思いつづけて早4年。初掲載!マルナカ系の店。
たきした
【閉店】瀧下

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間8:30~12:00(月~水)
8:30~12:00(第1土)
8:30~12:00(第3土)
定休日木曜・金曜・第2土曜・第4土曜・日曜
席数テーブル12 座敷6
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚52'07.8''
E138゚14'40.5''
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最寄駅
取材日2004/08/23その他の情報...

メニュー

ラーメン
450円
ラーメン大盛
550円
チャーシューメン
600円
チャーシューメン大盛
700円

もう4年以上前の話になる。
当時、ラーメン紀行がまだ魔法のiランドと言う簡易HP作成機能で作られていた頃の話だ。
ラーメン食べ歩きも駆け出しだった頃の私はネットで県内のラーメン店を調べまくっていた時期がある。方々HPを見ては、何処のラーメンが美味い、マズいと情報収集に余念がなかった。
その当時、出会ったHPが現在は相互リンク先になっている寸又峡輔さんが管理人をする「手前味噌的ラーメン図鑑」と言うサイトだった。(昔は「ラーメン大好き小池さん」というサイトだったような…) このHPには今も、そして当時も大変お世話になっている。
その峡輔さんが一番のお気に入りとして掲載しているのが今回取材した瀧下という店だった。当時、中部地方のラーメン事情が良く判っていなかった私だが、この瀧下という店は中部地方では有名や「マルナカ」と言う店の暖簾分けだと聞いている。
そのマルナカの特徴を()(つま)んで言えば、かなり日本そばに近いスープであると言うことだった。サッパリラーメンであることが想像できた。
先日、峡輔さんがラー紀の掲示板に来てくださり、夏の休日情報や営業時間の情報を教えて頂いたこともあり、また、私自身が夏休みを取ることが出来た事もあり、4年越しの瀧下への取材をなったのだった。
瀧下の営業時間は尋常ではない。私自身、土曜日の昼時や日曜日の夕方など、2回ほど瀧下を訪れているのだがやっていなかった。実はこの瀧下という店は不定休が多く、朝の8時半から昼前くらいで営業を終了してしまうと言うのだ。休みだと言うのに私はいつのもように6時半に起床し、7時過ぎには車で出発した。しかしだ。8時半に藤枝まで行ってやってないとかなりブルーだし、やっていたとしても8時半にラーメン屋へ一人入っていくのは抵抗を感じた。なので少しゆっくりと車を進め、到着は9時少し前だった。
そんな心配が杞憂(きゆう)であると言うことが現場を見て判った。既に駐車場は満車。近くの空き地にはそれらしい車で一杯。しかも店の前は数名の行列である。朝の9時少し前でこの繁盛振り。しかも初めて営業している瀧下を目の前に私の胸は若干昂ぶっているのに気が付いた。近くに広い駐車場を持つコンビニがあるので入庫後、店まで歩く事にした。
取り合えず行列に並ぶ。実際の入り口とは違う裏口から皆入店している。何故だ?裏口からは厨房が観察できる。初老のご夫婦で切盛りする店内。約10分後、入店する事が出来た。
店内はテーブル席と座敷の構成。年季の入った店内ながらちゃんとエアコンも完備している。ご夫婦共に厨房にいるためオーダーのタイミングが良く判らない。ご主人がこちらを向いた隙のオーダーだった。オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。
店内を観察するとラーメンを食べていない人が多い。回転率があまりよくないようだ。良く見ていると最高で2杯つづしかラーメンを作らない。麺を茹でる寸胴のキャパの原因か?それともそれ以上は作らないと言う店側の主旨だろうか。
壁に掛けられたカレンダーには定休日の日に赤ペンで×印が付けられているのだが真っ赤である。今月は夏休みもあるので仕方がないが31日の内、営業するのはわずかに13日。しかも昼前には売り切れるのだから幻のラーメンである。
席に着いて40分が経過した。やっと私のラーメンがやって来た。早速スープをすすった。
醤油ダレが非常にやさしく、魚系の風味を持つ繊細なスープは非常にアッサリしたもの。朝の9時半から食べるには調度良い。鶏ガラも使用しているように見えるが動物系のコクはあまり感じられない。本当に日本そばのイメージのスープだが、日本そばと決定的に違うのはみりんを使用しているようなあの独特の甘味はない。この味は賛否が分かれる味だろう。
麺は平打ちの細麺。かん水の量は標準的な印象。加水率は若干低めの印象。茹で加減はかなり柔らかめ。麺自体はスープの馴染みが良い。
具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。歯応えのあるもの。味付自体はやはりやさしい。
全体的に上品なラーメンである。特にスープは今まで飲んだ事のない味。本格的な食べ歩きをはじめて4、5年経つが久しぶりに「○○の味に似ている」と言うフレーズを使うことの出来ないスープだった。
店主ご夫婦の人柄がそのまま形になったようなやさしい一杯だった。

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