6年越しのリベンジを果す!
らーめんくらぶ ほうらいや
【移転】ラーメン倶楽部 宝来家

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間18:00~3:00(月~土)
定休日日曜
席数カウンター5 座敷8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚40'23.8''
E138゚56'49.5''
地図を見る
最寄駅伊豆急下田駅(伊豆急行線)
取材日2006/10/07その他の情報...

メニュー

ラーメン+味付け玉子+のり増し
900円
ラーメン
700円
チャーシューメン
900円
塩ラーメン
700円
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今回紹介する宝来家の話をするにはだいぶ時間を(さかのぼ)らなければならない。
それは6年程前。まだラーメン紀行がなかった頃の話だ。
当時、HPこそやってなかったが、地図ソフトを使い緯度経度やお店のデータは収集・記録していた。このデータが今日(こんにち)のラーメン紀行の(いしづえ)になっているのは言うまでもない。
世の中には収集癖(しゅうしゅうへき)と言う言葉があるがご多分に漏れず、記録を付けはじめると色々なラーメン屋へ行って記録の内容を充実させたいと考え始めるようになっていた。
ラーメン道のスタートが家系であった私は当時、家系の店を追いかけていた。今では更新されなくなってしまったが現在も閲覧することの出来る家系を扱ったページがある。このページは当時の家系関連のHPの中では群を抜いて膨大な情報量と数多くの方の実食レポを備えていた。Googleで「家系」で検索すると本家である吉村家のHPを差し置いて、トップに表示されるので興味のある方は見てみると良いだろう。
当時、そのHPで静岡県内で食せる家系として掲載されていたのが吉田家と宝来家だった。当たり前だが吉田家は実食済だったので宝来家を食すと静岡県下の家系は制覇したことになる。(当時は浜来い家、石本家、沼津家などはまだ存在しなかった)
当時、実兄と共にHPに記載されている場所へ行った事があった。下田市吉佐美。下田市の繁華街からは少し外れた場所だった。店はあるのだがどう考えてもそこでの営業は行なわれていなかった。ガッカリしながら帰ってきた覚えがある。
 
その後、ラーメン紀行を立ち上げた訳であるが、宝来家はその存在を宿題店としてズーッと掲載し続けてきた。
 
あれから6年。
相互リンク先の「ラーメン食うぞ!」の管理人である次郎長さんから連絡を受けた。次郎長さんのブログ仲間の方が下田にある家系の店の実食レポを掲載したと言う内容であった。この話を聞いた時、私はピンと来た。
『間違いない!宝来家だ!』
そのブログを見に行くと案の定、宝来家の事が記載されていた。店の場所が当時行った所と違う。どうも移転したようだ。宝来家の情報はネット上でも非常に少なく、私自身も諦めかけていた所だった。
 
そして本日。当時、私に吉田家を教えてくれた友人Iと夕飯を共にすることになり、夕方6時過ぎから下田へ向けて出発したのであった。
2時間後。現地に到着。駐車場がないので近所のコインパーキングへ入庫後。店までは徒歩で向う。
店内はカウンターと座敷と言う珍しい構成。座敷は既に満席だ。カウンター席へ陣取った。オーダーは口頭。ラーメン、味付け玉子、のり増しをオーダーした。
調理台は見えないが厨房観察は可能。丼に注がれるオイルは鶏油と呼ぶには色が透明で香油に近い物であろうか。スープはオーダー分を中華なべに移し、加温してから提供するスタイルを取っているようだ。
友人Iが雑誌か何かを取りに行くようで席を立つ。そして戻って来たその手にはA4の紙のような物が握られていた。それは前述の次郎長さんのブログ仲間の方がやっているブログを印刷した物だった。ここの店主が印刷したものか、それとも常連の方が印刷して渡した物であろうか。
そしてラーメンがやって来た。早速、スープをすすった。
げん骨、豚背ガラ、鶏ガラなどから抽出されたであろうスープは乳化度合は高いがライトな印象のスープである。スープ表面のオイルの量は少なめで全体的はアッサリした印象である。醤油ダレは穏やかに効かせてある。
麺は中太ストレート麺。橋本製麺謹製。同市内にある製麺所のようだ。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を持った。加水の高いそれは所謂ザラつき感がなく、ストレート麺なのも相まって喉越しの良い麺である。味付け、コッテリ感共にライトなスープにはこの位の太さが丁度良い。茹で加減も申し分ない。
具はチャーシュー、もやし、のり、玉ねぎのみじん切り。そして別注の味付け玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。非常に小振りである。味付け玉子は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。ポソポソ感はない。味付けはシッカリとされている。
具のラインナップから見ると家系の具材からは大きくかけ離れているが、スープ自体は家系の風味を色濃く残した物で逸脱感を感じることはなかった。
6年越しのリベンジを果たし、遣り残した夏の宿題が終わった時のような清々しい気分で店を後にした。

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