「クラムチャウダー」のようなスープ。
するがらーめん
【閉店】駿河ラーメン

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~15:00(月~水・金~日)
17:00~21:00(月~水・金~日)
定休日木曜
席数カウンター3 テーブル7 座敷7
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚05'28.3''
E138゚51'29.6''
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最寄駅
取材日2003/10/13その他の情報...

メニュー

ラーメン
450円
モヤシラーメン
550円
ワンタンメン
550円
ワカメラーメン
550円
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先日、「こぐま」と言う店で「牛乳ラーメン」と言うラーメンを食したことを皆さんは覚えているであろうか?
あの日は台風10号が来ていて、エラいことになっている中でラーメン屋まで行ったのをこれを書いていて思い出した。
話は少し反れるが、体育の日を含めた3連休。私は会社のテニスサークルの旅行で伊勢志摩方面へ行ってきた。楽しかったが伊勢志摩でラーメンを食す時間はなかった。(団体行動だから…) 旅行は確かに楽しかったが、ラーメン取材が出来ていないことだけが心残りだった。旅行は1泊2日なので1日はラーメン取材を行うことが出来る。
そして今日は月曜日。体育の日ある。しかし、外は朝から荒れ模様で雨風が台風並である。こんな日に神奈川の方へ行くのも…と考えはじめていた。近場であまり行きたい店もないのだが、そんな時にある一軒の店が頭に浮かんだ。それが今回紹介する駿河ラーメンと言う店だ。
この店は県内の新聞社が発行しているグルメ本に載っていた店である。この本に紹介されているラーメンが正に「牛乳ラーメン」なのである。(長い前置き…)
「こぐま」の牛乳ラーメンを知る遥か昔から知っていた。しかし、店構えがかなり怪しいのでついつい先延ばしになっていた店でもある。こぐまの牛乳ラーメンの一件で「ラーメンに牛乳=イケる」と考えはじめている私は早速店へ向かうことにしたのだ。
店には駐車場があるらしいのだが良く判らないので近場のパーキングへ入庫後、店まで歩くこととした。
先ほども記したが今日は雨風が大変強い。横殴りである。こんな日にウロウロとラーメンを食べに行く奴はそうは居ないだろうと自分でも思った。
店に到着し、店の戸を開けると、「こんな日にウロウロとラーメンを食べに行く奴はそうは居ないだろう」と考えている人が私だけではないことに気が付いた。その店の店主である。
店内は少しばかりのカウンターとテーブル、そして座敷があるのだが、店主は座敷に寝そべり、新聞を読んでいた。私の入店にビックリした様子で「スクッ」と起き上がると「いらっしゃいませ!」と厨房へさがって行った。
誰も居ない店内。客は私だけだ。カウンター席に座れば厨房も見れるのだが、あそこへ行く勇気は私にはない。メニューの良く見えるテーブル席へ座った。オーダーは口頭。もちろん牛乳ラーメンをオーダーした。
厨房は観察出来ないのでメニューを打っていると、「みそラーメン」「味噌」「味増」になっているのに気が付いた。「味が増す」と書いて「みそ」と読ませるのは策略か?それとも間違いか?
数十分が経過しただろうか。私のラーメンを作っているだけの割には時間がかかっている。
「お待ちどうさまでした」
奥さんと思しき女将さんが持ってきてくれた。そして一言。
「雑誌か何かをご覧になって来られたのですか?」
「はぁ、そんなところです」
何か読まれている感じだ。と言うか客層として私は珍しいのかも知れない。
何はともあれ早速スープをすすった、
こぐまのそれとの比較になるが、第一印象としては同じようなイメージ。しかしである。こぐまのそれを「乳脂肪の塊」と表現したのに対し、こちらは具材の内容から旨味成分を強く感じた。それは具材のラインナップに依存している部分が大きく、具材としての白菜、あさり、ホタテなど旨味の強い素材とのコラボレートによるもの。「牛乳とバター」は同じだが、こちらの味を一言で表現すると「クラムチャウダースープ」と言う印象が強い。貝類の出汁が効いている。牛乳のコクやバターはやや控え気味なのが逆にそのようなコクを呼び出しているようだ。
麺は細縮れ麺。かん水の量は多めの印象だが、茹で加減は若干柔らかめ。スープが多少はコッテリしているが、絡みが弱い。若干、麺が勝っている印象を持った。
具はあさり、ホタテ、海老、白菜、人参、ブロッコリー、きくらげ、メンマ、ネギ。白菜や人参は予め炒めてあるらしく、その時に使用する油も軽いコクを演出しているようだ。単なる温野菜ではない所が良いと思う。
食べ終わり、女将さんがお会計をしている時、また話し掛けてきた。
「どうでしたか?」
味についてだろう。正直に「クラムチャウダーのようなスープで美味しかったですよ」と答えた。
女将さんは首を傾げていた。「クラムチャウダー」が良く判らなかったようだ。
「まだまだ自信のあるメニューがありますので、機会がありましたらまた寄ってください」
そんなやり取りの後、また台風のような外へと歩き出した。

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