| ハイレベルな一杯! |
【閉店】菜遊記

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:30~14:00(火~日) 17:00~22:00(火~日) | |||
| 定休日 | 月曜 | |||
| 席数 | カウンター9 テーブル8 座敷10 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚05'55.2'' E138゚51'34.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 沼津駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2004/02/27 | その他の情報... | ||
メニュー
- のりちゃーたま
- 850円
- のりちゃーたま大盛
- 950円
- ねぎちゃーたま
- 850円
- ○どらーめん
- 600円
このサイトにたまに登場する友人T。彼とは良くスノボー(友人Tはスキー)へ出掛ける。
話は少し反れるが先月、会社の後輩とスノボーへ行った時のこと。午前中3時間休み無く滑る彼らに着いて行った。昼食後も一時間ほど滑ったが私も友人Tもヘロヘロだった。
友人Tも私も歳は同じだ。体力的にも同じレベルにある。故に休みを入れるタイミングとかが妙に合うのだ。そんな理由から友人Tとナイターに行く事が多くなった。勿論、ナイターに行く理由も体力的な事で「2時間ほどでお腹一杯」と言うことである。
そんなスノボーの折り、友人Tが一枚の紙切れを取り出した。それは「MYDO」と言う静岡で発行されているフリーペーパーの切り抜きだった。「ラーメン特集」の類のもので静岡県東部のラーメン店が載っていた。
「ほとんど行った事があるなぁ」
そこには松福を初めとする東部の数店が紹介されていた。その中に一つだけ、名前も聞いた事がない店を発見した。
それが今回取材した「菜遊記」と言う店である。ちなみに「西遊記」と言って「堺正章」を思い出す人は歳がかなり逝っている人です。(笑)
店は沼津駅から少しだけ離れた場所にあった。大通りには面しておらず、一本裏に入った場所に店はあった。店の前には幸運にもコインパーキングがあった。早速入庫して店内へ。
店内は若干暗い印象。客は私だけだった。テーブル席で客を待っていた店主が私に気が付いた。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」
それはテーブル席だった。私的には厨房観察をしたかったのでカウンターへ行きたかったが小心者の私は促されるままにテーブル席へ。オーダーは口頭。フリーペーパーに載っていた「のりちゃーたま」と言うラーメンをオーダーした。
厨房観察が直接出来ないので私は五感を研ぎ澄ました。最初に鼻で感じたのは油を熱している時にたつ香り。次に湯切りの音。何度もシッカリと湯切りがされているのが判る。次に聞こえてきたのがバーナーの音だ。プリン状のものの表面にグラニュー糖をまぶし、表面をバーナーで炙って作る「ブリュレ」と言うデザートを作っている工程を何かのテレビで見たことがあるが、その時の音にソックリだ。そして最後に「ジュー」と言う音。昔、やはりテレビで見たのだが何処かのラーメン屋でラーメンの上に大量のネギを乗せ、高温の油をその上からかける事により器から炎が出るパフォーマンス的なラーメンを見たことがある。そのかける瞬間に「ジュー」と言う音がするのだが正にそんな音がしているのだ。
そしてラーメンがやって来た。同時に桜海老の揚げたものと黒コショウが添えられた。店主曰く「お好みで」と言うことだった。早速スープをすすった。
鶏ガラ、野菜、煮干などから抽出された印象のスープは強く炊き出されていて全体的には茶濁したもの。表面にはかつを節のダシ粉が見受けられ、麺屋中川の手法と似ている。ラーメン業界では所謂「Wスープ」と言うのが流行りだが、私はこのストレートにかつを節の香りのするスープは好みだ。多分、寿がきや系の味は懐かしい昔の記憶を思い起こさせるからだろう。添加されている油は前述の熱した油と「ジュー」と言う音の正体だろう。
麺は中太の縮れ麺。加水率は標準的な印象だが、かん水は若干多めの印象を持った。麺の表面がツルツルとして非常に喉越しの良い麺だ。この麺は久々に美味い。コシもシッカリとしているし茹で加減も硬過ぎず柔らか過ぎず絶妙。
具はチャーシュー、味玉、メンマ、切り昆布、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉を使用しているのだが、これが表面がカリッとした適度な歯応えを持つもの。前述のバーナーで炙ったのはこのチャーシューのようだ。そして味玉は黄身はおろか白身までがトロトロのタイプで全体的にプリンのように柔らかい。味付けが薄味で卵本来の味がする逸品だ。
