に富んでいる。麺の先を歯先で挟み、もう一方を箸で引っ張るとまるでゴムのように麺が伸び、プチンと切れる様はうどんやパスタに近い。しかしかん水が含まれているのでスープが絡んでくる部分はうどんなどには無い食感を与えている。ちなみに硬茹でのオーダーは受け付けてくれない。
具はチャーシュー、メンマ、細切りネギ、のり、ネギ。チャーシューは豚肩ロースの使用の茹で豚。ローストビーフのように中まで火が通る直前で熱を加えるのをやめているようで、食感自体はかなり歯応えがある。
メニューは全体的に高めの設定だが、「それなりの食材を使用している」とのことだった。
静岡県東部にあってこの麺はなかなかお目にかかれない。体験するに値する一杯であった。

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