とんこつ専門店とは言っても…
めんや こへい
【閉店】麺屋 小兵衛

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間18:00~2:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター6
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚00'50.1''
E138゚29'28.9''
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最寄駅新清水駅(静岡鉄道)
取材日2003/04/16その他の情報...

メニュー

ラーメン
580円
チャーシューメン
780円

今年の4月1日。静岡県の県庁所在地である静岡市と「清水の次郎長」で有名な清水市が合併して「新静岡市」が誕生したのをご存知であろうか?静岡県民の方なら知っている方も多いと思うが、他県の方にはなかなか知られていないと思います。
そして、ラー紀フリークの皆さんならご存知だと思いますが、私は去年から旧静岡市に勤務している。
そんな私が4月1日から旧清水市内に勤務地が移った。距離は離れても同じ市内に居ることになるちょっと変な感覚だ。
旧清水市内のラーメン店と言えば、今までのラー紀でもあまり紹介されなかった。そもそも旧清水市内はあまり有名店がない。と言うか、私を「オーッ!」と言わせる店がないのだ。
話は少し反れるが昔、フリーペーパーでラーメン店が紹介されていた。その中にある一軒のとんこつ専門店が紹介されていた。
その店は夜しか営業しておらず、なかなか行く事が出来なかった店であった。
しかしである。旧清水市内に勤務地が移った私には絶好の取材の機会が与えられた訳だ。それが今回紹介する小兵衛と言うラーメン屋だ。ちなみに勤務地も店から程近い場所にあるのだ。ラッキー!
勤務を終えた私は、店へと向う事とした。ちなみに営業時間は18時からだ。
店内はカウンターと厨房がやっとあると言った狭さ。カウンター席の50cm後ろは外である。壁がないので狭さは感じないが、冬は寒いだろう。
メニューを見るとラーメンとチャーシューメンしかない。オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。
お冷が出てきたのだが、紙コップで出てきた。紙コップと言っても軟質のプラスチック製で海岸でバーベキューをする時にビールを注ぐような中身が見えるタイプの紙コップだ。紙コップと言えば昔取材した大石家も紙コップでお冷だったが、向こうは更にセルフだし、本当の「紙」だった。こちらは少なからずご主人が出してくれるしので少しはマシか?
寸胴は小振りなものが一つ。この店でこの客足でこの営業時間なら致し方ないか?客は私しかいないので、ラーメンは数分で出てきた。とんこつ専門店と聞いているから、麺は極細麺であろう。
器の中には既に紅しょうが様が鎮座されていた。この辺が専門店を名乗っている割に残念でならない。早速スープをすすった。
スープはとんこつの割にはアッサリしたタイプだが、コクはそれなりにある。獣臭はあまり感じられず、とんこつ感は薄い。多少塩加減の尖った感じが見受けられる。脂は丹念に取り除かれているようでクリーミー感はイマイチ。
麺は超極細麺。通常の九州とんこつに使用されるようなタイプ。茹で加減はあまり硬茹でではない。もう少し硬茹での方が個人的には好みだ。
具はチャーシュー、メンマ、紅しょうが、ゴマ、ワケギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚渦巻きチャーシュー。適度な歯応えは好印象。厚さもナカナカ厚い。紅しょうがは無い方が良い。ゴマとワケギはちょっと多過ぎだ。
前述のフリーペーパーの文章を引用すると、「ラーメン好きの店長がラーメンを食べ歩いて自分が食べたいラーメンを作った、究極のラーメン」とある。この人もラヲタなのね。「ラヲタ=とんこつ=呼び戻しと言う図式をラー紀フリークの皆さんなら想像してしまうだろうが、商売はそうは甘くないのだ。特に静岡はまだまだ醤油ラーメン嗜好が強く、「よび戻し」などを客が受け入れてくれる土壌がない。この程度のとんこつ感に大量のゴマでコクを与え、大量のワケギでとんこつのイメージを作り出している店主の考え方にそれなりに納得をして店を後にしたのであった。

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