スープ、麺、具材と全てに手間が掛かかり、全てが拘りを持って作られているのが判る。全くの私見だが、この東部地区の個人店では非常にハイレベルなラーメンだと感じた。
帰り際、お会計の際に少しだけ厨房観察。真っ黒に焦げたミルクパンと料理用のバーナーが見えた。
金を払い、おつりを受け取る時、店主に言われた。
「MYDO見て来ましたか?」
図星だった…
話は少し反れるが先月、会社の後輩とスノボーへ行った時のこと。午前中3時間休み無く滑る彼らに着いて行った。昼食後も一時間ほど滑ったが私も友人Tもヘロヘロだった。
友人Tも私も歳は同じだ。体力的にも同じレベルにある。故に休みを入れるタイミングとかが妙に合うのだ。そんな理由から友人Tとナイターに行く事が多くなった。勿論、ナイターに行く理由も体力的な事で「2時間ほどでお腹一杯」と言うことである。
そんなスノボーの折り、友人Tが一枚の紙切れを取り出した。それは「MYDO」と言う静岡で発行されているフリーペーパーの切り抜きだった。「ラーメン特集」の類のもので静岡県東部のラーメン店が載っていた。
「ほとんど行った事があるなぁ」
そこには松福を初めとする東部の数店が紹介されていた。その中に一つだけ、名前も聞いた事がない店を発見した。
それが今回取材した「菜遊記」と言う店である。ちなみに「西遊記」と言って「堺正章」を思い出す人は歳がかなり逝っている人です。(笑)
店は沼津駅から少しだけ離れた場所にあった。大通りには面しておらず、一本裏に入った場所に店はあった。店の前には幸運にもコインパーキングがあった。早速入庫して店内へ。
店内は若干暗い印象。客は私だけだった。テーブル席で客を待っていた店主が私に気が付いた。
「いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」
それはテーブル席だった。私的には厨房観察をしたかったのでカウンターへ行きたかったが小心者の私は促されるままにテーブル席へ。オーダーは口頭。フリーペーパーに載っていた「のりちゃーたま」と言うラーメンをオーダーした。
厨房観察が直接出来ないので私は五感を研ぎ澄ました。最初に鼻で感じたのは油を熱している時にたつ香り。次に湯切りの音。何度もシッカリと湯切りがされているのが判る。次に聞こえてきたのがバーナーの音だ。プリン状のものの表面にグラニュー糖をまぶし、表面をバーナーで炙って作る「ブリュレ」と言うデザートを作っている工程を何かのテレビで見たことがあるが、その時の音にソックリだ。そして最後に「ジュー」と言う音。昔、やはりテレビで見たのだが何処かのラーメン屋でラーメンの上に大量のネギを乗せ、高温の油をその上からかける事により器から炎が出るパフォーマンス的なラーメンを見たことがある。そのかける瞬間に「ジュー」と言う音がするのだが正にそんな音がしているのだ。
そしてラーメンがやって来た。同時に桜海老の揚げたものと黒コショウが添えられた。店主曰く「お好みで」と言うことだった。早速スープをすすった。
鶏ガラ、野菜、煮干などから抽出された印象のスープは強く炊き出されていて全体的には茶濁したもの。表面にはかつを節のダシ粉が見受けられ、麺屋中川の手法と似ている。ラーメン業界では所謂「Wスープ」と言うのが流行りだが、私はこのストレートにかつを節の香りのするスープは好みだ。多分、寿がきや系の味は懐かしい昔の記憶を思い起こさせるからだろう。添加されている油は前述の熱した油と「ジュー」と言う音の正体だろう。
麺は中太の縮れ麺。加水率は標準的な印象だが、かん水は若干多めの印象を持った。麺の表面がツルツルとして非常に喉越しの良い麺だ。この麺は久々に美味い。コシもシッカリとしているし茹で加減も硬過ぎず柔らか過ぎず絶妙。
具はチャーシュー、味玉、メンマ、切り昆布、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉を使用しているのだが、これが表面がカリッとした適度な歯応えを持つもの。前述のバーナーで炙ったのはこのチャーシューのようだ。そして味玉は黄身はおろか白身までがトロトロのタイプで全体的にプリンのように柔らかい。味付けが薄味で卵本来の味がする逸品だ。
スープ、麺、具材と全てに手間が掛かかり、全てが拘りを持って作られているのが判る。全くの私見だが、この東部地区の個人店では非常にハイレベルなラーメンだと感じた。
帰り際、お会計の際に少しだけ厨房観察。真っ黒に焦げたミルクパンと料理用のバーナーが見えた。
金を払い、おつりを受け取る時、店主に言われた。
「MYDO見て来ましたか?」
図星だった…
